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2012年07月24日

純水はモノを溶かす力が強いから!?

「純水はモノを溶かす力が強いから蛇口の金属などが浄水に溶け出さないか心配...」

とご質問を頂きました、そう言えば以前「純水で歯がボロボロになる~」と言ったご質問を頂いた事を思い出しました。

確かに逆浸透膜浄水器の純水はモノを溶かす力が強い、と言えますが、この意味は水の純度が上がることによって塩酸の様に金属を溶かす様になる訳ではありません。どんなに純度を高めようと水は水分子の集合体でしかありませんから、普段は水に溶けない様なモノを溶かす力を持つことはありません。

ここでの「モノを溶かす力」とは水にどれだけ多くの物質を溶かす事が出来るかです、水中の不純物は水分子が水素結合の力で取り付き、水和する事で水に溶けた状態でいる事が出来ます、水に溶けた状態でいられない物質は分離して浮かんできてしまうか、水の底に沈殿してしまいます。

水の温度にもよりますが1リットルの水が溶かせる物質の量は決まっています、純水は元々不純物が溶けていませんから、その分だけ多くの物質を不純物が含まれた水より溶かす事が出来ます。

つまり水に溶かすことの出来る最大量が大きいとお考えください、また、これはモノが溶けて行くスピード、食材を水戻しする際に染みこむスピードも早くなります。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 2012年07月24日 22:13