浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 銚子市 I様


I様はご自身が経営される会社事務所へ1年前にアクアカルテック逆浸透膜浄水器を導入されました、事務所の方は井戸水で臭気もあり、浄水器が必須の環境です。
一年間、事務所で逆浸透膜式の浄水器をご利用になり、井戸水の硫黄臭もすっかり除去された純水の美味しさからご自宅にも浄水器のオーダーを頂きました。

ご自宅は水道水ですので、もちろん、そのままでも飲用に問題はありませんが、
水道水をそのまま、なんの心配も無く飲まれる方もいらっしゃれば、忌避感を持つ方も多くいらっしゃるでしょう。

特に銚子市は利根川水系の最終端の街となります、それが何を意味するかと申しますと、上流で使用された水道は同じ川へ下水として流されてきますので川下の水は上流域に在る街から流された下水が多く混ざっている訳です。

利根川水系を遡って栃木群馬辺りですと水道水の蒸発残留物濃度も40~50ppmと、天然水のボトルウォーターか!?というような少なさですが、これが東京では100ppmとなり、千葉市では130ppm、銚子市では160ppmと増えてくる訳です。

この増えている蒸発残留物は多くが上流の下水由来です、浄水場で大きな粒子の不純物を取り除いて、消毒用塩素を溶かして、透明な水道水となりますが、水に完全に溶けているイオン性不純物は細かすぎて浄水場では取り除く事が出来ません、蒸発残留物濃度を下げるには水に溶けた塩を分離する技術が必要です。

結果、河川の下流域になる程、汚れた河川水から水道水を作らなければならなくなります。

その様な事情もあり、水道水が美味しくないというのは銚子市にお住まいの方に多い共通認識の様です。

さて、浄水器の取り付け工事ですが、オール引き出し収納のシステムキッチンです、引き出し収納奥の配管スペースへ浄水器の本体を配置する事が出来ました。

次に貯水タンクは?と通常ですと引き出し収納上へ横置き配置となるのですが、お客様からのご提案でシステムキッチン上の収納へ置けないだろうかと。

システムキッチン上に壁面収納棚がありました、直径28cmの貯水タンクを配置する奥行きは十分なスペースがあります。
貯水タンクは重くなりますので、高い位置へ配置するのは少し危険が伴いますから、そのへんご配慮頂いてご使用頂けるならと、ご説明して壁面収納棚へ貯水タンクを配置する事にしました。

システムキッチン側面に配管チューブを通す直径8mm程の孔を開けて浄水器本体と貯水タンクをつなぎます。
貯水タンクを引き出し収納上へ置かずに済みましたので、収納スペースを損なう事なく浄水器の設置が出来ました。

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浄水器/アクアカルテック