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2009年07月31日
Mさんと逆浸透膜浄水器④
当時の30~50万円という日本での流通価格から考えるとアクアカルテックの12万円位の逆浸透膜浄水器の値段は破格であったと思います。
弊社で価格を公開してから、高額販売をしていた浄水器業者はWEB上の価格表示を隠し、活躍の場を訪問販売等へシフトして行き、アクアカルテックの浄水器とバッティングすると「アクアカルテックはフィリピン製だから安いんだ」とか「アクアカルテックのフィルターは紙で出来ている」などの声を上げる訪販員もいたそうです。高額であることの言い訳のしようがなくなってしまったんでしょうね。
米国では水圧が高い為、電動ポンプが必要ないなど仕様の違いもありますが、現在の弊社の価格でも米国と比較すればまだ高い価格です。逆浸透膜浄水器はまだまだ認知度の低い商品です、数量の出ない商品はやはり価格が高くなります。
また米国の様にユーザーが自分で取付、万一水が漏っても「浄水器だから水が漏るのは当たり前、交換部品を送ります。」と言ったアメリカ的な対応は日本では出来ません。
日本に於いて販売するためにはアフターメンテナンスなど、それに見合った企業態勢が必要となります。そのような経費や研究開発費等が価格に含まれています。
アクアカルテック
2009年07月30日
Mさんと逆浸透膜浄水器③
今から7~8年前、インターネットも余り復旧しておらず、消費者の方が情報を得る手段は限られていました。外国から高性能な浄水器を輸入して日本で高額販売を行っても、その価値を認める人にとってはけして高い買い物では無いわけです。
それにして30~50万円と言う価格は高すぎます、でも当時、逆浸透膜浄水器は30万円以上するものと言うのが日本の常識の様でした。日本の常識、アメリカで非常識ですね。
元々食材の輸入をしていたMさんは、この逆浸透膜浄水器をアメリカと同じような値段で日本でも販売出来ないか、と考えたわけです。
アクアカルテック
2009年07月28日
Mさんと逆浸透膜浄水器①
差し出された水を飲んだMさん
「おいしい、水道の水と全然違う、すごい浄水器だね。」
流し台の下を覗くと見たことの無い浄水器と言うよりは浄水装置のような機械があります。
この時同行していたMさんの奥様、
「お父さん、これなら家に売りに来たことあるよ。」
「なんで買わないの?」
「だってお父さん30万円以上もする浄水器買ってくれないでしょ!?」
日本での逆浸透膜浄水器の流通価格、30~40万円に現地の人はただ唖然、
「なんてクレイジーな....」
アクアカルテック
2009年07月27日
Mさんと逆浸透膜浄水器①
Mさんは複数の企業経営者ですが、その中に食材の輸入会社があります。日本では夏場、苺が収穫出来ませんが、ショートケーキなどには夏でも必ず必要な食材です。日本で穫れないときにアメリカから苺を輸入すると商売になる訳です。
そんな関係でアメリカへ定期的に行っているMさん、仕事先の個人宅へお邪魔した時に薬を飲む水をお願いしました。すると蛇口かグラスに汲んで渡してくれたのですが、ロサンゼルスの水は原水が地下水で口の中に渋みの残る様な水ですから
「えっ、この水飲めるの?」
(ロサンゼルスの水も不味いだけで飲めない訳じゃないです。)
「大丈夫ですよ、浄水器の水ですから。」
アクアカルテック
2009年07月23日
TGI社で打ち合わせ②
当時、私の逆浸透膜浄水器についての知識と言えばネット上で拾った程度しかありませんでしたが、それでも今まで私が持っていた浄水器の既成概念を遙かに超えた浄水器で在ることは判りました。
今回米国技術者に確認したかった事項に逆浸透膜浄水器の適応範囲があります。日本でのマンションなど集合住宅に大型システムを適応出来ないかと考えていた訳です。
マンションデベロッパー等へ売り込める商品であれば大変大きな商いになります、商品内容の詳細を知らない段階ですと、話は大きく、夢は膨らんでしまうものですよね。
この件については消毒用塩素の存在しない浄水を長い経路で使用することは水中バクテリア増加の面から好ましくないとの回答で大きな期待の一部は儚く空気が抜けてしぼみました。
逆浸透膜浄水器はPoint of use 浄水を使用する場所に設置するが原則です。入り口で建物全体を処理する場合は軟水器などがEntry of use となります。
アクアカルテック
2009年07月22日
浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 千葉市 M様
千葉市のM様はアクアカルテックの逆浸透膜浄水器を導入されて1年と2ヶ月、定期メンテナンスにお伺いしました。ACRT-550MPSも現行バージョンになってから一年を過ぎまして、アンダーシンクタイプ浄水器ではアクアカルテックの主力商品に成長しました。
ACRT-550MPSはアクアカルテック一押しの商品です。昨年度から千葉市の地下水汚染対策事業の補助金対象機種にエントリーしています。
アクアカルテック
2009年07月21日
ACRA-545P/SE トレビアン鎌取店
7月20日にOPENしたパスタとケーキのイタリアンレストラン、トレビアン鎌取店様です。今回はACRA-545Pに100Galメンブレンを搭載して容量アップ、貯水タンクも2つで22㍑の貯水量となります。
製氷機に逆浸透膜浄水器を繋ぐと給水量が不足する事がありますので、製氷機用浄水器は5ミクロンのフィルター、高性能活性炭、フォスフェイトフィルターの構成になっています。
キューブの製氷機は不純物濃度の高い部分の水を捨てますので(四角い氷に穴が空いているのは不純物の高い部分を捨てた跡です)浄水器を使用しなくて美味しい氷が出来るはずですが、チップアイスの製氷機は不純物を捨てないので浄水器を使用した方が良いでしょう。
アクアカルテック
2009年07月18日
トレビアン鎌取店OPEN!
