硬い水、軟らかい水、浄水器の水は?

この水は硬いね、これは軟らかい水だね、などとよく水についての感想を耳にします、水が硬いとか軟らかいとか少し判りづらい感覚です、もう少し言葉を多くして表現すると、水以外の味を感じたり、飲んだ後、口内に何かが残るような水が硬い水、飲んだ後、スッキリとした水が軟水と言えるかも知れません。

水の硬度は水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量が多いと硬度の高い水=硬水、量が少ないと硬度が低い=軟らかい水=軟水となります、いわゆるミネラルを多く含む水が硬水、ミネラルの少ない純度の高い水が軟水とされるのが現在の水の硬い柔らかいとなります。

でも水自体が硬いとか軟らかいとかとは人間の感覚的な部分とは直接繋がらない感じです、氷になれば硬い水ですけど、

それもそのはず、水の硬度は元々味覚の指標ではありませんでしたので、それも致し方ないかと、

元々は欧州で、ボイラーの配管内に管石を造って目詰まりさせやすい水が硬水、それを計る指標が水の硬度だったのを味覚の指標に使用しているので感覚的な違和感があるのは当然で、したり顔でこの水は硬いなどとは、経緯を知っている方からすると噴飯ものかもしれません。

水の硬度は感覚的な硬い、軟らかいとは本来異なりますが、逆浸透膜浄水器の純水の場合は「柔らかい水」という表現がしっくりくる状況があります。
逆浸透膜浄水器の浄水を常温で口にした多くの方は素直に「軟らかい水」と感想を持たれます、純水を冷やしてしまうと判らなくなりますが、常温の純水を口にした時、水道水とは明らかに異なる舌への触り方、感触の違いを感じました。

これは多くのアクアカルテック浄水器ユーザー様が同じ様な感想を持たれますので純水独特の舌が感じる触感なのだと思います。

一般的な浄水器の場合は硬度成分となる水に溶解したイオン性物質は除去出来ませんから、浄水器を通す前の水道水/井戸水と同じ硬度で浄水が変化する事はありません、原水が水道水なら水道水の硬度がそのまま浄水に残る事になります。

硬度の高い水は、水以外の不純物で味付けされた水ですので、好みはありますが、舌に味が残る水となります、ボルヴィックやヴィッテルなどのボトルウォーターも日本人が飲むと水以外の味を感じる水ですが、ミネラルウォーターでは飲みやすい軟水のカテゴリーに入ります、不純物濃度は200ppm位ですね。

私が飲んだことの有る最強の硬水はコントレックスでしょう、不純物濃度999ppm以上です、浄水器の除去率計測に使用しているTDSメーターが振り切れてしますので、実際の不純物量は計測不能です。

日本の天然水のボトルウォーターは大体60~80ppm位が多いです、かなり軟水となります、日本の場合、湧き水や河川水も殆どは軟水になりますので不純物濃度の低い軟水の方が日本人の好みも合っているのでしょう。

地上の水が水蒸気になって空に上がり、雲になった時、水はほぼ不純物の無い純水です、雨になって地上へ降り注ぐ旅路で大気中の塵を含み、河川水となるまで様々な不純物が溶け込んで行きます。

逆浸透膜式の浄水器が造る純水は雲の中の水蒸気を集めた様な、不純物の無い超軟水、安全で美味しい水です。

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