浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 神栖市 S様


逆浸透膜浄水器ACRT-550MPSの設置工事ですが、今回は浄水器の入れ替えなのです。
S様は16年前からアクアカルテックの逆浸透膜浄水器のユーザー様です。元々神栖市で井戸水の検査をされたところヒ素が水道水質基準値を超えて検出されてしまい、それ以来、飲料水/調理水には逆浸透膜浄水器ACRA-545Pの浄水を使っていらっしゃいました。お米を研ぐところから体に入れる水は全て浄水器の純水です。

年に1回の浄水器のメンテンスも毎年きっかりとご用命頂いていましたが、16年の年月で浄水器の老朽化は否めません、今回、電動増圧ポンプの故障を機に浄水器のお買い替えをご決断されました。16年経過した浄水器へ修理で大きなコストを費やすより、刷新する良い機会かもしれません。

16年前を思い起こすとアクアカルテックの浄水器ラインナップは3種類だけでした、アンダーシンクタイプ浄水器のACRA-545PとACRA-645UP、カウンタートップタイプのACRA-CT450Pです、全てアメリカ工場製です。S様が使っていたのはACRA-545P、実は私もACRA-545Pをまだ使用していまして20年目に入りました。

当時はアメリカ工場だけが生産委託先でしたので、ACRA-545Pが一番売れ筋の浄水器でした、現在の一番人気は台湾工場製のACRT-550MPSです、今回の入れ替えもACRT-550MPSをご選択されました。

使用している5本のフィルターは米国製ACRA-545Pも台湾製ACRT-550MPSも逆浸透膜フィルターを含めて同じフィルターを使用していますので、除去性能、水質に差異はありません。
逆浸透膜浄水器にとって非常に重要な部品である、電動増圧ポンプはメーカーが異なりますが性能耐久性については、これまた差異を感じる事はありません。
ただ電動増圧ポンプの価格は異なります、電動増圧ポンプ単体の価格は米国製が2万円、台湾製が1万円、他にも組み上げコストや輸入コストなどが積み上がり、販売価格は米国製の方が¥28,000-高くなります。

コストと性能だけで考えれば台湾製ACRT-550MPSとなりますが、逆浸透膜浄水器は米国発祥の浄水器ですから高くても米国製をご選択される方もいらっしゃいます。

浄水器の入れ替え工事は元あった場所への入れ替えですので、新規工事よりも多少簡単なのですが、浄水器を接続している周辺パーツも一通り交換します、16年間の年月で固着したパーツを入れ替えるのは骨の折れる作業になる場合もあります。


今回は浄水器用蛇口の交換に少し手間取りました、蛇口の裏側へのアプローチが視野も狭く、工具がうまく届きません。
作業の中で一番時間を掛けてしまいましたが何とか浄水蛇口を入れ替える事が出来ました。

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浄水器/アクアカルテック