逆浸透膜浄水器は廃棄水が無駄だと聞きました

「逆浸透膜浄水器は廃棄水が無駄になると聞きました。」

確かに逆浸透膜浄水器は浄水を造るときに廃棄水が出ます。アクアカルテックの家庭用浄水器の設定では浄水1に対して2.5~3位の排水量設定にしています。

これは逆浸透膜フィルターが純水を造るために必要な廃棄水の量なのです。

皆さんは浄水器が水を綺麗にするとき、その水の汚れはどこに行くと思いますか、通常の浄水器なら汚れはフィルターに蓄積して行き、いずれフィルターは汚れで飽和してフィルターの浄水能力は失われて行きます。

逆浸透膜フィルターが3~4年と非常に長期間、高い浄水器性能を維持できるのは通常の浄水器と異なり逆浸透膜フィルターに汚れを溜める構造では無いからです。逆浸透膜は分離膜で純水と不純物の含まれた廃棄水に水を分けているのです。


水道水/井戸水などの原水を逆浸透膜フィルターに押し当て、逆浸透膜フィルターを通過した水分子を浄水にして、通過しなかった不純物を含んだ水は廃棄水として浄水器の外へ捨てられて行きます。

逆浸透膜フィルターに水道水/井戸水の全量を通過させようとすると、非常に微細な孔の開いた逆浸透膜フィルターは目詰まりを起こしてしまいます。
水を捨ててしまうのですから”もったいない”とお感じになる方もいらっしゃると思いますがこれは高品質の純水を造るために必要な廃棄水なのです。

もったいないと感じてしまう廃棄水ですが、井戸水でしたらコストの問題はありませんが、水道水の場合は水道料金が発生しますので気になるところです。

逆浸透膜浄水器で毎日10㍑の浄水を造って、25㍑の廃棄水を捨てると考えると、浄水器を通過する水道水は一日35㍑です。1ヶ月の使用量として×30日=1050㍑の水道水となります。1050㍑の水道水の料金は一般家庭なら200円以下だと思います、毎日20㍑の浄水を使ったとしても400円なら問題にすべきコストではないでしょう。

日本の場合は水道水中のTDS濃度が米国などに比較すると低いですから米国よりも排水量を少なく設定しても良いのかなとも考えてしまいますが、排水量を絞れば逆浸透膜への負荷が高まり、逆浸透膜の寿命に影響しますし、システム内の圧力が高まる事を原因としたポンプの損耗、水漏れのリスクも高くなってしまいます。

また逆浸透膜浄水器に使用されている逆浸透膜フィルターの容量、電動増圧ポンプの出力のバランスを考慮して排水量を決める事が、逆浸透膜フィルターの寿命だけではなく、浄水器自体の長期保全についてとても重要な事なのです。

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浄水器/アクアカルテック