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2008年12月31日
来年も宜しくお願い申し上げます。
おかげさまでアクアカルテックも7年目を無事終えることが出来出来そうです。世の中の景気動向は心配ですが、逆浸透膜浄水器がまだ非常にニッチな商品であるためか、世の中の景気動向より、わずかづつではありますが逆浸透膜浄水器の認知度の高まりと共に売り上げも年々増加してきています。
成長度合いは少しづつでも逆浸透膜浄水器という、かなり特殊な浄水器を丁寧にお客様へお届けして行くためには、このくらいの成長速度の方が良いのかなとも思います。
7年の間には後発業者が大きな資本力を背景に逆浸透膜浄水器を大々的に販売しようとしたり、安ければよいだろうとノークレーム売りっぱなしで廉価販売をされたりと波風ありましたが、それらの業者もほとんどが最後に捨て値で売りさばいて無くなりました。
良い商品を丁寧に、メンテナンス/補修等のアフターサービスこそ最重要と、7年間ブレる事無く継続してきた経験が多くのユーザー様とともにアクアカルッテクの大きな財産となりました。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。良いお年をお迎え下さい。
代表取締役 中坪 治
2008年12月30日
蔓延するニセ科学
アクアカルッテック、スタッフの藤原です。おかげさまで今年も年末ギリギリまで取付/メンテナンス/商品説明と動き回らせて頂きました。今日は休みで自宅に居るのですが、この30日になって年賀状作ってます。年に一度の年賀状のやりとりだけになってしまった方も多くいて、お互いの生存証明でもありますのでネットの時代ですが、やはり大事ですよね年賀状。
お客様への商品説明をさせて頂くとご家族で浄水器についてのお考えが異なったり、同時検討している商品との比較であったり、かなりの部分で「ニセ科学」との戦いがあります。往々にしてニセ科学サイドの方が主張がはっきりしていて、つまりお客様が求めるデタラメ?な効果効能をはっきり主張するのでやっかいです。
論理だって否定するのは簡単ですが、嘘でも信じる気持ちが健康等へ寄与する事もあるでしょうから、夢を壊してしまうのも善し悪しです。大阪大学菊池教授の「蔓延するニセ科学」私にとっては痛快です。
2008年12月29日
浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 千葉市 W様
千葉市にお住いのW様です。井戸水で硝酸性窒素が水道基準値をオーバーして逆浸透膜浄水器を導入されました。千葉市では汚染井戸水に対して逆浸透膜浄水器を購入すると90%まで補助金が出ます。条件としては全面道路に水道管が来ていない事などです。
W様の流し台は年数が経っており、床の強度が弱い為、集成材の板を渡して補強しました。タンクは11㍑の水の重さ、タンク本体の重さで13~14kgになります。最近のシステムキッチンは強度が高いので先ず心配いりません。引き出し型のタイプの流し台でもレール1本の耐荷重は40kg程度ありますので
引き出し上へ設置しても重量的には問題ありません。
2008年12月27日
浄水器ではないもの!?③
磁気活水器のつづきです。
この商品は国民生活センターへの苦情相談も非常に多い商品です。まずたとえどんな特許技術であっても、永久磁石で出来ただけのものが10万円を超える事は考えられません。但し、磁気活水器自体は水に対して何の仕事もしていませんので、フィルター交換などもなく、故障もあり得ません。売り手側に取っては非常に都合の良い商品みたいです。
もともと西欧で使用されるボイラーの配管に貯まる管石(カルシウム等の付着物)が磁石の磁気によって抑制されると言うのがこの商品の始まりです。管石が減ると言うことは水が綺麗になっているんだ、と、日本では浄水器と同じ範疇の商品になってしまいました。
実際には西欧でも管石が減ったという研究結果と全く変わらないという研究結果の双方が譲らず、はっきりした事は判っていません。
水分子は磁性体ではありませんから磁気に影響を受けません、水に含まれる不純物は磁気に影響される可能性はありますが、現在判っていることは超伝導レベルの強力な磁気を当てても、その変化については検知出来ない程の影響だそうです。
2008年12月26日
ACRA-545P 埼玉県 I様宅
