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2009年10月31日
浄水器:機種の違い(48)(冷温水浄水器)
冷温水逆浸透膜浄水器があれば1㍑100円する宅配水と同じ純水がオフィスの水道水から造り放題で、大幅な経費節減です。常に熱湯が沸いていますいますから電子ポットのお湯の残量を気にする必要もありません。
ご家庭で冷温水浄水器を使えばいつでもお湯が沸いているのでおみそ汁、煮物、とお料理の時間を短縮して奥様の大きな力になります。
レンタル浄水器で導入されれば月々定額、メンテナンス費用も万一の故障修理費用もレンタル料金の中に含まれていますので、とっても安心ですね。
浄水器:機種の違い(47)(冷温水浄水器)
その高い宅配水、逆浸透膜浄水器で純水を造れば、元のお水がハワイやカナダの湧き水であろうと、東京の水道水であろうと、浄水器から出てくる純水の品質には殆ど変わりがありません。もし、この水の違いを見分ける事が出来る人間が居るとしたら、それはもう神業でしょう。
つまりハワイで造ってもお客様の水道水や井戸水から造っても、逆浸透膜浄水器なら同じ純水になるのです。それなら高いお水を買う意味なんてありませんよね。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(46)(冷温水浄水器)
宅配ウォーターサーバーの水の殆どは逆浸透膜浄水器で造られた純水ですが、そのコストは意外に高く1㍑当たり100~150円します。これは最近のスーパーマーケットで販売されているボトルウォーターの販売価格と比較してもかなり高額な価格設定です。
宅配水の原価構成の多くは配送料だと思われます。最初はボトル2本無料です、と言われて始めても従業員の方が多い会社ではワンフロアの月の支払いが2~3万円にもなる、なんてお話もよくお聞きします。総務の方は頭が痛くなりますよね。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(45)(冷温水浄水器)
冷温水浄水器を導入されるお客様はやはり、宅配ウォーターサーバーからの切り替えで逆浸透膜浄水器を考えられた方が多いですね。宅配水も殆どが逆浸透膜浄水器で造られた純水である事、インターネットで調べれば直ぐ判ってしまいます。
一部、富士山の天然水とかナチュラルウォーターを宅配している業者もありますが殆どは逆浸透膜浄水器の純水を工場でボトリングしています。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(44)(冷温水浄水器)
これまでご紹介してきた熱湯/冷水が使える浄水器、もちろんアクアカルテックの浄水器は全て逆浸透膜浄水器ですからこれらの浄水器も逆浸透膜で作った純水を加温、加冷した熱湯と冷水です。
これは宅配水のウォーターサーバーと全く同じ機能と水質と言って差し支え有りません。更にアクアカルテックの冷温水浄水器の熱湯は90℃まで加温しますから宅配ウォーターサーバーの7~80℃から比べるとカップラーメンまで作れる温度です。
アクアカルテック
2009年10月30日
浄水器:機種の違い(43)(COWAY-メトロ)
余りお目に掛けることのないCOWAY-メトロ逆浸透膜浄水器の裏側です。黒い縦横の編み目の様な部分は冷媒の放熱部分です。純水を冷やす冷媒コンプレッサーの熱は浄水器の裏面から放熱されますので5cm位、壁との離間距離を取る必要があります。
右下のチューブは浄水器への給水と浄水からの排水、これを台所の蛇口や排水管と接続します。電気使用量は1KW以下ですので専用回路とする必要はありません。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(42)(COWAY-メトロ)
COWAY-メトロ浄水器のインジケータパネルです。余り便利機能でもないのですがCOWAY-メトロは熱湯/冷水をそれぞれ3段階で温度調節する事が出来ます。ボタンを押す毎にロウ-ミドル-ハイと切り替わり熱湯を必要としない場合は温度を低く設定することが可能です。
また浄水器のパネルに温度表示や水位表示がされるので、「浄水の温度が低い時はカップラーメンは作れないな」とか確認することが出来ますね。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(41)(COWAY-メトロ)
COWAY-メトロ逆浸透膜浄水器です。この浄水器の特徴としてはイグアススタンドタイプと同等の大容量タンクで純水の貯水量が多い事、それから貯水タンク内の衛生面を重視して、紫外線殺菌ランプで循環殺菌している事です。
タンク内の純水は塩素が存在しませんから、滞留時間が長くなればバクテリアは増えて行く可能性があります。バクテリアについて過度に神経質になる必要がないのは以前ブログにも書きましたが、そうは言っても、より安全性に配慮した浄水器がこのCOWAY-メトロです。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(40)(イグアスCHP-3680S)
イグアス逆浸透膜浄水器のスタンドタイプ浄水器、IGUASUCHP-3680Sです。この浄水器も冷温水機能付きの逆浸透膜浄水器という商品ですが、かなり大容量設計です。冷水4.4㍑/熱湯3.8㍑/常温水15㍑でトータル23.2㍑の貯水量、これだけあれば人数の多いオフィスや学校などでも活躍できます。
色もやはり重厚なブラックと明るいワインレッドの2種類をご用意していますので、浄水器をお使いになるシーンに合わせてご選択頂けます。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(39)(イグアスCHP-3690D)
イグアス逆浸透膜浄水器の特徴の一つに熱湯/冷水の吐水ボタンがあります。これはタッチセンサーになっていまして、「HOT」の印字部分に触れると「ピーン」と確認音がしてホットの安全装置が解除されます。それから吐水ボタンを押すと蛇口から熱湯になった純水が出てきます。
蛇口は電磁弁になっていますので吐水ボタンを押している間、浄水が出続ける事になります。このように電子部品を多く使っているのがイグアス浄水器の特徴です。
カウンタートップタイプ浄水器の場合は熱湯タンクの容量が1.4㍑ですので、給茶くらいは問題ないと思いますが、カップラーメンなどを連続して作る様なシュチュエーションでは容量の大きいスタンドタイプ浄水器をお勧めします。
2009年10月29日
浄水器:機種の違い(38)(イグアスCHP-3690D)
最近、アクアカルテックの浄水器で急速に販売を伸ばしているイグアス冷温水逆浸透膜浄水器です。写真はカウンタートップタイプのイグアスCHP-3690Dです。一般のご家庭ですと写真のワインカラーが人気です。
冷温水浄水器をご希望されるお客様は大抵、宅配水のピュアウォーターをご存じのお客様が多いですね、熱湯や冷水がピュアウォーターで使えるって言うのが便利なんですね!買っていた純水が家で使い放題!これは大きな事ですよね。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(38)(COWAY-190C)
COWAY-190Cは常温タイプのカウンタートップ逆浸透膜浄水器としては非常に完成度の高い浄水器です。これはカウンタートップタイプに特化している韓国のお国事情からカウンタートップタイプ浄水器の完成度が高まったのだと思います。
韓国の人たちは殆どレンタル浄水器として利用していて購入は少ない様です、でも韓国で逆浸透膜浄水器を使用している人の殆どは使っている浄水器が逆浸透膜式で有ることを知りません。「良い浄水器なのは知ってるけど」と言う感じですから、逆浸透膜浄水器の特徴である除去率の計測などにも無頓着だそうです。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(37)(COWAY-190C)
COWAY-190Cの貯水タンク内部です。逆浸透膜浄水器は貯水タンクが必須です、浄水器の造水速度は1分間に130ccくらいと非常にゆっくりですから(時間を掛けて造水するので高い除去性能が得られる訳ですが)。
タンク容量は約6.0㍑、貯水タンクのハッチ周囲にはパッキンが廻ってきますので密閉性の高い貯水タンクです。タンク中央の円筒形のケースの中には小さなビーズが入っています。これは抗菌セラミックフィルター、この様にタンク内のバクテリア抑制のために様々な工夫がされています。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(36)(COWAY-190C)
COWAY-190Cの裏面パネルを外したところです。逆浸透膜浄水器には必須の電動増圧ポンプが下に見えます。左下のねずみ色のボックスは電源トランスです。
上半分位を占めるベージュ色のボックスが浄水器の貯水タンク、ここに約6㍑の純水が貯水されます。満水になると運転(造水)を停止し、2㍑位ピュアウォーターを使用すると水位が下がったのを感知して運転を再開します。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(35)(COWAY-190C)
COWAY-190Cの内部です。これだけ見ても普通の浄水器とは相当違いますよね、ピンク-グリーン-ブルー-オレンジ-ダークグリーンの5本のフィルターが見えます。上部にある白い箱形の装置はフローコントロール、タンク内の満減水によって逆浸透膜浄水器の運転を制御します。
フローコントロールの左下の丸い装置は減圧弁、高水圧地域でも3kg以下に減圧をします。右下の装置はLPS(ロウ・プレッシャー・スイッチ)、給水が止まると浄水器の電動ポンプが空回りをしないように電源を止めます。
LPSがあるから簡単取付キットで浄水器の設置が可能なんです。
アクアカルテック
2009年10月28日
浄水器:機種の違い(34)(COWAY-190C)
COWAY-190Cは5段階フィルター 1st:5ミクロンセディメントフィルター 2nd:プレカーボンフィルター 3rd:逆浸透膜フィルター50GPD 4th:ポストカーボンフィルター 5th:ファインフィルターです。
タンクの貯水量は6㍑とカウンタートップ浄水器にしては充分な容量があります。ご家族4人くらいまででしたら、それほど不自由なくお使いになれる逆浸透膜浄水器です。
