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2009年03月10日
浄水器 設置事例:ACRA-545P 鎌倉市 S様宅
S様宅へ定期メンテナンスにお伺いしました。2回目のメンテナンスですから設置からちょうど2年経過したところです。
最初にTDSメーターで数値計測をすると原水89ppmに対して15ppm、う~~ん、2年しか経過していないのに除去率が低くなっています。当社ではプレフィルターに日本製のかなり優秀な活性炭フィルターを採用していますので、塩素による逆浸透膜溶解型の劣化は起こりづらいはすです。
すると目詰まり型の劣化?を疑いましたが造水量は適正量です。逆浸透膜フィルターのフラッシングをしてしばらく運転したら、めでたく4ppmまで落ちました。短期間に水質が劣化する場合は逆浸透膜フィルター以外にもチェックするべき部品があるのですが、今回は奥様にお話を聞くと、どうも使用量不足の様です。
逆浸透膜は不純物が含まれた排水を捨てるときに膜表面を洗い流しながら器外へ排出します。使用量が少ないと排水の流れる頻度が低くなり、膜表面に汚れが付着しやすくなる、停止時に逆浸透から浸透現象になりフィルター周囲の浄水の純度が落ちるなど、水質を悪くする要因を作ります。
毎日最低10㍑位のピュアウォーターを使用して頂くのが良い水質を維持するための一番簡単な処方箋です。たくさん使うお客様の方が良い水質で逆浸透膜フィルターは長持ちしています。
投稿者 aqua : 2009年03月10日 18:56