埼玉県白岡町のI様はアクアカルテックの浄水器をご利用になる前からの逆浸透膜のユーザー様です。以前のシステムを販売した会社が無くなり、システムも老朽化してきた事もあり、当社ACRA-545Pへ入れ替えて下さいました。
以前の浄水器は30万円以上だったそうです。米国製の商品をご要望でしたので、米国工場で生産委託をしているACRA-545Pを納品させて頂きました。導入後2年目のメンテナンスをさせて頂きましたが、以前のタイプより造水速度も速くご満足頂けているご様子です。
2008年12月24日
浄水器ではないもの!?②
磁気活水器の続きです。元々なんの変化もないものですから、一度信じ込ませてしまえば元がどうであったかなど人間の記憶は曖昧なものです。ですから浄水器は本来除去性能を数値化して原水と浄水を比較すべきものなのです。
磁気活水器によくある売り込みが「これを取り付けてお風呂の水を見て下さい。今までの水と違い湖の様にブルーの水本来の色が出てくるのです!」って見せられると、風呂の水が確かに薄いブルーに見えてくる。
これは元からブルーに見えていたんだけど、風呂桶の水なんかよくよく見ていたわけではないので覚えていないだけ。大量にある水は光の反射吸収の関係で青く見えます、川や湖と同じです。それを利用した単純な騙しです。これは嘘の情報をマニュアル化して営業マンに言わせている、完全な詐欺行為ですのでお気を付け下さい。
アクアカルテック
2008年12月23日
浄水器ではないもの!?①
浄水器の様な売り込み方をしていて浄水器では無いものの例に磁気活水器があります。水道管を強力な磁石で挟み付け、磁場を通過した水が活水するといふれこみです。
水自体が磁場の影響を受けて変化する事はありません。また磁場によって水に含まれる不純物が減ることもありません。超伝導レベルの強力な磁場を水に当てても変化が観察出来ないというのが現在の科学の常識です。永久磁石程度の磁場ではなおのことでしょう。
ちなみに秋葉原で同じような永久磁石を購入すると数千円で購入できる様です。「磁石の並べ方がいわゆる特許の..」などとのたまっても10万円はしないでしょうね。
2008年12月22日
浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 狛江市 K様
狛江市の閑静なマンションにお住いのK様宅です。ACRT-550MPSミズピュアセレクトとACRT-550Pデルタピュアのどちらにされるかお迷いのご様子でした。「どう違うのですか?」と良くお客様からご質問を頂くのですが、性能的には違いがないのです。
同じフィルターを使用していますので除去性能は変わりません。電動ポンプも同じ部品ですので造水速度も同じ、製造委託工場も同じ台湾所在の工場です。迷いますね。
ACRT-550Pデルタピュアはステンレスのタンクを使用している、自立式スタンドが付いている、システム本体にトップカバーが付いている等が大きな違いです。ステンレスのタンクは錆には強いですが、一般家庭のシンク下は通常水に濡れません、業務用厨房ならアドバンテージですが。
スタンドとトップカバーは飾り的な要素ですので、私は正直にACRT-550MPSミズピュアセレクトをお勧めしちゃいます。価格もお安いですし、今回のK様宅の様に排水管との隙間に差し込む事も出来ました。デルタピュアだと差し込めませんから。
2008年12月21日
浄水器の種類:イオン交換樹脂④
ブリタのポット型浄水器をご存じの方も多いと思います。この浄水器は安価ですが高性能です。逆浸透膜浄水器の除去率を計るTDSメーターの数値は他方式のほとんどの浄水器で原水から下がることはありませんが、ブリタの浄水器は20%位数値を落とす事が出来るのです。
これはブリタのフィルターにイオン交換樹脂が配合されているのだと思われます。イオン交換樹脂の寿命は短いので通水初期と交換間際では性能が異なるとは思いますが、ブリタはゆっくりと水をドリップして浄化しますので、それもフィルター特性に合わせた浄化方法なのでしょう。
フィルターへの接触時間が長いと除去率が高まるのは道理に合っています。
2008年12月20日
浄水器 設置事例:COWAY-メトロ 出荷準備
弊社ではお客様へ商品を出荷する際、お客様のご事情により通水不可の場合を除いて、事前にフィルター洗浄/試運転を行い完動状態を必ず確認しています。通常の浄水器と異なり、内部圧力も高い運転水圧を必要としますので水漏れなどの無いよう、製品の取扱については細心の注意と技術を必要とします。
システム自体も浄水器と言うよりは浄水装置となりますし、特にCOWAY-メトロなどの高機能タイプは様々な電子制御が入りますので一台一台、必ず稼働状態を確認しています。