米国製カウンタートップと比較すると使い勝手は、遙かに優れていると思います。これは米国製カウンタートップが簡易浄水器という位置づけなのに対し、韓国では逆にアンダーシンクタイプが存在しませんのでカウンタートップ浄水器の使い勝手、機能性を追求しているからです。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(33)(COWAY-190C)
米国製浄水器の透明タンクも色々と問題がありまして、日光が入るとタンク内に藻が発生します、浄水器の貯水タンクの蓋が米国製の場合、ただ載っているだけで気密性がありません。
浄水を出せば蓋の隙間から当然空気を吸い込みますが、その時、空気中のほこりやバクテリアもタンク内へ入れてしまいます。透明なタンクから入り込む光と蓋の隙間から入る空気、これがタンク内部の汚れの原因です。
COWAY-190Cの貯水タンクはパッキンが巡らされた気密性の高い蓋、空気の吸い込み口にはエアフィルターが装備されています。更に遮光性タンクは光を入れません、これが衛生面における韓国製と米国製の大きな違いです。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(32)(COWAY-190C)
米国製のカウンタートップ浄水器では正面に透明なタンクが配置されて純水が貯まるのが見えるタイプが現在でも主流です。まずこの米国製を使おうとすると蛇口の下がマグカップを差し込む分しか、高さがありません。
それで大抵の方は何か台の上に置いて浄水器を使うことになる訳ですが、韓国製はその辺が考えられていて蛇口の下が大きく空いています。
蛇口からは重力による落下吐水ですから、蛇口の位置を高くするため、貯水タンクを逆浸透膜浄水器本体の上、1/3に配置して、その下にフィルター、電動ポンプなどを配置しています。一方米国製は前半分を貯水タンク、後ろにフィルター、電動ポンプを配置していますから蛇口位置も低くなってしまいます。
アクアカルテック
浄水器 機種の違い(31)(COWAY-190C)
カウンタートップのCOWAY-190Cは価格設定も¥99,750-とニューファミリーやお引っ越しの多い方に人気の商品です。COWAYは韓国の有名企業で、浄水器の製造台数でギネスブックにも載った事のある会社です。
アクアカルテックでも以前はアメリカ製のカウンタートップタイプを販売していましたが、現在では取り扱っていません。逆浸透膜浄水器であれば浄水の質については差違はありませんが、使い勝手と言いますか、そのような機能面では米国と韓国で大きな違いがあります。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(30)(アンダーシンクタイプ)
これまでアンダーシンクタイプの浄水器、ACRA-545P/645UP ACRT-550MPS ACRT-445PPのそれぞれの特徴についてご説明しましたが、お客様サイドの設置条件はアクアカルテックの設置事例を見て頂いてもお判りになると思いますが、非常に様々です。
場合に依っては省スペースなACRT-445PPに外付けで電動ポンプを設置したり、水質や用途によってACRT-550MPSのプレフィルター構成を変更したりすることも可能です。
特殊条件の場合はアクアカルテックの経験豊かなスタッフのご相談下さい。
アクアカルテック
2009年10月27日
浄水器:機種の違い(29)(ACRT-445PP)
ACRT-445PP浄水器はアクアカルテックの浄水器の中では販売量の少ない機種になります。基本的には海外の工場で生産するのですが、省ロットでオーダーをすると割高になってしまいますので、日本で組み立てることもあります。
最近ではACRT-445PPはメイドインジャパンと言っても良いかもしれません。無電源のパーミエイトポンプは一つのメーカーしかありませんので仕入れは少し割高になりますので¥105,000-は結構厳しい価格設定です。
浄水器:機種の違い(28)(ACRT-445PP)
原水が井戸水で濁度などが高く、浮遊物が多い水質などの場合はプレフィルターが3本あるACRT-550MPS浄水器の方がお勧めです。マンガンなどが高濃度に検出された地下水の場合は逆浸透膜フィルターの目詰まりが早くなる場合が有ります、その現象を抑制するために3番目のプレフィルター、1ミクロンの変わりにリン酸カルシウムのフィルターを入れる事があります。
プレフィルターが3本あればこの様な組み替えも出来るのですが、プレフィルター2本だと可変性がありません。原水が水道水なら2本でも問題ありませんが、井戸水の場合はやはりプレフィルター3本のACRT-550MPSをお勧めします。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(27)(ACRT-445PP)
でもご安心下さい、水道の水圧が低くて浄水器のスペースが無い場合はパーミエイトポンプの変わりに外付けで電動ポンプに取り替える事も出来ます。電動ポンプを外付けにすれば、ちょっとした隙間に押し込むことが出来ますのでスペースも有効利用出来ますね。
もう一つ他のアンダーシンクタイプ浄水器に比べてプレフィルターが1本少ない2本の構成です。3本タイプの5ミクロン-活性炭-1ミクロンの最後の1ミクロンフィルターがありません。
アクアカルテック
浄水器 機種の違い(26)(ACRT-445PP)
アンダーシンクタイプ浄水器の中では少し特徴のあるACRT-445PPミズピュアミニです。コンパクトに造られていますの設置スペースが厳しい条件の時などに有効です。電動ポンプを装備していないので、水道の原水圧が3.5kg以上ないと造水速度が遅くなります。
マンションなどの集合住宅では給水圧力を配管保護の為にわざと2kg位に低く設定していますのでパーミエイトポンプはまず使用出来ません。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(25)(UVフィルター)
逆浸透膜浄水器の出口に紫外線殺菌ランプを装備するのは、一般的な使用については過剰設備だと思います、製造元の推奨通りUVランプを毎年交換すればコスト(¥11,550-)も掛かります。
逆浸透膜浄水器への紫外線殺菌ランプを装備した時の利点は通常の水と異なり、逆浸透膜の純水は浮遊物が存在しません、通常の水なら異物の陰に隠れたバクテリアには紫外線が届きませんが、純水にはバクテリアが隠れる場所がないので、紫外線殺菌が効率良く行われます。
アクアカルテック
2009年10月26日
浄水器:機種の違い(24)(UVフィルター)
ここで、あまり神経質にならないで頂きたいのですが、空気中にはたくさんの種類の細菌が浮遊していますし、人間の皮膚1平方cmには1万個以上の細菌がいると言われています。つまり人間は菌と共生している訳です。
納豆やヨーグルト、チーズなどは細菌によって作られた食べ物です。大腸菌の様に病原性のある細菌が存在する事は問題ですが、そうあちこちに強い病原性を持つ細菌がやたらいる訳ではありません。
ですから過度に細菌類に対して神経質に排除しようする事はあまり意味がないのです。
浄水器の水は水道水のように消毒用塩素が含まれていませんから外部から飛んでくる細菌に対してガードする力がありません。時間経過と共に細菌類が増えて行くのは自然なこと、浄水後なるべくフレッシュなうちに使用するのが望ましいのです。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(23)(UVフィルター)
紫外線殺菌ランプの役割は原水から逆浸透膜フィルターの経年劣化により漏洩した細菌を浄水器の蛇口直前で焼き殺す事が一つ、もう一つの役割は浄水器の蛇口から逆づたいに浄水器内部へ侵入しようとする細菌を紫外線殺菌ランプで焼き殺し、内部に侵入させないと言う役割があります。
実際にはこの二つ目の役割の方が重要なのではないかと思います。空気中には細菌が存在し、原水に細菌がいれば、浄水器の蛇口のとなりの一般蛇口からは細菌が流出しています。その飛沫が浄水器の蛇口にかかれば、時間経過とともに浄水器の内部へ侵入して行きます。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(22)(UVフィルター)
逆浸透膜浄水器なら細菌などの大きなものは通さないのでは?と疑問をお感じになる方も多いかと思います。逆浸透膜フィルターの孔の大きさであれば細菌は入り込む余地が無いように思いますが細菌は自らを変形させ、長い時間を掛けてパッキンの隙間を回り込んだりします。
また経年劣化による逆浸透膜のピンホールから流出する可能性もあります。その様な細菌を浄水器の蛇口直前で焼き殺すのが紫外線殺菌ランプの役割です。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い(21)(UVフィルター)
アクアカルテックの逆浸透膜浄水器でACRA-645UPだけに装備されている紫外線殺菌ランプですが他のアンダーシンクタイプの浄水器へもオプションで装備する事が可能です。
ステンレスのハウジングに封入されたガラス管の中に紫外線殺菌ランプが挿入されています。14Wの紫外線ランプで1.4ガロン(5.2㍑)/分の処理能力を持ちます。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い⑳(ACRA-645UP)
ACRA-645UPはACRA-545Pに紫外線殺菌ランプを搭載した逆浸透膜浄水器です。紫外線殺菌ランプ以外はACRA-545Pと変わりません、この浄水器も米国工場での生産となります。
原水が井戸水でバクテリアの心配がある場合や飲食店や食品工場等、衛生面での安全性が求められる場合などに最適なシステムです。
一方で原水が水道水の一般家庭でご利用になるには紫外線殺菌ランプまでは必要ないと思います。
浄水器:機種の違い⑲(ACRT-550MPS)
ACRT-550MPSとACRA-545Pとどちらが良いのか、フィルター構成やシステム内容はほぼ同じですので一般家庭ではどちらを選んでも性能的には遜色ありません。
大きさもほぼ同じですからスペース効率も変わりません。逆浸透膜浄水器は米国の発祥だから米国製をとお考えになる方はACRA-545Pをお選びになるでしょう。
店舗使用など業務用浄水器としての使用は使用条件が過酷になることが予想される場合もACRA-545Pがお勧めですが、その他の場合は水道、井戸を問わず、ACRT-550MPSをお勧めします。
アクアカルテック
2009年10月24日
浄水器:機種の違い⑱(ACRT-550MPS)
ACRT-550MPSの本体価格は¥126,000-です。ACRA-545Pより¥28,000-安く設定されています。これは単純に生産コストの差となります。