アクアカルテックの逆浸透膜浄水器をグループ全店でご利用頂いている、パスタとケーキのお店、トレビアン鎌取店が20日OPENとなります。
20日のOPENなのですが、実は今日18日に浄水器の取付に行ってきました。スタッフの皆さんが本番さながらのオペレーションをこなされている中、お邪魔しながら浄水器を取り付けてきました。
鎌取駅のジャスコの向かいで駐車場も広くて止めやすいですね、私も自宅から一番近いトレビアンさんですので子供を連れて通いたいと思います。
アクアカルテック
2009年07月15日
TGI社で打ち合わせ
飛行機の中も眠ることが出来ずに映画を2本、シュレックと猿の惑星を見た後、ゲームをしていました。ロサンゼルスの空港につくと現地は午後3時くらいだったでしょうか、日本の時間だとまだ真夜中ですのでちょっとつらい一日になりそうです。
早速、逆浸透膜浄水器の製造メーカー、TGI社で打ち合わせです。写真はTGI社に展示されている逆浸透膜浄水器です。種類は様々ありますがほとんどが逆浸透膜式の浄水器です。
日本で販売使用する事についての仕様、法令上の注意点、問題点、適応範囲など質疑応答です。
TGI社の社長は台湾出身ですので会話は英語ですが日本人に分かり易いように気を遣って話してくれます。ですので、ファストフード店で注文しても意図したモノが出てこない事の多い、藤原の英語力でも何とか内容を把握する事が出来ました。
アクアカルテック
2009年07月14日
社長036登場!
アメリカへは木曜日の夕方6時ころの便で出発です。時差が11時間ありますので到着は木曜の朝となります。出発の日にMさんの事務所へ行きますと、そこで初めて出会ったのが社長036こと弊社代表の中坪です。
当時、中坪は銀行員、堅い仕事ですね。今回の逆浸透膜浄水器を輸入を始める為にMさんからヘッドハンティング的に呼ばれていた訳です。
私、藤原は初めてのアメリカに50%以上観光気分でしたし、酒とゴルフが大好きな社長036もアメリカでゴルフをするのが恐らく大きなテーマであった事は間違いのないところでしょう。
ともあれ2001年の12月、米国カリフォルニア州のTGI社へ向かって逆浸透膜浄水器の旅は始まったのでした。
アクアカルテック
2009年07月09日
いざ、アメリカへ
Mさんから逆浸透膜浄水器の話を聞いた後、インターネットで逆浸透膜の事を調べました。当時、自宅はアナログ回線でしたので結構時間の掛かる作業です。
「海水を真水に出来る浄水器」「純水を作る浄水器」「NASA開発の浄水器」など内容を自分なりに吟味して行くと確かに普通の浄水器ではない、自分の知らなかった極端に高性能な浄水器が存在する様です。
しかし、価格が30~50万円と非常に高額、普通の生活をしている消費者が浄水器に掛ける金額とは思えません。
数週間後、Mさんとお会いし、
「M先生、自分なりに調べたんですが逆浸透膜浄水器は確かに凄い浄水器みたいですね。ただいかに高性能でも価格が高すぎる様に思います。」
Mさんは会計事務所を中心とした複数の企業の経営者でしたので、私は「M先生」と呼んでいました。
「うん、日本では30万円とかで売られているけどアメリカではずっと安い価格で販売されている、これを輸入してなるべくアメリカに近い金額で販売したいんだよ。」
「それは魅力的な話ですね。」
「よし、それじゃあ一緒にアメリカの工場に見に行こう!」
こんな経緯で2001年の12月、アメリカの逆浸透膜浄水器メーカーへ見学に行くことになりました。丁度、9.11テロの直後で家族は心配していましたが、私は初めてのアメリカ渡航にワクワクしていました。
アクアカルテック
2009年07月08日
逆浸透膜浄水器を始めたのは
アクアカルックの藤原です。写真は私が初めてアメリカの工場へ逆浸透膜浄水器を見に行った時の写真です。アクアカルテックが製造委託しているTGI社はカリフォルニア州にあります。ここから私の逆浸透膜浄水器が始まった訳ですが、「藤原のR.O.History」はその少し前から始めたいと思います。
お客様のお宅を訪問すると、まず、ご挨拶と共に名刺をお渡しします。私の名刺には「一級建築士」と記載されています。逆浸透膜浄水器を販売するには関係のない資格ですが、持っている資格を書いておけば、それで安心感を持って頂けるお客様もいらっしゃるかな?との気持ちもで名刺に載せています。
名刺をご覧になったお客様からは「なんで一級建築士が浄水器を売っているんですか?」と言うのが一番多いリアクションの様です。
