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2011年12月11日
逆浸透膜浄水器で塩害を
福島県では津波により地下水に海水が混入してしまいました、中には農業用水として使えない位、塩分の濃度が高くなってしまった井戸も多くあり、塩分を嫌うイチゴの栽培農家の方などには深刻な問題となっています。
今年の夏頃、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所の方から「塩害井戸水浄化の研究をしているが、逆浸透膜式の浄水器で除去が可能なのか、どうか」とお問い合わせをいただきました。
塩害地下水については今までも何件か実績はあり、概ね90~95%位の除去率で浄水器は有効に働いていましたが、塩分濃度や他の要因により、除去率が変動する可能性もあります。
そこでデモ用の浄水器を無料でお貸し出ししますので、現地でフィールドテストを行ってお試しになる事をお勧めしました。
フィールドテストの結果は良好で、デモ用浄水器より大型の逆浸透膜浄水器LC600HP/SEを導入され、現在も実地試験を継続されています。
その取り組みが日本農業新聞に掲載されました。
アクアカルテックに声をかけて頂いたのは他社の同クラスの逆浸透膜浄水器に比較して価格が1/4程度と安価な為、これなら農家の方が購入するのに現実性があると考えられた様です。
アクアカルテックの大型浄水器は家庭用浄水器の汎用パーツを流用して制作しているためコストを抑えることが出来ました、ただし家庭用浄水器の延長線上の浄水器であるため大型と言っても容量には限界がありますが、今回の事例のように必要十分な場面では高いコストパフォーマンスを示す逆浸透膜浄水器です。
アクアカルテック
投稿者 aqua : 2011年12月11日 09:55