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2012年10月29日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 世田谷区 U様

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リニューアルした浄水器、ACRT-550MPSの設置事例です。今回は浄水器本体、貯水タンクともオーソドックスな配置となりました。

従来型の浄水器より5cm薄くなりましたのでシンク下の壁際にスッキリと納まっています。排水管の裏側へ浄水器本体を滑り込ませようと試みましたが、僅かに当たってしまい、一般的な配置となりました。

U様はもう15年以上前から逆浸透膜浄水器をご利用されていましたが、当時購入した業者が既になくなり、浄水器自体も年数を経ている事から買い換えをご検討され、アクアカルテックを探し当てて頂きました。

10年以上経過するとゴムパッキンなどが硬化してチューブの動きに追随できなくなって来ることがあります。全く触らなければそのままの状態を維持して水が漏れる事も少ないのですが、浄水器の定期メンテナンスなどでチューブ配管を動かしたりしてしまいますから、触ると水が漏れてしまう、といった現象は古くなった浄水器ではしばしば経験します。

お客様には細かい事はお話ししていませんが、アクアカルテックのメンテナンスでは経過年数により、漏水を起こしやすい場所のゴムパッキン交換などは勝手に行っています。浄水器の定期メンテナンスは単なるフィルター交換だけでは無く、長期保全の為の細かな部品の交換も含まれています。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 18:12 | コメント (0)

2012年10月28日

浄水器 設置事例:LC300HP/SE 成田市 J社様

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千葉県成田市になるJ社様の社員寮へLC300HP/SE浄水器が設置されています。大きな社員食堂の一角、給茶機を挟んで浄水器の本体と浄水蛇口が配置されています。

元水は水道水ですが千葉県の水道水はあまり評判が宜しくないので、会社の福利厚生として純水が造れる逆浸透膜浄水器を導入されてもう4年めに入りました。

お食事時のお冷だけではなく、皆さん寮のお部屋へ持ち込んで飲料水として使われていますし、外出前にペットボトルへ浄水器から純水を汲んでお出かけになる方もいらっしゃいました。

使用量も多いご様子で水道水にしてはプレフィルターの汚れがはっきりと判ります。

一日の浄水使用量が平均して30リットルを超えるような場面ではLC300HP/SEのような業務用浄水器の出番となります、それ以下の使用でしたら家庭用浄水器ACRT-550MPSなどをカスタマイズしてお使いになる方が初期費用、維持費用とも低く抑える事ができます。

お冷や炊飯、スープなど使用する純水の量をカウントして、一日の使用量、時間当たりの最大使用量をつかむ事が浄水器選定の重要なポイントとなります。

これらの使用量から最適な容量の逆浸透膜浄水器をご提案させて頂きます。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 08:41 | コメント (0)

2012年10月23日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 船橋市 A様

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A様のシステムキッチンは観音開きのオーソドックスなタイプです、浄水器と貯水タンクの配置も理想的な配置となりました。

これだけ広く扉が開いていると浄水器の取付作業も非常にスムースに進みます、収納の奥の方へ浄水器本体と貯水タンクを配置して手前の収納スペースを出来るだけ残す方が収納効率が高くなります。

放射性物質など水道水での様々な危険不安から逆浸透膜浄水器の購入をご決断されたA様、逆浸透膜式に辿り着くまで実に多くの浄水器サイトをご覧になったそうです。

WEBサイトの説明を注意深く読んでいると、結論をぼかしていたり、矛盾点や非科学的な宣伝文句に疑問に感じるところが多く、最終的に逆浸透膜式の浄水器へ辿り着いたそうです。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 17:34 | コメント (0)

2012年10月22日

浄水器を引き出し奥へ設置出来れば...

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モデルチェンジしたACRT-550MPS浄水器ですが、イラストの様に引き出し収納型システムキッチンの引き出し奥のスペースへ設置出来ればと期待しています。

このスペースは給水管、給湯管、排水管のスペースとして使用される部分なのですが、縦に通る配管を除けば収納としては活用されないスペースとなります。

この部分がひな壇の様に10~15cm程、段が付いて上がっている場合が多いのですが、これは鉄筋コンクリート造の住宅などで真下に排水管を抜くことが出来ない場合などの横引き配管用のスペースですので、多くの場合は使用していないデッドスペースとなっています。

従来型のACRT-550MPSでもシステムキッチンに依っては、このひな壇部分に浄水器の本体を置ける場合がありましたが、多くのシステムキッチンでは収納効率を良くするために、引き出し奥のスペースは狭く、浄水器本体を設置する事が出来ませんでした。

中にはほんの2~3cmの差で引き出しが閉まらない等、非常に惜しいケースもありましたので、今回の5cmの差は大きいと感じています。

貯水タンクについては、いずれにしても、引き出し奥のスペースへは置けませんので、引き出し上や、他の場所へ設置する事になります。貯水タンクは横置きしても性能を損なう事はありません、引き出しの上へ載せる場合は転がらない様にドアストッパーなどで固定します。

