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2010年02月03日
硝酸性窒素について③
人工栄養で育つ乳幼児の胃の中では様々な細菌が繁殖している状態になります、その中に硝酸性窒素を亜硝酸性窒素に還元してしまう細菌がいると、より毒性の強い亜硝酸性窒素が胃の中で作られてしまいます。
更に赤ちゃんの腸の腸管はお母さんの免疫栄養を効率良く吸収するために成人よりも開いた状態になっていますから、亜硝酸性窒素が直ぐに血液の中に入り込んでしまいます。
すると亜硝酸性窒素が赤血球(ヘモグロビン)の酸素運搬能力を奪ってしまい、体に酸素を運べない状態(=チアノーゼ)を起こし赤ちゃんの突然死等の原因になることがあります。
アクアカルテック
投稿者 aqua : 2010年02月03日 19:28