浄水器の蛇口はハンドル式、ゴールドの縁取りがされたデザインはお客様の評判も良いようです。蛇口単体価格も¥5,250-です。正直、日本製品の様な厳格な品質は求められませんが、日本製の蛇口に比べるとかなり割安感があります。
ACRA-545Pをご利用のお客様も蛇口をこのタイプに変更される方もいらっしゃいます。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い⑰(ACRT-550MPS)
ACRT-550MPSは米国製のACRA-545Pをの設計を踏襲して台湾工場で製造されているモデルです。フィルター構成もACRA-545Pと同じで逆浸透膜フィルターはもちろんフィルムテック社の50GPD(50ガロン par Day)を使用しています。
蛇口もハンドル式でACRA-545Pのプッシュ式蛇口より使いやすいかと思います。私が自分でどちらの浄水器を選ぶかと聞かれれば、現在なら間違いなくACRT-550MPSミズピュアセレクトと選びます。
アクアカルテック
2009年10月23日
浄水器:機種の違い⑯(ACRA-545P)
標準のタンクの他、数種類のタンクバリエーションがあります。使用量に併せてオプションで浄水器のタンクを入れ替えることが出来ます。
一番小さいものは2㍑からありますが、アクカルテックで常備在庫しているのは「7㍑」「34㍑」「44㍑」です。これらのタンクは2つ並列に繋げて使用することも出来ます。
特注品では「90㍑」「180㍑」もご用意できます。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い⑮(ACRA-545P)
逆浸透膜浄水器のタンク貯水量はダイアフラムの空気圧によっても変動します。空気圧が低ければ貯水量が増え、空気圧が高ければ貯水量が減ります。浄水器の蛇口からの吐水は潰れたダイアフラムが復元する時の力で出ますので、貯水量を確保しようと空気圧を下げれば吐水速度が遅くなってしまいます。
4.4ガロンタンクの場合の空気圧はからの状態で0.5~0.7kg/平方cm程度に設定します。空気圧は気温に依っても変動しますので夏は高めに、冬は低めに設定しておきます。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い⑭(ACRA-545P)
標準でセットされている貯水タンクは4.4ガロンといサイズになります。4.4ガロンはタンクの全体容量です、タンク内部には空気のボールの様なダイアフラムが内蔵されていますので実効容量として約65~70%位となります。
1ガロンは3.78㍑ですから実効容量としては11~12㍑位となります。満水で約11㍑の純水が貯まり、2~3㍑使用すると水圧が下がったのを感知して浄水器が稼働を開始します。
アクア・カルテック
浄水器:機種の違い⑬(ACRA-545P)
逆浸透膜浄水器は米国発祥ですから、やはり米国製が良いとお考えになるお客様も多く、内容が殆ど変わらない事をご説明しても、やはり米国製が良いとお選びになる方が約30%、残り70%は台湾製ACRT-550MPSをご選択されます。
アクアカルテックが浄水器事業を始めた当初からの浄水器ですから歴史が長い分だけ信頼性が高いとも言えます。機種の違いについて気になる部分があれば、疑問が解消されるまで何なりとご質問下さい。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い⑫(ACRA-545P)
ACRA-545Pの特徴として米国工場製であること、そして浄水器に装備された電動増圧ポンプの耐久性です。アクアテック社の電動ポンプ、PU-6800が装備されています。
一般家庭での使用であれば電動ポンプは一日にせいぜい1~2時間の稼働ですから台湾製でも全く問題ありませんが、飲食店などで使用すれば、お冷や、紅茶、コーヒーだけでも繁盛店なら一般家庭の3~4倍使用してしまいます。
小中規模の店舗や業務用厨房へはACRA-545Pをお勧めしたいですね。
アクアカルテック
2009年10月22日
浄水器:機種の違い⑪(ACRA-545P)
ACRA-545Pです。これはアクアカルテックが逆浸透膜浄水器を販売し始めた8年前からある米国製で定番の浄水器です。非常にスタンダードなタイプかつカスタマイズも容易で、現在の業務用タイプが出る前は飲食店等でも盛んに納品させて頂きました。
ACRA-545Pの電動増圧ポンプの耐久性については台湾製のACRT-550MPSより優れている様です。一般家庭でご利用になる分には余り変わらないのですが、飲食店などの過酷な運転状況が予想される場所にはお勧めしたい浄水器です。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い⑩(アンダーシンクタイプ)
ACRA-545Pは米国工場製、ACRT-550MPSは台湾工場製と申し上げましたが両者に品質的な違いを見つけるのはかなり難しい事です。
米国工場で使う部品等も殆どが台湾、中国で製造されています。それが米国に廻って組み立てられ、日本に送られてくるのです。実際、米国製のACRA-545Pもフィルターハウジングの底にMade in Chainaの刻印があったりします。
フィルターは米国製も台湾製も同一ですので、製品価格の差は単純に米国工場と台湾工場の製造コストの差となります。弊社の製品保証期間も同じ、さあどちらの浄水器をお選びになりますか?
アクアカルテック
浄水器:機種の違い⑨(アンダーシンクタイプ)
機種の違いのうち、お客様が良くお迷いになるアンダーシンクタイプの浄水器についてのご説明です。
「どう違うのですか?」については「出来るお水は皆、同じ品質の純水です、全て米国フィルムテック社の同じ逆浸透膜フィルターを使用していますから。」
この中でACRT-445PPだけは電動増圧ポンプが装備されていませんので、水圧の安定しない井戸ポンプには不向きです。また、水道水でも水圧が3.5kg以上ある地域が理想となり、実用レベルでは3kg以上の水圧を必要としますので、水圧の低い地域には不向きとなります。
ACRA-545Pは米国工場での製造、ACRT-550MPSは台湾工場での製造となります。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い⑧(冷温水機能付きタイプ)
冷温水機能付きの浄水器をオフィスで使えば、電子ポットに水を補充する必要もありませんし、夏場に冷たい水を冷蔵庫に用意する必要もありません。ペットボトルの清涼飲料水を買う量も減るでしょう。
一般のご家庭で使用されれば、おみそ汁を造るにもお湯が沸いていますからお料理の時間も短縮出来て大変便利です。一度、冷温水機能付きの便利を知ってしまったお客様はやっぱりイグアスの逆浸透膜浄水器をお選びになるようです。
アクアカルテック
機種の違い⑦(冷温水機能付きタイプ)
冷温水機能付きのユーザー様はオフィス、学校などが多くなりますが、一般のご家庭でも結構人気商品です。これは宅配水からの切り替えで逆浸透膜浄水器の導入をされる方です。
宅配水は一部天然水を除き、ほとんどが逆浸透膜浄水器で造った純水を宅配しています、この純水は1㍑当たり100~150円します。飲料水やお茶程度なら良いのですが、これで洗米など調理水として使ってしまっては月のコストが3万円を超えてしまうかもしれません。
そこで逆浸透膜の浄水器なら大幅なコストダウンが図れるのですが、冷温水機能がついたサーバーから純水を使われていたので、冷温水機能付きをご希望されるようです。
浄水器:機種の違い⑤(冷温水機能付きタイプ)
浄水器の形態とからアンダーシンクタイプ、カウンタートップタイプときて、もう一つ写真のような冷水/熱湯機能機能付きの逆浸透膜浄水器があります。
形態的にはカウンタートップタイプとスタンドタイプがあります。これは逆浸透膜で造った純水を加冷、加温して冷水と熱湯とつくります。
冷水は4℃、熱湯は90℃くらいとなりますのでカップラーメンも出来ますね。
アクアカルテック
2009年10月21日
機種の違い⑤(カウンタートップタイプ)
カウンタートップタイプの浄水器はお引っ越しの多い、ニューファミリーの方などは取付取り外しが容易な、簡単取付キットと組み合わせると非常に使いやすい浄水器だと思います。
一点、アンダーシンクタイプに比較するとプレフィルターの容量が小さいので汚れの多い井戸水や、毎日の使用量が10㍑を超える場合は逆浸透膜の寿命が多少短くなる可能性があります。その場合はプレフィルターの交換周期を1年から6ヶ月程度に短縮されるのが良いでしょう。
浄水器のアクアカルテック
浄水器:機種の違い④(カウンタートップタイプ)
一方、カウンタートップタイプは写真のようにシンクトップなどに浄水器を置いて使用します。カウンタートップタイプは浄水部と貯水タンク部を一体の箱の中にコンパクトに収めていますから、アンダーシンクタイプの標準貯水量11㍑に対して貯水量は6㍑となります。
ご家族が多いご家庭ではアイドルタイムに汲み置きをするなど少しやりくりが必要になります。
浄水器:機種の違い③
アンダーシンクタイプの逆浸透膜浄水器は写真の様にキッチンの下に浄水器本体とタンクを設置します。シンクトップには浄水器専用の蛇口が設置されます。
お皿洗いなどは既存の水道や井戸を使用して、体の中に入る水、飲料水/調理水は浄水器の純水を洗米から使用します。
一般のご家庭で使用されるならアンダーシンクタイプが一番使い勝手が良さそうです。
アクアカルテック
機種の違い②
全て逆浸透膜式の浄水器ですが形は色々ですね。形態から大きく分けて「アンダーシンクタイプ」、キッチン下に浄水器本体、貯水タンクを設置してシンクトップに設置した蛇口から浄水を使用する、逆浸透膜浄水器のスタンダードタイプです。
次がカウンタートップタイプ、COWAY-190Cなどに代表されるシンクトップやオープンカウンター、出窓などに置いて使用する浄水器とタンクが一体となった逆浸透膜浄水器です。
キッチン下に置くのかシンクトップへ置くのか、これは使用されるシュチュエーションによって異なってくるでしょう。
アクアカルテック
浄水器:機種の違い①
アクアカルテックのホームページや送付資料をご覧になる、お客様によく頂くお話で、商品ラインナップが色々あるのでどの浄水器を選んで良いのか、よく判らないと言うお言葉です。
もっともなご意見と思いますが、一つはどの浄水器をお選び頂いても同じ逆浸透膜浄水器であることは変わり有りません、アクアカルテックでは逆浸透膜浄水器しか取り扱っていませんので、どの機種をお選び頂いての同様の純水をご利用になれます。
2009年10月19日
パーミエイトポンプ⑤