お客様の元へ確かな状態の逆浸透膜浄水器をお届けするための出荷時の試運転、大変手間の掛かる作業ですが、アクアカルテック7年間の経験からの答えです。
2008年12月18日
浄水器の種類:イオン交換樹脂③
井戸水で硝酸やヒ素が水道水質基準値を超えて検出されたとき等、検査機関や保健所などから対応策として浄水器の設置を勧められます。その勧められる浄水器方式の代表的なものが逆浸透膜式とイオン交換樹脂方式です。
ですイオン交換樹脂方式の浄水器で水質基準値以内の除去性能を維持するにはフィルターの交換頻度が3日に一回など現実的ではなくなりますので、最近では逆浸透膜方式を推奨している様です。
浄水器以外の汚染井戸対策としては井戸の堀直ししかありませんが、もっと深くすれば良いだろうと堀直したら今度はマンガンがでてしまったなど、必ずしも良い結果にならないようです。
2008年12月17日
浄水器の種類:イオン交換樹脂②
イオン交換樹脂は軟水器にも使われています。カルシウム等の思いイオンをナトリウムなどの軽いイオンに交換します。これも交換が終わるとイオン交換樹脂の寿命が終わりますので、樹脂の再生を行います。樹脂の再生には塩=NaClを使用します、定期的に塩で洗ってイオン交換樹脂を再生します。
軟水器の場合はカルシウム等を吸着する換わりに塩を放出していますので水に少し塩味が付いてしまいます。水が軟水になると石鹸の成分を水中の物質に使用される量が減るので、泡立ちが良くなり、石鹸の使用量も減るでしょう。
軟水の特徴として石鹸で手を洗うと何時までも石鹸が取れずに手がヌルヌルします、石鹸が水中の物質に使用されないで手の汚れだけに作用している状態です。逆浸透膜浄水器の純水も超軟水ですから同じように石鹸が少量で非常に泡立ちが良くなります。
2008年12月16日
ASVの役割
写真はASV(オート・シャット・オフ・バルブ)と言います。アンダーシンクタイプの殆どの機種に使用されている部品です。この部品が無いと貯水タンクが純水で一杯になってシステムが停止しても排水が流れ続けてしまいます。
逆浸透膜以降のタンク-蛇口経路の圧力が規定以上になるとタンクスイッチが切れ、電動増圧ポンプを停止します。この部品の中では給水経路とタンク-蛇口経路が一枚のゴムで隔壁され、タンク-蛇口経路の圧力で給水経路を塞いで止める構造になっています。
2008年12月15日
浄水器のフィルター交換ACRA-545P 千葉市 T様宅
導入から5年を経過したT様宅のACRA-545P、導入後初めての逆浸透膜フィルター交換となりました。除去率85%、逆浸透膜のフラッシング洗浄を行っても数値が改善しません。残念ですが交換です。
5年ですから、良く持った方だと思います。逆浸透膜の劣化は主にプレフィルターの活性炭が塩素を除去出来なくなる事により逆浸透膜のポリアミド樹脂が溶解劣化してしまうケースが一番多くなります。
塩素を使用していない井戸水の場合は目詰まり型で浄水が出来なくなってしまう事が多いですね、毎年のメンテンナンス時に弊社スタッフは必ず逆浸透膜のフラッシングをします。一年間に膜表面に積もった汚れを拭き飛ばして、除去率が改善されます。
2008年12月14日
浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 千葉市 デイサービスセンター
千葉市にあるデイサービスセンター「うさぎとかめ」様です。デイサービスに訪れる高齢者の方へのお食事、給茶にアクアカルテックの逆浸透膜浄水器をご利用頂いています。お客様の健康を気遣っての逆浸透膜浄水器のご採用です。
ACRT-550MPSへ10㍑のタンクを2個設置しました。20~22㍑の純水が貯水されていますので使用量の多い業務用厨房でも安心ですね。
2008年12月13日
COWAY-190Cの中身
COWAY-190Cの内部、全面パネルを外した写真です。色違いの5本のフィルターが見えます。
ピンクのラベルが5ミクロンのセディメントフィルター、グリーンのラベルがプレカーボンフィルターです。ここまでがプレフィルター、大きなゴミを留め、遊離残留塩素を処理して逆浸透膜の負荷を減らすのが役割です。
ブルーのラベルが逆浸透膜フィルター、これが除去性能の要、溶解性物質の95%除去を担う心臓部です。オレンジのラベルはポストカーボンフィルター、僅かに残った気体系の臭気等を除去します。ポストカーボンフィルターの手前の小さなフィルターはカーボンの粉をキャッチするファインフィルター、フィルターだけでも5層構造なんです。
