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2008年11月20日
逆浸透膜浄水器の純水はどんな水?⑥
話がミネラルにそれてますけど、その続きです。皆さんはミネラルと言えばカルシウムやマグネシウムなど体に良さそうなミネラルを思い浮かべるでしょうね。でもヒ素、マンガン、水銀、鉛などもまたミネラルです、これらは人体へ悪影響を及ぼしますので有害ミネラルとか重金属とか言われます。
ミネラルが一杯と宣伝するミネラルウォーターの成分表示を見るとカルシウム、カリウム、マグネシウムetc..と体に良さそうなミネラルが並んでいます。でも、その含有mg数をたしてもミネラル総量を示すmgには足りない事が判ります、約半分位でしょうか。残り半分は何が入っているのでしょう?
ミネラルは有害な重金属も含め水に溶けるとイオンの形態となり最小分割単位の原子と同様になって存在しています。この中から選択的に有害なミネラルだけを排除するのは非常に困難です。よくある浄水器の宣伝文句に「有害物質を除去して体に必要なミネラルは残します!?」を読み解くと「大きいサイズの有害物質は除去しますがミネラル単位の小さな物質は重金属を含めてそのまま残ります!」と言うことです。
投稿者 aqua : 2008年11月20日 22:31