この様な現象を改善するのがパーミエイトポンプの働きです。パーミエイトポンプは逆浸透膜浄水器の排水圧で内部のネジを巻き、力を蓄えます。力がMAXになった時にリリースされるとパタンと言う音とともにタンクからを水圧一時的に押し返し、その隙間に浄水を押し込む様な動きをします。
このパーミエイトポンプの働きにより当初の造水速度を落とさず、貯水タンク内へ浄水を押し込む事が出来ます。給水圧力が高い地域では非常に有効なアイテムとなります。
パーミエイトポンプ④
原水からの水圧で逆浸透膜へ水を押しつけますが、タンクに浄水が貯まってくるとタンクから逆方向へ押し返されます、その為、逆浸透膜へ水が浸透して行かなくなるのです。
例えば当初、3.5kgの水圧で押していても、タンクの圧力が上がってきてタンクからの逆方向の水圧が2.0kgとなれば、3.5kg-2.0kg=1.5kgが逆浸透膜に掛かる水圧となってしまいます。
これではタンク圧が原水圧に近づくほど造水量は少なくなってしまいますが、排水量は一定の速度で排出されていますので、原水から浄水の回収率が非常に少なくなり、排水ばかりでてしまうという状態になってしまいます。
アクアカルテック
パーミエイトポンプ③
ではパーミエイトポンプの役割とは何でしょうか!「水道を無駄にしないため」とタンクへ浄水の貯まる量が増えてきたときに「造水速度を落とさない」の2つの役割があります。
原水の給水圧力が高ければ、ポンプが何も装備されていない逆浸透膜浄水器でもタンクに充分、浄水が貯まります。ですが、ここで、浄水器の造水過程を追ってみると、最初は原水から押される給水圧力に依って、逆浸透膜に水が押しつけられ、浄水が造られます。
ところが、浄水が貯水タンクへ貯まってくると貯水タンク内のダイアフラムに依ってタンクの中の浄水は外に出ようと押される力が強くなります。
電動ポンプがあれば規定圧に達するまでモーターの力で貯水タンクへ浄水を押し込んで行くのですが、
アクアカルテック
パーミエイトポンプ②
パーミエイトポンプは逆浸透膜に対して加圧するポンプではありませんので給水圧力が低い場合は適応がありません、給水圧力が低い場合はやはり電動増圧ポンプが必要となります。
パーミエイトポンプの最低稼働水圧は2.0kg/平方cm以上ですが、この水圧では1時間に2㍑位しか浄水を造ることが出来ません。電動ポンプ付の逆浸透膜浄水器の1時間当たり8㍑に比較するとかなり不便を強いられます。
パーミエイトポンプ付の浄水器を良好な造水速度で使用するには3.5kg/平方cm以上が必要となります。
アクアカルテック
パーミエイトポンプ①
ACRT-445PPに装備されているポンプはパーミエイトポンプと言いまして、通常の逆浸透膜浄水器に装備されている電動増圧ポンプとは形も機能も異なります。
写真右上の黒いドラム状の物体がパーミエイトポンプです。4本のチューブが繋がっていますが電源コードは接続されていません。無電源で稼働するポンプですが永久機関とかでは当然ありません。
アクアカルテック
2009年10月18日
水道水専用の浄水器!?④
これらの活性炭主体の浄水器は有害物質はヒ素でも何でも除去出来るかの様に宣伝文句を並べ立てますが、その実、実際にヒ素などの有害物質が含まれている汚染水については全く対応できません。
イヤな臭気や味を改善する位は効果がありますが、安全性を高めるという部分については全く信用できません。
国が安全を保証している水道水を浄水器へ通せば、出てくる水も当然安全、これが、この様に価格だけ高く、性能は日本製の簡易浄水器並の性能、これが外国製浄水器の実態です。
安全品質は国任せ販売した後は定期的に高いフィルターを買って貰って、構造が単純過ぎてトラブルも無し、売れれば業者にとっては非常においしい商品でしょう。
水道水専用の浄水器!?③
ヒ素も水銀も活性炭で除去出来るのは嘘ではありません、でもここで、100あるうちの10しか除去できていなくても、除去しているのは嘘ではない、「除去できます」。と表現している所が問題なのです。
最後の「ヒ素除去できます」だけを表示すれば、それを見た消費者の方は当然、ヒ素に汚染された地下水にも対応出来ると思うでしょう(結構お高い浄水器ですし)。
これらの浄水器は逆浸透膜浄水器の様に遊離残留塩素以外は何が何%除去出来ましたとは絶対に表示していません。
アクアカルテック
浄水器 設置事例:ACRT-445PP 市原市 K様宅③
他の機種に比べてプレフィルターが1本少なく、電動ポンプが無い分システムの厚みもスリムなACRT-445PP、浄水器の本体を縦に置いたり、横に置いたり、お客様に見て頂きましたが。
最終的には収納の奥にタンクとシステムを押しつけての置き方が一番収納効率が良いようです。これなら収納部も逆浸透膜浄水器の手前が30cm以上空いていますのでたくさんモノがしまえそうですね。
浄水器 設置事例:ACRT-445PP 市原市 K様②
浄水器の設置前にK様宅の水道水を水圧を測ると45PSI=3.15kgでした。理想的には3.5kgあれば、電動ポンプ付きの浄水器と遜色ない造水速度を確保できるのですが、この位であれば充分使用に耐える造水速度が期待出来ます。
K様とご相談の上、ACRT-445PPに機種を決定、取付時の水圧計測で水圧が足りない場合は、その場でACRT-550MPSへ機種変更しましょうと事前にお話していましたので、当日は2機種をご用意して伺いました。
アクアカルテック
浄水器 設置事例:ACRT-445PP 市原市 K様①
ACRT-445PPは他の機種と異なり、電動増圧ポンプが装備されていません。そのかわり無電源のパーニエイトポンプが装備されていますが、これは水を無駄にしないように効率よく造水するためのポンプで、造水速度は原水の水圧に依存します。
日本は米国に比べて水道の給水圧力低い為、逆浸透膜浄水器には電動増圧ポンプを装備するのがスタンダードですが、最近では日本でも給水圧力を高める傾向にあり、ACRT-445PPの活躍の場も増えてきました。
アクアカルテック
2009年10月17日
水道水専用の浄水器!?②
巧妙に嘘ははついていない、けど、お客様が本当に知りたい情報は見せない、見せられないがこれらの浄水器の実態です。
この手の浄水器はほとんどが活性炭主体の浄水器です。外国製の製品は活性炭と組み合わされる濾材についても日本の中空糸膜の様な精密濾過膜は使用していません。
活性炭とはこの様な業者にとって誠に方便の効く素材なのです。活性炭はよく非常に細かい孔が開いている構造でその表面積はわずかな量で野球のグランド位の面積がある等と表現されます。
これは嘘ではありません。その細かな孔に不純物が落ち込み、炭素と不純物が非常に近い距離に接近すると分子間力と言う力が働いて活性炭に吸着する、これも本当です。だとすれば販売業者の説明はどこがおかしいのでしょう?
アクアカルテック
水道水専用の浄水器!?①
逆浸透膜浄水器以外の方式の浄水器と比較検討をされているお客様、井戸水をご利用の方に多いのがシー○ルフォーやマ○チピュ○浄水器に問い合わせたら、「この浄水器は水道水専用なので井戸水には使用できません」と言われたそうです。
「ヒ素、硝酸など何でも除去できると表示しているのに何故!」
このお客様のご感想はもっともだと思います。ヒ素が除去できると謳っているなら、ヒ素に汚染された地下水にも当然、対応出来ると考えるのが当たり前です。
これらの浄水器販売業者は嘘!をついているのでしょうか?いえ、巧妙に嘘はついていないのです。
アクアカルテック
浄水器 特殊な設置例②
メンテナンスの時は引き出し奥の浄水器を引っ張り出さなければなりません。
まず引き出しを取り外しますが、結構重たいです。お鍋やガラスボールを外に置かせて頂いて、慎重に引き出しを取り外します。
システムキッチンの種類によっては引き出しを外すときにストッパーが付いているのもありますから、無理に引っ張らないのが肝要です。通常の浄水器メンテナンスより一手間余計に掛かりますが年に一度の事ですから。
浄水器 特殊な設置例①
練馬区のI様、一年目のメンテナンスです。写真は設置されている浄水器ですが向きが90度ずれているのではありません。浄水器の設置スペースを探して、引き出し奥に横置きに置いたのです。
外国製のシステムキッチンで引き出し奥のスペースは有ったのですが、高さが足りないので、システムを立てる事が出来ません。
横置きにしたら何とか納める事が出来ました。貯水タンクは引き出しの上に横置きしています。
アクアカルテック
南房総市
千葉県の最南端、南房総市まで浄水器の取付工事に行ってきました。太陽がいっぱいに降り注ぐ南側斜面に有るお客様のお宅は最高のロケーションですね。
アクアカルテックのある千葉市からここ南房総市までは館山道を使って約2時間弱、ちょっとした観光気分です。天気も良くて長時間の車の移動でも疲れを感じない一日です。帰りには干物でも買って帰りましょう。
アクアカルテック
2009年10月15日
浄水器 設置事例:COWAY-メトロ 市原市 T社様②
T社様のCOWAY-メトロ浄水器、1年間使用してタンクの中はどうなっているでしょうか?写真の様に綺麗ですね。浄水器の逆浸透膜フィルターの除去率が下がってくるとタンクは汚れやすくなります。これは除去率が下がって、不純物量が高まっているからです。
不純物はバクテリアの餌になりますので浄水が長時間滞留していると澱の様なものがタンクに貯まることもあります。COWAY-メトロの場合は紫外線殺菌ランプで循環殺菌していますのでより安全性の高いシステムとなっています。
浄水器 設置事例:COWAY-メトロ 市原市 T社様①
T社様は従業員の方は50名以上、休憩室の一角にCOWAY-メトロが設置されています。T社様は地下水をご利用でその水質にややご不安があるとの事、宅配水も検討されていましたが人数の多い事業所ではコスト高になってしまいますので、同じ純水が造れる逆浸透膜浄水器を導入されました。
社員の皆さんも安心してお水が飲めるので、缶コーヒーや清涼飲料水の量が減ったとか、ありがたいです。
アクアカルテック
浄水器 設置事例:オプションフィルター 船橋市 K様②
明らかに濁度、色度が高い井戸水はプレフィルターへの負荷が高く、一番目の5ミクロンのフィルターを目詰まりさせてしまうことがあります。
浄水器のプレフィルター交換頻度を通常の一年から6ヶ月に短縮する方法もありますが、今回は逆浸透膜浄水器の手前にオプションで20ミクロンのフィルターを装備しました。
これで20ミクロン→5ミクロン→活性炭→1ミクロンと段階的に浮遊物を処理する事に依ってそれぞれのフィルターの負荷が小さくなります。
浄水器 設置事例:オプションフィルター 船橋市 K様①
K様宅は井戸水をご利用です、都市部で安全な井戸水を得ることは年々難しくなっている様です。千葉県の調査では約50%の井戸水で硝酸性窒素又は亜硝酸性窒素が、約20%の井戸水でヒ素が水道水質基準値を超えて検出されている様です。
