浄水器の水漏れ検知器②

この前、ご紹介した浄水器の水漏れ検知器についてお問い合せを頂きました、浄水器のトラブルと言えば先ず思いつくのが水漏れです、浄水器を設置している現場状況によっては深刻なトラブルになる場合もありますので、浄水器、給排水管などのトラブルリスクは出来るだけ小さくしたいものです。

逆浸透膜式の浄水器は一般的な浄水器と異なり、浄水器の内部水圧が高まる構造である事や部品点数が非常に多くなる事から水漏れリスクは高くなると言えます、それだけ逆浸透膜浄水器の取り扱いは様々な配慮が求められます。

浄水器のメンテナンスは単にフィルター交換をするだけではなく、動きの悪くなった部品の交換や、お客様にはいちいちお伝えしていませんが、細かなパッキン、部品の定期的な交換など、弊社が経験上積み上げた社内マニュアルに沿ってメンテナンスを行い、何年目にどの様な部品交換を行ったかを浄水器一台一台の個別カルテに積み上げて行きます。

この様なメンテナンスを積み上げて浄水器の長期保全を図って水漏れリスクが最小となる様にしている訳ですが、かと言って水漏れが絶対に起こらないとは言えません。

そこでご希望のお客様には水漏れ検知器(Leak Detector)の設置をお勧めしています。

水漏れ検知器は浄水器への赤い給水チューブの途中に設置する緊急停止バルブです、バルブの取っ手の下には強力に圧縮された布が置かれています。

水漏れ検知器の近くへ水を落としてみます、圧縮された布が水を吸って何倍にも膨張してバルブの取っ手を押し上げました、この膨張速度が結構速くて初めて見ると少し驚きます、水が触れて1秒くらいで急激に膨張する感じです。この膨張具合なら水漏れ時は確実にバルブを押し上げて浄水器への給水を止める事が出来そうです。

膨張した布を取り除いてレバーを元へ戻せば簡単に復旧出来ます、間違ってジュースをこぼしたりした時も安心ですね。

水漏れ検知器(Leak Detector)を浄水器の給水チューブへ設置する事で万一の水漏れ時に浄水器への給水も停止して水漏れ被害が拡大しない様に備える事が出来ます、これで水漏れリスクは更に小さくなります。小さくなりますが、では水漏れ検知器そのものから水漏れしたら、給水管の根本で水漏れしたら、と考えればリスクがゼロになる事は有りません、ですから浄水器の全体状況を確認しながらの定期的なメンテナンスが重要となります。

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浄水器/アクアカルテック