私は23歳の時から10年間、病院、マンション、商業施設などの建築設計をしている建築デザイン事務所に勤めていました。世ははバブルの絶頂、昼間は現場管理やクライアントとの打ち合わせ、夜は朝まで図面を描いてまた打ち合わせ、休日が月に1日なんて日常でした。
そんな忙しい日々の中でもなんとか所帯を持つ事が出来まして子供も生まれますと余りにも忙し日々に疲れた私は転職しました。
建材メーカーで木造住宅の合理化構法、パネル工法、金物構法などを開発している部署に在籍し、建築関連の仕事ではありましたがサラリーマンですから、仕事は楽で、土日も大抵休みが取れ、子供と遊び、収入も依然より良くて健康的な毎日です。
家族の為には収入が安定して休みも取れる仕事が一番と考えていましたが、サラリーマンを5年続けてみると、仕事の質も生きて行くためのモチベーションの重要な要素だと考え始めていました。現在の様な景気状況を鑑みると大変贅沢でお叱りを受けそうな考えですが、今から8年ほど前の事です。
そんな思いを持ち始めた頃、当時の上司の引き合わせでいくつかの会社を経営しているMさんと知り合いました。
「今度、浄水器の輸入販売をする会社を立ち上げる予定なんだ。」
「えっ浄水器ですか!?」
建築士の仕事と言うのはクライアントの財産を預かって設計する仕事ですから、「いい物ですよ!」と言われて簡単に信じる事はしません。当時の私は浄水器に対して期待も信用も持っていませんでした。
「いや、浄水器と言っても逆浸透膜式というアメリカの浄水器なんだ!」
逆浸透膜式?浄水器ですか...
2009年07月07日
浄水器 設置事例:6年目のピュリオット 木更津市 K様宅
木更津市のK様宅ではCOWAY-190Cの前に販売していた旧タイプのピュリオットをお使い頂いています。毎年メンテナンスをご用命頂いてもう6年経ちましたがまだまだ現役、浄水器は故障もなく元気にピュアウォーターを造っています。
昨年5年目で逆浸透膜フィルターを交換しています。今年はまだ1年経過のフィルターですので原水189ppm/浄水7ppm 除去率96.29%と非常に良好でした。
アクアカルテック
2009年07月06日
新商品です。②
前回に引き続き新商品、イグアス冷水熱湯逆浸透膜浄水器のご紹介です。前回のワインレッドと今回のはブラックです、かなり艶のあるブラックで洗練されたデザインですね。写真を撮ろうとすると周りの景色が全部写り込んでしまいますので、Web用の簡単な写真をとるのも一苦労です。
冷水、常温水の切り換えや熱湯のロック解除などのスイッチは全てパネルに触れるだけのセンサースイッチを採用しています、スイッチに触れるとチーンと小さな音叉のような確認音が鳴ります。
当社期待の新商品イグアスCHP-3690Dです!
2009年07月03日
新商品です。
間もなく発売開始予定の冷温水機能付き逆浸透膜浄水器、IGUASSU(イグアス)シリーズです。
スタンドタイプは23㍑の大きな貯水タンクを装備、蛇口からの吐水も電子制御のタッチスイッチ式です。
冷水/常温水の切り換えはパネルに触れるだけのタッチセンサータイプ、スタイリッシュなデザインでカラーもワインレッドとブラックの2色ご用意しました。
この機能とデザインで価格も従前のシリーズよりぐっとお安く、¥207,900-を予定しています。
アクアカルテック
2009年07月02日
浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 港区 K社様
かなり特殊な設置事例です、これは給茶機への接続をしています。港区のK社様、給茶機の水は純水を購入して使用されていましたが、宅配純水はかなり高い買い物、従業員数の多いK社様ではなおのこと総務部の方が純水の経費に頭を悩ませてしまいます。
それで純水を造れる逆浸透膜浄水器を接続してしまえば大きなコストダウンが図れるとアクアカルテックにお声を掛けて頂きました。
ミニキッチンの中は電気湯沸かし器が占領していて浄水器を設置するスペースがありません、おもいきって給茶機の中へ押し込んでみると、入りました!
アクアカルテック
2009年07月01日
ヤモリは家守!?
アクアカルテックの事務所の窓に貼り付いていたヤモリさんです。アクアカルテックの事務所の裏は雑木林になっていますから、その辺からやってきたのでしょうか、まだ自然が残っているんですねえ。
蚊などの小さな昆虫を餌としているそうで、夜、窓ガラスの明かりに集まる昆虫を狙って待っているのでしょう。近くで見るとなかなか愛嬌のある顔立ちのヤモリさんですが、家守と言って家も守ってくれるそうです。
アクアカルテックの逆浸透膜浄水器がたくさんのお客様に届くよう、ヤモリさんに守って頂きたいですね。
アクアカルテック