特にK様の場合は水自体の濁り、濁度、色度に問題があり、大きな浮遊物が多いようです。
アクアカルテック
秋です
ぐっと涼しくなりました。秋の公園は風景画のようですね、さすがに半袖では寒いときもありますので作業着を羽織って仕事をしております。
寒くなってくると水の臭いも収まるので浄水器販売にとっては余りよい季節ではありません、とは言え、年末には一年で一番販売量が増える時です。風邪を引かないように気をつけたいですね。
アクアカルテック
2009年10月14日
浄水器のメンテナンス手順⑯(最後にエア抜き)
メンテナンスが終了したら最後にもう一つ、プレフィルターを交換したので浄水器の中には空気が混入しています。この空気が小さな気泡となって水を白く濁らせて見せたり、配管経路にとどまって耳障りは音を出すことがあります。
写真は逆浸透膜浄水器から空気を抜いているところです。と言っても難しい事をするわけではなく浄水器を傾けているだけなんです。逆浸透膜フィルターハウジングの出口は浄水と排水の2つの出口があります。
この排水出口の部分が上になるように傾けるとシュゴゴーと言う音と共に浄水器の中の空気が抜けて行きます。
浄水器のメンテナンス手順⑮(浄水経路の消毒)
運転再開をして浄水器の蛇口からの吐水が確認出来たら、今度は貯水タンクのボールバルブを開放します。貯水タンクには塩素のある水道水が入っています。
この水道水をタンクから吐水するとタンク-ポストカーボンフィルター-浄水蛇口の経路を通過して蛇口から排水されます。塩素の入った水をこの経路に通す事によりこの部分の消毒効果を期待するわけです。
タンクの水が無くなったら、蛇口を閉じ30分位運転した後、逆浸透膜浄水器の蛇口から浄水を捨てます。これでタンク、浄水器の消毒、メンテナンスは完了です。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑭(配管チューブの復旧)
逆浸透膜フィルターのフラッシングが終わりましたら、浄水器の各チューブ配管を元通りに戻します。基本的にはチューブ配管は色分けされています。赤色が給水、黒色が排水、青色が浄水器と蛇口を結び、黄色は浄水器と貯水タンクを結びます。
配管チューブが元通りになったら、給水バルブを開放して浄水器へ通水を開始します。ここで水漏れが無いか確認しましょう。
水漏れを確認してから電源を入れ電動ポンプの運転を開始します。逆浸透膜浄水器の蛇口から糸のように細く、浄水が出てきます。
アクアカルテック
2009年10月13日
浄水器のメンテナンス手順⑬(逆浸透膜の清掃)
このフローコントロールリストリクターによって逆浸透膜のフィルターハウジング内はゆっくりと水が流れているのですが、このフローコントロールを外してしまうとフィルターハウジング内の水は高速で流れ出します。
この水の勢いを利用して1年間、逆浸透膜表面に付着した汚れを吹き飛ばしてしまおうと言うのが逆浸透膜フィルターのフラッシングです。
前記事の写真をご覧頂くと給水チューブを逆浸透膜フィルターハウジングの入り口に直接繋いでいます。白い葉巻状のプラスチック部品、フローコントロールリストリクターを外してチューブを挿し、シンクへ垂らしておきます。この状態で給水バルブを開けて2~3分、逆浸透膜をフラッシング洗浄します。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑫(逆浸透膜の清掃)
逆浸透膜フィルターの清掃と言ってもたいしたことをする訳ではありません。逆浸透膜浄水器の心臓部はこの逆浸透膜フィルターです。毎年のメンテナンスはこの逆浸透膜フィルターを長持ちさせるために行っているのです。
逆浸透膜のフィルターハウジング内部は4kg/平方cm位の高圧になっています。これはフローコントロールリストリクターと言う小さな部品で排水量を細く絞る事に依って逆浸透膜フィルターに水圧を掛け水分子を押し込んでいます。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑪(フィルター交換)
フィルター交換時にダブルオーリング(ゴムパッキンが2重にセットされている)の機種はオーリングの断面が変形している場合にはオーリングを交換します。
ダブルオーリングの機種は止水性には優れていますがフィルターハウジングの開け閉めが堅く、またオーリングも締め付けによる変形が激しいのでフィルター交換の都度、オーリングも交換してしまう方が良いでしょう。
フィルターハウジングは内部の汚れを手でよく落とします。この時、洗剤やスポンジは決して使用しないで下さい。逆浸透膜の手前ですからそれほど神経質になる事もないのですが、洗剤はバクテリアの餌となりスポンジにはバクテリアが付いています。
清掃してもまた直ぐ代来れる場所ですから大きな汚れが取れれば十分な場所です。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑩(フィルター交換)
浄水器のフィルターハウジングへレンチを差し込むときに一部機種ではレンチとハウジング裏の部品が接触しがちになりますので、無理に押し込んで裏の部品を破損したりしない様に注意が必要です。
横に寝かせた浄水器にセットしたレンチを両手で手前にゆっくりと力を入れて引きます。3本のハウジングが少し緩んだら浄水器を立てて、シンクに水が落ちる位置でフィルターハウジングを外します。
裏面の電線等に水が掛かった場合はタオル等で早めに拭き取りましょう。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑨(フィルター交換)
逆浸透膜浄水器のプレフィルターハウジングを開けるのは結構、力が要ります。専用のレンチを使用してますが浄水器を立てた状態では力が入りにくいので、配管チューブを全部外してキッチンのシンクトップの上に置いてしまうと作業が楽になります。
浄水器背面にはネジなどの突起が有り、シンクトップを傷つけてしまう事が有りますからタオル等を敷いた上に浄水器を載せましょう。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑥-2(貯水タンク)
水道水の場合の貯水タンク消毒方法です。浄水器の給水入り口のバルブを外して貯水タンクの黄色いチューブを直接繋いでいます。これで水道水が直接タンクの中に送り込まれますので、この状態にしたまま、フィルター交換作業を行います。
フィルター交換が終わる頃には水道水の中の塩素に依ってタンク内が殺菌されます。水道水の場合は簡単にタンク消毒が出来ますね。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順④-1(貯水タンク)
浄水器の貯水タンクへ空気を補充しているところです。貯水タンク側面のキャップを外すと空気の補充口がありますので、自転車の空気入れで補充をします。
7PSI~10PSIは日本のタイヤゲージのkgに換算すると0.5~0.7kg位ですから目盛りを読むのが少し面倒です。空気を入れすぎるとタンクに貯まる純水の量が少なくなってしまいます。
浄水器のアクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑧(フィルター交換)
浄水器のタンクに水道水を満たして消毒している間にプレフィルターの交換をします。電源コンセントを抜き、給水バルブ、タンクバルブと閉じて、蛇口を開放、浄水器内の圧力が抜けてからハウジングレンチを使用してフィルターハウジングを開けます。
フィルターハウジングを開けるのはかなり力が必要ですので、男性の仕事になろうかと思います。
水が内部から噴き出すこともありますので大きなタオルや水を受けるピッチャー等を用意しておきます。
アクアカルテック
2009年10月12日
浄水器のメンテナンス手順⑦(貯水タンク)
貯水タンク内部のダイアフラムからは年数が経つほど、空気の抜ける量が増えてきます。水道水で高水圧で供給されている地域は逆浸透膜浄水器が想定している以上の圧力でタンク内へ水を押し込んでしまうため、貯水タンクの傷みが早くなる事があります。
空気を補充しても3~4ヶ月で浄水器の蛇口から水が出なくなったり、蛇口を開けたときにガポッガポッと空気が排出されるようになるとダイアフラムから浄水の部屋へ空気が漏れてしまっています。
7~8年目からタンクのタンクの消耗度合いを確認する必要があります。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑥(貯水タンク)
タンクに漂白剤を入れた後は臭いが残りますので消毒後、浄水器の運転を開始してタンクに満水に貯まった浄水を一度捨てます。
原水が水道水の場合は水道水に消毒用塩素が含まれていますので、漂白剤を使う必要はありません。給水チューブを直接貯水タンクへ接続し、水道水でタンク内を満たせば、これで消毒が出来ます。
タンクに水道水を満たした後、配管チューブを定位置に戻し、タンク内の水道水を浄水器の蛇口から捨てればタンクから浄水蛇口までの経路の消毒効果も期待出来ます。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順⑥(貯水タンク)
貯水タンクの空気圧の調整は必ず行わなければならない項目です、もう一つ出来れば行いたい項目に貯水タンク内の消毒があります。
消毒には次亜塩素酸を使用します、具体的には洗濯用の漂白剤です。キッチン用の漂白剤は界面活性剤が含まれていますので使用できません、界面活性剤はバクテリアの餌になるからです。
洗濯用の漂白剤を1cc程度タンクに入れ、給水チューブを直接タンクに繋いで原水でタンク内を満たします。このまま20~30分放置して内部の水を捨てます。
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浄水器のメンテナンス手順⑤(貯水タンク)
他社の逆浸透膜浄水器を使用していて、購入した業者が来なくなった(無くなった)という方で「浄水器の水が出なくなった」とご相談をよくいただきますが、殆どはフィルターの問題ではなく、タンクの空気圧不足が原因となっています。
中にはメンテナンスには毎年来ていたのにタンクの空気の補充がされていない事例もありました。タンクの空気圧は正常な状態でも必ず減りますから毎年の空気補充は必ず必要な項目です。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順④(貯水タンク)
