浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 八街市 M様

M様のお宅では井戸水をお使いになっています、八街市では「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」など有害物質が井戸水で検出された場合に浄水器購入費補助制度があります。

この補助制度には条件が付されていて主なところは個人住宅である事、企業や賃貸住宅などの営業物件は対象外となります、もう一つは水道本管が前面道路に敷設されていない事などです。

M様が数年前に行った水質検査では「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」が水道水質基準値10mg/㍑を超えて13mg程検出されていましたが、浄水器補助金申請には6ヶ月以内の検査結果が必要ですので改めて水質検査を行ってみると、意外なことに8.36mg/㍑と水道水質基準値以内の結果でした、これでは浄水器補助金制度が適用されません。

M様は少しお悩みになっていらっしゃいましたが、逆浸透膜浄水器を導入される事に、硝酸性窒素の他にも様々な有害物質の種類が有ります、井戸水でよく問題になるのはヒ素、マンガン、フッ化物などあるのですが、例えば井戸水基本水質検査(13項目)を選択すると大腸菌、一般細菌などと共に硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は検査項目にあるのにヒ素、マンガンなどは検査項目に有りません。

井戸水基本水質検査は13項目について検査しているだけで、ヒ素、マンガンなど水道水質基準で定められている残り38項目については検査を行っていないので、それについての含有量は不明です。これには費用的な理由が有ります、水道水質基準51項目を全て検査すると多くの検査機関で20万円前後の費用となってしまい、個人の方が定期的に行う検査としては一般的ではありません。

そのため項目数を限定して1万円前後の費用で出来る井戸水基本検査が一般的な検査となりますが、この検査で飲用不適の判定が出なければ、家の井戸水は安心、と考えてしまう方が非常に多いのです。M様は硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は基準値以内でもやはり井戸水への不安から浄水器を導入されました。


M様のシステムキッチンは全て引き出し収納タイプです、シンク下の引き出し奥を確認すると配管が邪魔をして横方向のスペースが浄水器を置くためには足りません、配管スペースのひな壇部分も高くなっていて、いずれにしても引き出し奥は浄水器の設置スペースとして利用出来ません。

シンク下の給水管から浄水器への給水分岐をしてシステムキッチン左側へ給水チューブを回します。


システムキッチン左側の引き出し2段を使用して浄水器の本体と貯水タンクを配置します、下段の薄い引き出し上に浄水器の本体を置き、上段の厚い引き出しへ貯水タンクを配置しました。

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