純水を飲むと死ぬ!?


「純水を飲むと死ぬ!?」

何ですか?ってお思いになるかと思いますが、弊社ホームページにご訪問頂いているお客様がどの様なキーワードでWEB検索されているかのデータを見ると
「純水 死ぬ」とあるのです。結構頻繁に見かけるのでyahooで検索してみました。

トップに出てくるのは幻冬舎の記事を引用した水の話で、水を大量に飲みすぎる低ナトリウム血症になって生命の危険があると記されています。
これは逆浸透膜浄水器が造る純水に限った事では無く、大量の水を飲みすぎれば血中水分量のバランスが崩れて大変な事になると言うことで、古代には水責めの様な拷問もあったそうですから。

他には10年位まえのyahoo知恵袋の回答で「純水を飲んではイケナイ、お腹を壊す」とか

純水を飲むと死ぬのか?

もしそんな事が一件でもあったら、逆浸透膜式の浄水器なんて商品はこの世に存在出来ないでしょうし、訴訟社会の米国では浄水器に注意書きが必要でしょう。「電子レンジで猫を乾かしてはいけない」って記載する位ですから。

逆浸透膜浄水器の販売を始めて20年、私は外食の頻度は低い方ですから、私の体に入る水はほぼ、逆浸透膜式浄水器の純水とお酒に含まれる水で占められています。私の家族を含めて体調面で特に問題はありませんし、弊社ユーザー様からもその様な話はお聞きした事がありません。

逆浸透膜浄水器の浄水では原水由来の溶解性不純物が5%残留する事になりますが、元々の不純物量が200ppmだとしても10ppm=0.001%の量ですから逆浸透膜浄水器の浄水は、ほぼ純水と考えて良いでしょうし、半導体洗浄などにしようする超純水を飲んだとしても体に支障をきたす事は無いです。

口に入れば、唾液、消化器官での体液でそれはもはや純水ではありません。
純水は特異な水ではありませんし、不純物が無い水分子の集まりです。逆浸透膜浄水器の意義は純水の特性では無く、有害性の有る不純物を人体へ入れない事、水に含まれる有害物質を極力取り除く事にあります。

幻冬舎の記事で賛同出来ない部分は「純水は美味しくない」と記載されている部分でしょうか。

現在ではスーパーマーケット店頭の大型浄水器や宅配水などで純水の美味しさを知っている方も多いので、今どきなあ、と感じますが。

確かに飲料用の逆浸透膜浄水器は逆浸透膜フィルター通過後に飲み口を柔らかくする為の活性炭フィルターが装備されていますので、工業用純水とは条件が異なるかもしれませんが、「正しい水の話」村田徳治著では実際に著者が工業用純水を飲むくだり「超純水は毒ではない」があります。

要約すると
「飲むとたちどころにお腹を壊すと言われる超純水(工業用純水)を飲んでみたが、まったく体に異常を感じず、下痢をする事もありませんでした、味は水道水に比較すると超純水は甘く感じました、これは超純水が甘いのでは無く、東京の水道水には、上流地域の人たちが排泄したし尿を処理した水や工場排水が混入しているのでアルプス山麓の水などと違ってミネラル(食塩)の濃度が高いから塩気を感じるのです。」
と記載されています。

日本の名水と言われる水は殆どが不純物濃度が非常に低い純水に近い水です、谷川岳の湧き水や箱根山頂付近の湧き水もTDS濃度は20ppm前後と非常に低く逆浸透膜浄水器の浄水に近い水です。
自然豊かな地域に生活している方が水の純度が高すぎて病気になるでしょうか?

「純水で死ぬ」は逆浸透膜式の様な抜きん出た高性能を持つ浄水器を貶める為に流布された話です、「純水で死ぬ」と言っている人は性能の低い浄水器を高値で売っています。

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