貯水タンクの空気圧は7~10PSI(ポンド スクエア インチ)に調整します1PSIは0.07kg/平方cmです。一般的な自動車のタイヤゲージだと目盛りが大きすぎますので専用の空気圧ゲージを使用します。
空気圧は気温によっても変動してしまいますので夏は高めに8.5~9PSI、冬は低めに7~8PSI位に調整しておきます。
空気圧調整は必ずタンク内が空の状態で行わなければなりません。空気圧ゲージがない場合は貯水タンク内の純水が全て無くなる位まで空気を補充します。あまり空気を入れすぎると貯水量が減ってしますので加減をしながら空気入れで補充して下さい。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順④(貯水タンク)
浄水器の蛇口からの浄水が止まると、正常なら貯水タンクの中は空になります、ところが貯水タンクの空気圧が落ちていると蛇口からの純水が止まっているのにタンクを揺するとチャポチャポ、水が残っていることがあります。
これは明らかに空気圧が不足しています。タンクの側面にキャップが付いていてこのねじ式のキャップを外すと自動車のタイヤと同じ空気の補充口があります。
アクアスタッフは専用の空気圧ゲージを使用して空気圧を調整します。空気の補充は自転車用の空気入れを使います。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順③(貯水タンク)
断面図と見ると貯水タンクの中には浄水が貯まる部屋と空気の部屋があります。貯水タンクが空の時はこの空気の部屋がタンク内一杯に膨らんでいます。
逆浸透膜浄水器はこの貯水タンクの上から空気の部屋を押しつぶすように純水を貯めて行きます。浄水器の蛇口が開くと、今度は空気の部屋が元のように膨らむ力で純水を押しだし、蛇口から吐水するのです。
この空気の部屋の空気は1年間>浄水器を使用すると20~30%位減ってしまいますのでメンテナンスの時に空気の補充が必要になります。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順②(貯水タンク)
メンテナンスに入るとまず手を付けるのは浄水器の貯水タンクの部分です。貯水タンクには必ずしなくてはならない項目とした方が良い項目があります。
必ずしなければならない項目、「貯水タンクの空気圧調整」です。
その前に下準備を、電源を抜く、給水バルブを閉じる。
それから浄水蛇口を開放すると貯水タンクの水が蛇口から出てきます。蛇口から浄水が出なくなるまで吐水します。
アクアカルテック
浄水器のメンテナンス手順①
フィルター交換はもちろんですが、逆浸透膜浄水器のメンテナンスはそれだけではありません。他にも必ずしなければならない事、出来ればした方が良いことがあります。
フィルターがケースに入っているだけの浄水器ならフィルターを交換する以外にすることはなさそうですが逆浸透膜浄水器は浄水装置と言っても良い体裁ですので、長く良好な状態で使用する為には毎年のメンテナンスでチェックして行く項目がいくつかあります。
これらのメンテナンス項目を手順に従ってご説明して行きます。
2009年10月09日
実演デモ機④
今回、浄水器のデモ機を引っ張り出したのは研究機関の方から貸出要請があったからです。小学生の前で水についての講演があり、その中で逆浸透膜浄水器を紹介して実験を行いたいとのご意向でした。
チューブ交換やフィルターの洗浄、調整を行って除去率も95%以上と快調です。現場での実演がうまく行くと良いのですが、アクアカルテックでは逆浸透膜浄水器を広く知って頂くためテレビ収録や講演など無償でご協力させて頂いております。
実演デモ機③
フジテレビの収録の時はワインと墨汁を浄化してみたいとのご意向でした、やった事は有りませんでしたが、ワイン1本位なら大丈夫でしょうと、いざカメラを回して浄水器へワインを吸い込ませると、あら、あら、なんと逆浸透膜フィルターがあっという間に目詰まりして浄水が出なくなってしまいました。
ワインの原液では濃すぎた様です、一般的な地下水や河川水は不純物があるといっても、その量は水に対して1%を超える事は希です。それから考えればワイン原液は確かにとんでもなく濃すぎました。
収録はワインを削って、墨汁のみとなりました。冷や汗をかいた収録でした。
アクアカルテック
実演デモ機②
テレビ収録の他、お客様がたくさん集まる展示会などでこのデモ機が活躍します。原水のピッチャーに満たした水に缶コーヒーを溶かし、浄水器に通すと無色透明な純水と濃くなったコーヒーに分かれて「浄水」「排水」のそれぞれのピッチャーに落ちてきます。
牛乳なら白い成分は大きいので中空糸膜でも透明になりますがコーヒーを透明に出来るのは逆浸透膜浄水器だけです。
アクアカルテック
実演デモ機①
テレビ番組でご覧になった方もいるかもしれません。テレビ収録時などにお貸し出ししている逆浸透膜浄水器のデモ機です。
3つのピッチャーは「原水」「浄水」「排水」となっています。原水から電動ポンプで水を吸い上げ、5ミクロンセディメントフィルター、プレカーボンフィルター、逆浸透膜フィルターと浄化して行きます。
純水は「浄水」のピッチャーへ排水は「排水」のピッチャーへ溜まって行きます。
アクアカルテック
浄水器 設置事例:ACRK-450P 千葉県 T保育園様③
逆浸透膜浄水器は正面を向けて置いてあります、園児さんがそれぞれ持っているマグカップを浄水器の蛇口に当ててピュアウォーターを汲んでいらっしゃいます。
水をこぼしても良いように浄水器の下には金属のトレイが敷いてあり、その側面には穴を開けてチューブがシンクへ伸びています。小さなお子さんが相手ですから細かいところまで神経を使っていらっしゃるのですね。
シンクの高さも40cm程度と低く設計されています、座ってメンテナンス出来るので快適でした。
浄水器 設置事例:ACRK-450P 千葉県 T保育園様②
最近、アクアカルテックのユーザー様の中にも幼稚園さんや保育園さんが増えてきました。食の安全に対する保護者の方の要求度も年々高くなり、園側としても出来る限りの対応をしておきたい、さらに一歩進んだ対応をお考えになっての逆浸透膜浄水器のご選択のようです。
よくあるケースが「別のメーカーの逆浸透膜浄水器を入れているんだけど、価格もメンテナンス費用も高くて、最初からアクアカルテックの浄水器を知っていれば」とのお声ですが、保育関係に強い業者さんからの導入は専門業者では無い分、経由する会社が多くなりますからコストが高く尽きます。
アクアカルテック
浄水器 設置事例:ACRK-450P 千葉県 T保育園様①
千葉県のT保育園様では、もう4年もアクアカルテックの浄水器をご利用頂いています。園児に安心して与えられる水を考えると逆浸透膜浄水器が良いとご判断されました。
毎年のメンテナンスを重ねて4年、除去率が90%を割り込みましたので全てのフィルターを交換しました。これでまた新品の時と同じ純水が使えますね。メンテナンス中、休み時間に園児さんが浄水器の周りにワッと集まり、ちょっと大変な事になりました。
アクアカルテック
2009年10月08日
レインボー
大型で強力な台風18号ですが、アクアカルテックのある千葉市は多少ルートから外れていましたので、大きな被害は無いようです。
いつもの出勤ルートを走っていると突然の渋滞、消防車が私の車の脇をすり抜けて走って行きます。近づいて行くと大きな木が道路に倒れかかり、道を塞いでいました。迂回を重ねて今日は30分の遅刻です。
雨の止み間から薄い虹が白い雲に映っていました。レインボーブリッジは強風の為通行止めの様です。今日、浄水器のメンテナンスにお伺いする予定のお客様から、「こんな大変な日に無理してこなくてよいですよ」と予定変更のお電話を頂きました、ご配慮有り難うございます。
アクアカルテック・ホームページ
2009年10月07日
JISの浄水器試験①
日本での浄水器の試験にJISの試験があります。JIS S3201試験(家庭用浄水器試験)と言います。日本で国内で販売するのですから当然、この試験をアクアカルテックの逆浸透膜浄水器にも行いたいと考えていました。
JISが指定した項目、遊離残留塩素などが除去率80%に低下するまで通水すると言うのが試験方法の概要です。ところがこの試験、逆浸透膜式を想定していません。
遊離残留塩素の除去率が80%に落ちるまで試験をしたら24時間通水しても逆浸透膜浄水器では何ヶ月かかるか判りません。
アクアカルテック
災害時の対応⑦
災害時でも逆浸透膜浄水器は貯水タンクに安全な水が貯水されていると言うこと、アンダーシンクタイプは多少の改造によってバケツに汲んだ水等から浄水を造る事ができると言う利点が逆浸透膜式の浄水器にはあります。
水と電源さえ確保出来れば、ですね。ユーザーさんの中には中央アフリカへ持ち込んで飲料水を確保されている方もいらっしゃいます。
災害時の対応⑥
浄水器の貯水タンクの水が有る内に支援物資が届けばよいのですが、世田谷区のS社様、敷地内に井戸があるのですが、水質検査をすると飲用不可の結果。
なんとか災害時に利用出来るようにならないかとご相談を頂きました。災害時にご近所の住民の方へ飲料水を配りたいとの事です。大きな会社さんは地域貢献も考えていらっしゃるのですね、デモ機による事前試験の結果逆浸透膜浄水器LC300HP/SEを購入されました。
井戸ポンプには自家発電装置もあり、備えは万全ですね。
アクアカルテック
災害時の対応⑤
さて、電源の確保と浄水器の改造準備が終わったところで、浄水器に入れる水を探さなければなりません。お風呂の水が残っていればこの水を使いましょう、逆浸透膜浄水器からは排水が出ますので、非常時の場合は排水を浴槽へ戻し、再度浄水を掛けて浄水量を確保します。
大きな地震時には浴槽から水が飛び出してしまい、お風呂の水はあまり期待できないそうです。でも川の水でも良いのです。災害時は手動式の井戸があると良いですね、めっきり見かけませんが。
アクアカルテック
災害時の対応④
自動車のシガーライターから浄水器の電源は確保出来ました。アクアカルテックの逆浸透膜浄水器ではアンダーシンクタイプのACRT-550MPSやACRA-545P等でしたらチューブ配管を多少入れ替える事で電動ポンプを回して水を押し込む事が出来ます。
これは通常逆浸透膜フィルターの手前に配置されている電動ポンプを浄水器の入り口から押し込むようにチューブ配管を入れ替えればOKです。
アクアカルテック
災害時の対応③
浄水器の貯水タンクの水の次はトイレのシスタンクに貯まっている水です。これは水道水なので、少し抵抗があるかもしれませんが、非常時ですのでそのまま飲料水として利用しましょう。
電源があれば逆浸透膜浄水器の電動ポンプで水を吸い上げ、純水を造る事が出来ます。でも電気が復旧していなければどうしましょう?