更に白い箱状の装置はフロートコントロールに減圧弁、低圧スイッチ、裏には電動増圧ポンプと、普通の浄水器のイメージとは明らかに違いますよね。
2008年12月12日
他社の逆浸透膜浄水器
千葉県山武市にお住いのK様のお宅は井戸水でしたので安全上の問題から5年前に他社様の逆浸透膜浄水器を導入されました。価格的にも14~5万円と比較的良心的な業者のようですが、機械トラブルが発生し何度も修理に来たようですが、直せず、そのうち連絡が取れなくなってしまったそうです。
修理とメンテナンスが出来ないかと弊社にご依頼を頂きました、逆浸透膜浄水器なら構造的には同じ様な商品が多いのですが、メーカーに依っては他社のフィルターを入れさせない為に特種なフィルターハウジングを採用している事があります。本体、フィルター価格を高額設定しているメーカーさんに多いですね。
故障の原因は排水量を調節するフローコントロールが壊れて逆浸透膜へ圧力が掛からなかったのが原因でした。通常の浄水器と違い、逆浸透膜浄水器は装置物ですので万一の故障対応には相応の知識が必要となます。優れた商品だから販売しよう、だけでは困ります。
2008年12月11日
LC600HP/SE③
LC600HP/SEもLC300HP/SEと同じオートフラッシュコントローラーを使用しています。
運転のON/OFF、稼働時間の表示、停止時の逆浸透膜のフラッシング洗浄、TDSの表示が主な役割です。停止時にこまめに逆浸透膜をフラッシング洗浄する事により逆浸透膜の寿命を延ばします。
通常の家庭用ユニットに比較して高圧で逆浸透膜に掛かる負荷も大きくなりますのでオートフラッシュは大変有効な装備となります。
2008年12月10日
新登場LC600HP/SE②
LC600HP/SEは高圧電動ポンプも2基装備されています。太巻きの大容量逆浸透膜フィルターそれぞれに充分な圧力掛かるようにするためです。それぞれに運転水圧をモニターする水圧計があります。標準的には逆浸透膜に5kg/平方cmの圧力が掛かる様、排水量を調節します。
時間90㍑でも水道蛇口の様な吐水量はありませんので、やはり貯水タンクが必要となります。1日当たりの最大使用量からシステム容量を、時間当たりの総使用量から貯水タンクの大きさを決めます。当社でご用意できる最大量の180㍑タンクでも2時間で満水となります。
2008年12月09日
新登場!大容量LC600HP/SE!
アクアカルテックの新製品、LC600HP/SEです。
中業務用LC300HP/SEの倍容量の性能、もう少し大きなシステムで余裕を持って使いたいと言うお客様の声にお応えしました。
大容量300GPDメンブレンフィルターを2本装備、増圧ポンプも2台でのツインドライブ、90㍑超/時間の造水速度です。今年の夏から弊社内試験運転、お客様の現場でのモニター運転を重ね、12月中には販売開始の予定です。
アクアカルテックの大容量タイプLC(ライト・コマーシャル)シリーズは家庭用浄水器の延長線上で、流通量の多いパーツを流用しシステム本体、維持費のコストダウンを図った商品です。
2008年12月08日
COWAY-190C 世田谷区 K様
世田谷区 K様宅のCOWAY-190Cです。K様のお嬢様は190Cの前進機のピュリオットをもう5年お使いになっています。機能性能はピュリオットも190Cも変わりません、お嬢様のお勧めでK様も御導入頂きました。
COWAY-190Cは逆浸透膜浄水器の中ではカウンタートップで非常に導入しやすい機種です。色も白色でキッチンウェアと良く馴染みます。簡単取付キットを使えばお客様ご自身でお取り付けも簡単に出来ます。
2008年12月07日
イオン交換樹脂①
イオン交換樹脂はその名の通り重いイオンと軽いイオンを交換、例えばカルシウムをナトリウムと交換してカルシウムを吸着、ナトリウムを放出というような働きをします。
浄水器のフィルターの場合は実際には吸着材として使用されるケースが多く、樹脂表面にイオン系の物質を吸着します。活性炭や中空糸膜で除去できない小さな物質を除去出来ます、除去できる不純物のサイズは逆浸透膜に近いものがあります。
ただ根本的に違うのは逆浸透膜が不純物を廃棄水として外部に捨てるのに対し、イオン交換樹脂は樹脂(ビーズ状の小さな球)表面への吸着ですから、表面が一杯になると、もう除去性能はありません。
