業務用浄水器を複数台で使用したい


アクアカルテックの逆浸透膜浄水器システムで一番大きなタイプは時間80㍑の業務用浄水器LC600HP/SEなのですが、大量に純水を必要とする工場などではこのサイズではとても足りないケースがたくさんあります、1日の純水使用量が数トンとかのご相談を頂く事も多いのですが、アクアカルテックカルテックの浄水器ではとても追いつきませんので、本格的な工場プラント設備が必要になってしまいます。

そんな、1日に4~5tの純水が必要と言うお客様、大型逆浸透膜浄水機を取り扱っている日本のトップメーカーに相談すると大変な費用(500万円位)になってしまうのでアクアカルテックの大型浄水器LC600HP/SEを並列に繋いで運用出来ないかというご質問です。

仮にLC600HP/SEを5台購入しても半分以下の費用で出来る計算です。
アクアカルテックの逆浸透膜浄水器LC600HP/SEは時間80㍑、24時間稼働すれば約1920㍑の純水が造れる計算です。でも24時間稼働が続けば間違いなく浄水システムは故障してしまうでしょう。

24時間連続で運転を行う様なシステムは電動ポンプ等がツインシステムになっていいて、交互に運転することで機械負荷を低減します。アクアカルテックの逆浸透膜浄水器はその様な仕組みにはなっていませんから、システムの長期的な保全を考えると2時間稼働して30分休むなど、システムに稼働熱が蓄積しない様な配慮が必要となります。また停止を挟む事で起動時に逆浸透膜フィルターのフラッシュ洗浄は入りますから、逆浸透膜フィルターの目詰まりの抑制効果も期待出来ます。

浄水器が過負荷にならないように運転するには、ホームセンターなどで販売されているプログラムタイマーを使用することで、簡単に浄水器を制御することが出来ます。3~4千円のプログラムタイマーでも8通り位のON/OFFをプログラムさせる事が出来ますので。

9時ON~11時OFF、11時半ON~13時半OFFの様に、2時間稼働させたら30分休ませる動作を一日の中で繰り返させるのです。この様にすれば逆浸透膜浄水機の電動ポンプがオーバーヒートする事を防ぎます。

この質問についてのお答えですが逆浸透膜浄水機LC600HP/SEを2台~4台なら並列に繋いで使用しているお客様がいらっしゃいます、並列運用自体は問題無いと思いますが、大型浄水器を5台、6台となるとアクアカルテックでは経験がありません。

複数台の浄水器を並列運転させるメリットとしては一つのユニットに故障が発生しても、他のユニットでカバーし、その間に修理を出来るので、万一への備えはより安全だと考えられますが、それぞれの浄水器に搭載されている逆浸透膜フィルターの除去率/目詰まり具合などの管理は煩雑になりそうです、一般的には高価でも工業プラント向けの大容量逆浸透膜浄水器で検討された方が無難でしょう。

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浄水器/アクアカルテック