逆浸透膜浄水器の綺麗すぎる水は体に良くない!?

SN3D0033

「逆浸透膜浄水器の綺麗すぎる水は体に良くないと聞きました」この様なご質問を頂きました。

「逆浸透膜浄水器を使用しているけど、あまり綺麗すぎる水は人間の抵抗力を損なうから良くないといわれました。」

つまり人間は様々な細菌と戦う事に依って免疫を獲得してゆくので逆浸透膜浄水器の純水は体に良くないというのが理由の様です。そもそも日本の水道水には消毒用の塩素が投入されていますので細菌は存在しません。井戸水にしても飲用不可の判定が出るような水で生活する人は少ないでしょうから、飲料水の汚れで免疫力や抵抗力を獲得するのは現実的ではないですし、汚れすぎてはとても飲用に適さないでしょうし、適度な汚れとしても非常に曖昧な話です。

塩素投入による弊害もあるのですが、水道水に塩素が投入されることによって疫病などの蔓延を防ぐ大きな要因になっている事も事実でしょう。

バクテリアが存在しないという点では水道水も逆浸透膜浄水器の純水も変わりがありません。むしろ逆浸透膜の純水は消毒用の塩素が存在しませんから、コップに汲んだ水は時間経過と共に空気中の細菌が落ち、増えて行く可能性があります。

また私の個人的な見解としては病原性のある菌でなければ細菌に対して神経質になる必要はないと考えています、人間の生活環境にはいたるところに細菌がいて、人間と細菌はまさに共存共生しています。例えば病原性の有る大腸菌などが存在するのは問題ですが、納豆、ヨーグルト、チーズなどはバクテリアによって作られた発酵食品です。人体に悪影響の有る物は腐敗、有益なものは発酵と言うことですね。

この様に人間とバクテリアは共生関係にありますし、いくら生活環境を消毒してもバクテリアが無くなる事はありません。逆浸透膜浄水器の純水がいくら綺麗になったところで、ことバクテリアに関しては人間の生活になんら影響を及ぼさないでしょう。

ですが一方で、細菌とかではなく化学的な物質は20年前、10年前には存在しなかった物質が人為的に作り出され水道水に混入しているかもしれません。その様な人為的に作り出された物質に対して抵抗力を持つ事を期待する事は自身の体で実験を行う様なものですから、やはり体内に入れない様にするべきだと思います。

人間は水・食材・空気から体内へ物質を取り込みます、食材は製造者、販売者を信頼するしかありません、空気清浄機で室内の空気は綺麗に出来ても外出しない訳には行きません、でも水は逆浸透膜式の浄水器があれば有害物質を確実に95%以上除去してご自身で安全を管理する事が出来ます。

浄水器のアクアカルテック・ホームページ

By 
浄水器/アクアカルテック