つまり高性能を維持できる期間は非常に短い、そうでなければ大容量のイオン交換樹脂が必要です。高性能を謳った商品にはおそらくイオン交換樹脂を混ぜた活性炭を使用していると推測される浄水器が多く有るようです。初期性能は高いもののその効果は急速に低下する商品です。
2008年12月06日
浄水器の種類:セラミック③
同じ様な性能でもセラミックは高い、中空糸膜は安い、これはコストの話。セラミックの真贋の定かでない(嘘ではないけど、実はたいした内容でない等)説明を考えなければ、セラミックも中空糸膜もほぼ同じ0.01ミクロンとすると物理的なフィルターとしての性能は同じです。後は耐用期間の問題ですね。
ですけど一般的にセラミックを使用した浄水器は高価格となっています。セラミック自体が中空糸膜よりコストが高いのかもしれませんが、訪問販売で使用されるような高額浄水器を製作しているメーカーに対して中空糸膜を製造している大手メーカーが中空糸膜を供給しないという裏事情があるようです。
同じ性能のものを高く売るにはその理由付けが必要です。リスクを負って訳のわからない誇大な理論をぶち上げてまで自社製品を優位に見せるのは、それなりの理由があると言うことでしょうね。
2008年12月05日
浄水器 設置事例:COWAY-190C 川崎市 O様
川崎市にお住いのO様は海外生活が長く、15年以上逆浸透膜浄水器をご使用になっていました。当然他社様の浄水器ですが取り扱っていた会社が無くなったのを機に弊社のCOWAY-190Cへ買い換えて頂きました。
広いキッチンでしたのでアンダーシンクタイプをお勧めしたのですが、長くカウンタートップをご利用でしたので従来通りの使い勝手をご希望され、COWAY-190Cとなりました。
以前ご使用されていた逆浸透膜浄水器は非常に初期型で自動運転ではなく手動で造水、停止を行わなければならないタイプでしたので自動運転のCOWAY-190Cの進歩に感心されていました。今までの浄水器同様、長くご利用頂きたいと思います。
浄水器ならアクアカルテック
2008年12月04日
変わった浄水器 設置事例①
練馬区のI様宅は外国製のシステムキッチン、オール引き出しタイプなのですがアンダーシンクタイプがご希望でした。
引き出しを外して奥を覗くと奥行きスペースはギリギリ確保出来るのですが、高さが足りません。苦肉の策で横に寝かせて置いてみました、高さ方向もなんとか大丈夫、一安心です。床と当たる部分には防震ゴムを敷いて緩衝材にしています。
横に置いても寝かせても、機能性能に問題はありませんのでご安心を、設置スペースを探す事からお手伝いします。
2008年12月03日
浄水器の種類:セラミック②
セラミックによくある宣伝文句「ミネラルを残して有害物質を除去する」、何度も言いますが鉛や水銀、ヒ素などもミネラルです。ミネラルを残すと言うことは有益/有害を問わずミネラル単位の大きさの物質は素通りしますよ、と言う意味です。
一方でミネラルは水の味に影響する事は確かなので、安全性の確認されている美味しい湧き水をセラミックを通して除菌すると言う利用方法はありそうです。精度的には中空糸膜の方が良さそうですが。
いずれにしても短時間の接触で「セラミックフィルターは大自然と同じ作用で水を浄化する!」なんて噴飯ものですけどね。
2008年12月02日
浄水器 設置事例:壁付蛇口の設置方法
八街市のH様宅は壁付の混合水栓です、この場合はシンク下に給水管が無く、通常は壁を貫通した外部にあります。この場合は既存蛇口に分岐水栓を使用して給水分岐を行います、蛇口形状は色々ありますが3種類の分岐水栓があれば殆どの場合、対応可能です。
既存水栓から直径6mmの白い給水チューブをシンクトップへ穴開けをしてシンク下の逆浸透膜浄水器に接続します。逆浸透膜浄水器で浄化された純水はシンクトップへ新たに設置した浄水蛇口から吐水します。排水はシンク下の排水管へ接続しています。
2008年12月01日
浄水器の種類:セラミック①
セラミックは単なるフィルターです。セラミックから波動が出る!とか、地球の持つ浄化作用と同じ力で!とかは眉に唾してご判断下さい。そんな科学常識を覆す様な事は巷溢れるダイエット食品と同様、効果があるものは殆ど無いのです。ダイエット食品が出ては消え、定着しないのと同じ理由なのです。
セラミックは焼き物ですから、窯業が盛んな地域での時代に合わせた新商品が浄水器のフィルターと言うことなのでしょう。セラミックを浄水器として丁度良い穴が開くように焼成してフィルターとします。菌類を99.99%除去などの表示を見ると中空糸膜と同等の性能と考えて良いようです。