自動車があればシガーライターから電源を確保する事が可能です。シガーライターのソケットから平行コンセントに変換するアダプターがカーショップなどで手に入ります。
アクアカルテック
災害時の対応②
災害時に断水したとき、まず思い出して頂きたいのはアンダーシンクタイプの逆浸透膜浄水器であれば貯水タンクに11~12㍑の純水が貯水されていると言うことです。
人間は一日に2㍑の水が必要と言われていますから家族5人で1日しのげる量です。浄水器に貯水されている浄水を有効活用しましょう、これは一般的な浄水器と異なる逆浸透膜浄水器のアドバンテージですね。
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災害時の対応①
災害時に逆浸透膜浄水器を使用したいとご希望のお客様がいらっしゃいます。人間が生きて行くために水は必須ですから、災害時に浄水器で水を確保できればとお考えになるのももっともです。
地震などの災害時ではライフラインの復旧に時間が掛かります。そのなかでも水道管やガス管の復旧には時間が掛かりそうです。
ですが最近の災害事例を振り返ると2日目位からは給水活動などで飲料水や食料に困ることは少なそうです。最初の1~2日を乗り切れれば支援物資が期待できます。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑬
最近オーダーが多いのがラーメン屋さん、スープを煮込むのに逆浸透膜浄水器の純水を使うケースが多くなっているそうです。
70㍑の寸胴でスープを仕込む場合、40㍑の純水が必要となります。後は野菜や豚骨などで70㍑の寸胴が一杯になるそうです。
LC300HP/SEと20ガロンタンク(実効容量44㍑)の組み合わせが宜しいと思います。
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑫
海水は通常の淡水と異なり、塩分などの不純物濃度は3%もあります、よくお客様から「この浄水器に海水を通しても真水になるんだよね?」と聞かれますが、海水用に使用する逆浸透膜フィルターは一般家庭で浄水器に使用するフィルターとは異なります。
海水用に使用する逆浸透膜は中型船舶などで使用されますがSeaWaterメンブレンと呼ばれます。アクアカルテックの浄水器に海水を通したらどうなるか?
恐らく単位時間で逆浸透膜フィルターが目詰まりを起こすでしょうし、完全に塩気が抜けないと思います。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑪
逆浸透膜浄水器が元々は海水を淡水化するために研究開発されたもので有ることは有名な話です。実際、アメリカのフロリダ州では逆浸透膜浄水器を使用した海水からの浄水場があります。
実は日本でも福岡県で逆浸透膜式の浄水器を使用した海水からの浄水場があるんです。長さがいメール以上有る、逆浸透膜フィルターを何本も寄り合わせた1ユニットを構成し、浄水場全体では一体何本の逆浸透膜フィルターが使われているのでしょう?
これらの海水淡水化用の大型逆浸透膜は(株)東レなどで製造しているそうです。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑩
宅配水のコストの高さからアクアカルテックの浄水器に切り替えられたお客様も多くなってきました。例えば1㍑100円のお水をお米を研いで捨てる水には使えませんよね。
アクアカルテックの逆浸透膜浄水器を導入されたお客様で、宅配水が苦いのでクレームをつけたら、ボトルを洗浄する時の洗剤が残っていたかもしれませんと、健康の為に水を買っていらしたのに、愕然とするようなお話を聞きました。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑨
宅配水で外国から逆浸透膜浄水器の水を船便で運べば当然コストは高く付きそうです。実際に外国から運んでいるのはどうか確かめた事は有りませんけど。
日本製の1㍑当たり100円に対して外国の冠がついた宅配水は150円位しています。イメージの付加価値と言ったところでしょうか。
オフィス、ショウールームや美容室などでこの透明なボトルをよく見かけるようになりました。量をたくさん使うところでは逆浸透膜式の浄水器を導入された方がずっとお得になります。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑧
宅配水の中で外国産のものもあります。常夏の国からやってきたハワ○ウォーターやカナディ○ンスプリングスなどです。これらはTDSメーターで計ってみるを5~8ppm程度の計時ですから逆浸透膜浄水器の純水そのままと言って良い水です。
逆浸透膜式の浄水器に掛ければハワイの清流で在ろうと、東京の水道水で在ろうと浄水器から出てきた純水の違いを判別するのは人間業ではなくなります。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑦
宅配水のミネラル添加、アクアカルテックのホームページをよくご覧のお客様は、水からミネラルを補給することの無意味さをよくご理解頂いていると思いますが、一般的には日本人のミネラル信仰は根強く、「ミネラルの無い水は体に悪い」と言ったような俗説が流布されています。
この様な方たちに宅配水の営業で廻る人々が細かい説明を行う事を考えればミネラルを添加してしまえば、面倒な説明を省くことが出来るわけです。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑥
宅配の水の中には富士山の天然水とかナチュラルウォーターをボトリングしている場合もありますが、大方は逆浸透膜式の浄水器>の純水となります。
有名なところではアクア○ララ、ダイ○ーズは国内の工場で造っている逆浸透膜浄水器の水です、逆浸透膜浄水器は純水が基本ですがアクア○ララは後からミネラルを添加しています。デザインウォーターですね。
何故ミネラルを添加するのでしょうか?これは日本人のミネラル信仰が根強いからです。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器⑤
大きな透明のボトルが載ったウォーターサーバーを見かけた事はありませんか?宅配水とも呼ばれますが、12~15㍑程の水が入った透明なタンクが業者から運ばれてきます。
この水を使用しているユーザーさんは何か有り難い、特別な水と思っていらっしゃる方も多いのですが、この水も殆どが逆浸透膜浄水器の純水なのです。
工場で大型の浄水器を使用してボトリング、各家庭やオフィスに運ばれて行きます。
でも、この水1㍑当たり100~150円と非常にお高いお水なんです。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器④
キリンビバレッジの午後の紅茶には以前「純水使用」と表示されていました。日本茶のボトルなどにも「純水使用」は多く見られる表記です、これは逆浸透膜浄水器の純水を原水として使用していますよ、と言う意味です。
日本茶や紅茶と逆浸透膜式の浄水器の純水とは明らかに相性が良いと言えます。基本的にはまろやかな味わいとなり、後味もスッキリと仕上がります。
なにより原水の中にお茶や紅茶の風味を邪魔する物質が存在しませんので意図した通りの仕上がりになるのです。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器③
清涼飲料水の原水に逆浸透膜浄水器の純水を使用するのは現在は珍しいことではありません。大元の水を浄水器で均一化することに依って製品の均一化を図る訳ですが、ミネラル分が残れば味に影響が出ます。
そこでミネラルも除去出来る逆浸透膜浄水器が必要になる訳です。ミネラルと言っても体に良いものだけではなく有害な重金属も含めて水に溶けた金属はみんなミネラルですから。
アクアカルテック
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器②
皆さんがお飲みになるお茶や紅茶のペットボトル飲料や清涼飲料水全般の原水に逆浸透膜浄水器の純水が使われています。このお話をすると飲料メーカーも安全性に気を遣っているんだなとお思いになる方も多いのですが。
実際には安全性よりも製品の品質を均一化する為に使用されている様です。水は地域によって含まれる不純物が異なりますから原水の味は地域によって異なってしまいます。
同じレシピで飲料水を作っても原水の味が違っては製品の味も微妙に異なってしまいますから浄水器を使う訳です。
アクアカルテック
2009年10月06日
生活に溶け込んでいる逆浸透膜浄水器①
皆さんのお近くでも逆浸透膜浄水器が存在しています、一番判りやすいのはスーパーの大型浄水器、ボトルだけ購入して汲み放題という浄水器です。一頃は麦飯石やイオン水など、首をかしげるような浄水器もありましたが、現在では殆どが逆浸透膜式になっているようです。
R.O.やピュアウォーターの表記が有る浄水器は逆浸透膜浄水器です。弊社ではスーパーの浄水器は扱っていませんが聞くところに依ると400~500万円位するそうです。それでも固定客確保に繋がれば価値有りと言ったところなのでしょうね。
アクアカルテック
浄水器 設置事例:ACRT-550P 行田市 T社様②
現場で作った木製の台で収納床を奥の配管スペースまで延長、めでたく浄水器を収納することが出来ました。ミニキッチンの下は収納の奥行きが狭くなっている事がありますがミニキッチン本体の奥行きは500mmありますので奥に横引き配管等が邪魔をしていなければ、有効利用出来るスペースを見つける事が出来ます。
木製の台を工作する必要がありましたがアクアカルテックから直接お伺いできる地域の場合なら大丈夫、アクアスタッフはこのくらいサービスで対応しています。
浄水器 設置事例:ACRT-550P 行田市 T社様
T社様はミニキッチンへ浄水器の設置を希望されていました、ミニキッチン本体の奥行きは通常500mmなのですが途中に仕切パネルがあり、収納部の奥行きは300mm位しかありません。これではアンダーシンクタイプを納める事が出来ません、逆浸透膜浄水器はどうしてもスペースが必要です。
パネルを外すと空間がありました、このスペース配管スペースとなるのですが、今回は空きスペースになっていました。ですが、収納床面と同レベルに床がありません。
赤で囲んだ部分に下駄を作って段差をの無いよう床を延長しました。
アクアカルテック
2009年10月05日
ヒ素が検出された井戸③
こんなにフィルターた汚れているとお客様も心配になるようで、浄水器の水を水質検査に掛けた様です。結果は良好、当然ながら飲用可でした。
実際に除去率を計測すると原水101ppm、浄水2ppm、除去率98.01%ですから非常に良好です。
フィルターが汚れているのはそれだけフィルターが働いている証拠ですから、そんなに神経質になる必要はありませんよ、とお話しました。
逆浸透膜は汚れを分離して排水に流しますから膜自体には汚れを溜めない仕組みです、一方で逆浸透膜を守るプレフィルターは汚れを溜めてしまうフィルターですから、定期的な交換が大事なのです。
ヒ素が検出された井戸②
浄水器のフィルターの汚れの原因は何なのか?水質検査は依頼した項目について検査するだけですので、検査項目以外の有害物質が存在したとしても、それを知ることは出来ません。
水道水質基準は現在、51項目、この51項目全ての水質検査を受けるとすれば、検査機関にもよりますが20万円程度となり、個人が毎年行うには負担が大きすぎます。アクアカルテックの逆浸透膜浄水器を購入してもお釣りが出てしまう金額ですよね。
それなら、その全てに対応出来る逆浸透膜浄水器を購入した方が安全ですよね。
アクアカルテック
ヒ素が検出された井戸
行田市のお客様は井戸水の水質検査をしたところ、ヒ素が水道基準値をオーバーしていたため逆浸透膜浄水器を導入されました。
このフィルターの汚れは!?、すごいです、なかなかここまで汚れているのは無いですね。1番目の5ミクロンのフィルターが酷く汚れても、3番目の1ミクロンのフィルターまで同様の汚れ方です。
さわってみると少し粘性のある焦げ茶色の汚れがフィルター全面に付着しています。ヒ素は基準値の2倍程度ですから、この汚れが=ヒ素ではないと思います。
アクアカルテック
2009年10月04日
TDSメーター③
他の浄水器からの入れ替えで逆浸透膜浄水器を導入されるお客様にTDSメーターメーターをお見せすると、「今の浄水器がどれくらい除去できているか測ってよ!」とよく言われます。
測る前から答えは判っているのですが、あえて何も言わずにTDSメーターで計測します。答えは原水と同じか、若干多い数値が計測されます。TDSに反応するイオン性の不純物は通常の浄水器では殆ど除去でき無い物質ですから当然の結果なのですが...
