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2011年04月07日
放射性物質と浄水器③
保育園の弊社浄水器ユーザー様より水道水の放射能測定データを頂きました。
先般の水道水放射性物質混入の報道を受けて、保護者の方に安心して頂く為、いち早く水道水と弊社浄水器の浄水を財団法人日本分析センターへ持ち込み分析試験を行なわれました。
結果は水道水で67ベクレル検出された放射能が逆浸透膜通過後の浄水では検出限界以下=検出していない、との結果となり逆浸透膜浄水器が放射性物質にも有効と判断出来ます。
以下分析試験概要です。
1.環境試料の放射能測定
2.分析項目 γ線スペクトロメトリーによる134Cs 137Cs 131Iの定量
3.分析方法 分析試料をU-8容器に詰めて、測定試料とした。
4.測定方法
(1)ゲルマニウム半導体検出器を用いて、測定試料を1,800秒間測定し、放射能濃度を算出した。
(2)測定機器 ゲルマニウム半導体検出器
水①水道水
134Cs「検出限界以下」137Cs「検出限界以下」131I(ヨウ素)「67±5.5」
水②浄水
134Cs「検出限界以下」137Cs「検出限界以下」131I(ヨウ素)「検出限界以下」
以上は連続した透明性を持った浄水器の性能試験ではありませんので公信力のある性能試験ではありませんが、理論的には放射性物質の除去が可能と判断していた弊社の考えを裏付ける結果の一つとなりました。
浄水器の除去性能試験は第三者の監視下で連続した透明性が保たれなければ、公に表示出来る様なデータとなりえませんので、弊社では試料水だけを提出して分析試験を行う意向は持っていませんでした。
本来たとえ公信力がなくとも行える試験をして、ユーザー様を安心させなければならないのかとも考えましたが、弊社浄水器のユーザー様から逆に分析結果を頂いてしまいました、深く感謝申し上げます。
アクアカルテック
投稿者 aqua : 2011年04月07日 20:29