「今までの浄水器は何の意味も無いって事!?」
「いえ、この計測器に反応するような小さな物質は逆浸透膜浄水器でなければ除去できないと言うことですが、それよりも大きな不純物を取り除いていると言う事も水を浄化しているのには違い有りません。能力の違いはありますが元の浄水器も仕事はしていたはずです。」
TDSメーター②
TDSメーターで原水と浄水を測り浄水器の除去率を割り出します。原水が100ppmで除去率が95%なら浄水は5ppm、除去率が90%なら10ppm残る勘定です。
なかには浄水のppm数値だけを見て除去性能を判断しようとする方もいらっしゃいますが、それは意味が半減です。浄水の数値が15ppmと表示されても原水が300ppmなら95%の除去率を達成していますし、浄水の数値が8ppmでも原水が40ppmなら除去率は80%です。
あくまでも原水と浄水の比較から除去率を判定しますので、浄水の数値の小ささだけを求めるのは誤りです。
アクアカルテック
TDSメーター
逆浸透膜浄水器の除去率はこのTDSメーターで計測します。電池式のこの計測器は先端の端子を水に浸けると、その2つの端子間を流れる電気の量を計測します。
電気がたくさん流れる=イオン性の不純物が多い、電気が流れない=イオン性の不純物が少ないとなる訳です。通常の水の電気低抵抗、電気伝導度はmSで表示しますがTDSメーターでは分かり易いようにppmに換算して表示します。
アクアカルテック
2009年10月03日
逆浸透膜浄水器を簡単に説明すると④
あまり簡単な説明ではなくなってしまいましたが、イオン系の不純物まで除去できる逆浸透膜浄水器は水の電気抵抗を変化させることが出来る、それによって除去率を割り出すことが出来る、除去率がその場でモニター出来る浄水器は現状では逆浸透膜式の浄水器だけでしょう。
電気抵抗を計測するにはTDSメーターを使用します、¥5,250-の測定器ですのでお客様の中にはTDSメーターをお持ちになって定期的に浄水器の除去率を確認されている方もいらっしゃいます。
例えば原水が100ppmで浄水が5ppmの表示なら除去率95%、良好です。浄水が10ppmなら除去率90%、そろそろ逆浸透膜フィルターの交換が必要と判断出来る訳です。
逆浸透膜浄水器を簡単に説明すると③
完全に水に溶けているイオンは自然界での最小単位(当然ながら素粒子とかは除きますよ)、原子と同じ状態で存在しています。これらのイオンは+又は-の電荷を持ちますので水中に電気を流したときに電子を運ぶ仲立ちをします。
つまりイオン系の不純物が多い水は電気を流しやすい=電気抵抗が低いとなる訳です。逆浸透膜浄水器以外の浄水器はイオン程の小さな物質は除去する事が出来ませんので水の電気抵抗を変化させる程の浄化は出来ないのです。
この逆浸透膜浄水器にしか出来ない水の電気抵抗の変化、これを計測する事によって除去率を割り出す事が出来るのです。
アクアカルテック
逆浸透膜浄水器を簡単に説明すると②
もう一つの逆浸透膜浄水器と他の浄水器の大きな違い、「除去率が計測出来る」と言うことです。
一般的な浄水器は3ヶ月毎、1年毎などフィルターの交換周期が決まっていて交換を行いますが、これはフィルターの消耗度合いを見て交換している訳ではありません。
有害物質が取れているかどうか判らないけど時期が来たから交換しようと言うことですね、ですが、使用場所によって原水の水質や使用量は異なりますからフィルターの消耗時間は一様ではありません。
逆浸透膜浄水器は通常の浄水器では除去できない、水に完全に溶け込んでいる溶解性物質(イオン)まで除去して純水を造りますので水の電気抵抗を変える能力を持ちます。
アクアカルテック
2009年10月02日
製氷機、キューブアイスとチップアイス②
キューブアイスの製氷機は氷の生成過程で不純物濃度が高まった水を捨てることで美味しい氷を作りますが、チップアイス(クラッシュアイス)の製氷機は連続式で氷を作るため、氷の生成過程で不純物を捨てる事をしません。
つまりチップアイス製氷機は水道水そのままを氷にしてしまいます。この場合は塩素臭やカビ臭を抜くために浄水器を設置した方が美味しい氷を作ることが出来ます。
逆浸透膜浄水器から他の機器への接続を行う場合は必要な浄水の量、時間当たりの最大使用量と1日当たりの最大使用量からシステムの容量、貯水タンクの容量等を慎重に検討する必要があります。
アクアカルテック
製氷機、キューブアイスとチップアイス
製氷機にはキューブアイス(四角い氷)とチップアイス(細かく砕けた氷)があります。この氷の種類によって浄水器の要不要があります。
キューブアイスはを見ると中心に穴が空いています。これは不純物の少ないところから先に凍り始める性質を利用してします。外側から凍り始めると中心部に不純物が集まり凍らずに残ります。
キューブアイスはこの不純物の残った水を一度捨てます。この行程を行うことで不純物を取り除いた美味しい氷が造れるのです。ですからキューブアイスタイプの製氷機には浄水器の必要性は低くなります。
アクアカルテック
浄水器から製氷機への接続②
お店の店長さんに呼ばれてお伺いすると製氷機の氷がグズグズな状態です。これは浄水器から供給される純水の量が足りなくて起きた現象です。
当時は大型の逆浸透膜浄水器は扱っていませんでしたので、製氷機用の浄水器は写真のような、逆浸透膜浄水器で言うとプレフィルター3本の部分だけを組んだ、通常のフィルター式の浄水器へ付け替えしました。
5ミクロンのセディメントフィルター+活性炭フィルター+フェオスフェイトフィルターの構成です。
アクアカルテック
浄水器から製氷機への接続①
アクアカルテックが逆浸透膜膜浄水器を販売し始めた当初は飲食店の製氷機へ接続を行った事もありました。今でしたらLC300HP/SEなど大容量タイプがありますが、当時はACRA-545Pをベースにカスタマイズした浄水器で対応していましたので、容量が決定的に不足していました。
製氷機は氷に使う水の他、氷をトレイからはがすときに水を使いますので、繁盛店では浄水器の純水の供給が追いつかなくなってしまいます。
冬に浄水器を設置してしばらく順調に稼働していたのですが、その年の夏、つけたお店の店長から呼ばれてしまいました。
アクアカルテック
2009年10月01日
バイオフィルム!?
前回の続きですが消毒用塩素が投入された水道水で細菌が繁殖するのでしょうか?答えはYESの様です。アクアカルテックの浄水器性能試験でお世話になった検査機関の方の話ですが、水道水中にも細菌は存在します、とのお話です。
細菌はそのままでは塩素に依って殺菌されてしまいますが、ゼリー状のバイオフィルムと呼ばれる物質を生成し、それをシェルターにして身を守りながら繁殖するのだそうです。
水質状態が良くても定期的な交換は大事だと考えさせられる事例です。
水道水でも白い浮遊物が..②
白い浮遊物が何なのかは私の知識では判りませんが、ノロの様な浮遊物はバクテリアの巣で有ることが殆どです。
水道水は消毒用に塩素が投入されていますから基本的に細菌は繁殖しないはずです。浄水器のプレカーボンフィルター以降なら塩素が除去されてしまいますから、その部分にノロのようなゼリー状の物質が存在しているならまだ判るのですが、最初のフィルターハウジング内は水道水がそのまま流れてきますので消毒用塩素が充分存在しているはずです。
アクアカルテック
水道水でも白い浮遊物が..①
ショッピングモールの中の飲食店を営むお客様、使用量が一般家庭の4~5倍となりますので浄水器のメンテナンスも3~4ヶ月に一度お伺いしています。
5ミクロンプレフィルターを交換するためフィルターハウジングをこじ開けると3ヶ月しか使ってないのに良く汚れています。
ハウジングに残った水をよく見ると、写真では判りづらいかもしれませんが、白い豆腐の様な浮遊物が一杯です。何なのでしょう?、これ。
アクアカルテック