樹脂製ブラケットで軽くなったので、浄水器の出し入れも多少楽になりそうですが、それよりも従来型より自立性が良くなった事が作業をする側としては嬉しいです、作業中に浄水器が倒れたりするとお客様のお家の床を傷つけたりしそうで怖いですから、取付工事やメンテナンス作業中は、結構そこで神経を使うのです。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 15:34 | コメント (0)

2012年10月21日

アンダーシンク浄水器のモデルチャンジです。

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発売から6年、アクアカルテックの浄水器で一番人気のACRT-550MPSをモデルチェンジしました。

米国製逆浸透膜浄水器のスタンダードシステムACRA-545Pを踏襲して、生産工場を台湾へ移すことでローコストを実現したACRT-550MPSでしたが、今回のモデルチェンジでは基本性能はそのままに軽量コンパクト化を狙った浄水器となっています。

浄水器の部品を留め付けるブラケットを、今までのスチールやアルミ製ブラケットから樹脂製ブラケットへ変更して軽量化を図ると共に、逆浸透膜フィルター、電動ポンプなど主要部品の配置を工夫する事で従来型浄水器より50mm薄くする事ができました。

それでも通常の浄水器に比べるとまだまだ大きい逆浸透膜浄水器ですが、弊社ではこのマイナス50mmにかなり期待しています。

現在はオール引き出し型のシステムキッチンが主流ですので、後から逆浸透膜浄水器を導入したいとお考えになるお客様にとってその設置スペースを確保するのが最重要な問題です。

浄水器が50mm薄くなる事によってシステムキッチンの引き出し奥のスペースに浄水器本体を設置出来るケースや今までは使用できなかったスペースへ浄水器を滑りこませる事によってシンク下の収納スペースの効率が良くなる事を期待しています。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 09:23 | コメント (0)

2012年10月19日

浄水器 設置事例:COWAY-06ER 東京都 M社様

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M社様では旧タイプの浄水器、COWAY-230Kを各フロアで計5台ご利用頂いていましたが、スタッフの方が増えて新たなフロアが増えたたため同じ逆浸透膜式の浄水器をご希望されました。

COWAY-230Kは数年前に販売終了になり、現在はCOWAY-06ERに切り替わっています。

今までの浄水器と同じように給湯室の一角に設置させて頂きました。縦長でコンパクトにデザインされていますので美観を損なわず、場所もあまりとりません、こちらのフロアでは約30名のスタッフの方でご利用頂いています。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 12:12 | コメント (0)

2012年10月17日

申し訳ありませんが他社浄水器のメンテナンスはしていません。

「他から購入した浄水器のメンテナンスをお願いしたいのですが」
最近よく頂くお問い合わせなのです、申し訳ありませんが現在、アクアカルテックでは他社製浄水器のメンテナンスを請け負っておりません。

単純に弊社のマンパワーが充分ではないというのもありますが他にもいくつか理由があるのです、同じ逆浸透膜方式の浄水器でも使用している細かな部品が異なっている場合が多々あります。

例えば配管チューブを繋ぐクイックコネクターはどれも同じような形状をしていますがいくつものメーカーがあります。代表的なブランドにはJohnGuest、DMなどがありますが、他にも様々なメーカーが同様のクイックコネクターを製造していますが、アクアカルテックでは絶対に使用しないメーカーもあります。

浄水器設置当初は問題が無くとも5年、6年経過した時に深刻な水漏れを起こすリスクがあるからです。

他社浄水器の場合、どの様なグレードの部品を使用しているか判りません、メンテナンスによる配管チューブ着脱が原因でメンテナンス後に水漏れで呼ばれるケースも有り、1回のご訪問で済まなくなってしまいます。

たとえ浄水器自体にトラブルの原因が有ったとしても、最後に触った者がその責任を負わなければなりません。こうなると事業として採算がとれなくなってしまうのです。

昨年の震災、原発事故による需要を見込んで大量に逆浸透膜浄水器の在庫を抱えた業者が、想定していた様には全く売れず、在庫を現金化する為に廉価転売を繰り返し、最終的にショッピングサイトへ流れ着いた浄水器を購入される方が増えているのかと想像できます。

このほかに他社浄水器のメンテナンスが出来ない一番大きな理由がもう一つあります。

弊社ではアクアカルテックの浄水器をお客様が使い続けられる限り、保守メンテナンスの責務が当然にあると考えております。機構が複雑になる逆浸透膜浄水器は自動車の車検と同様にメンテナンスが重要になることをお客様に日々お伝えしています。

お客様にご満足頂ける様なサービス態勢を維持するための現在の価格設定ですから、他社で購入された方へメンテナンスサービスを行う事は、アクアカルテックの浄水器を選んで頂いたお客様の信頼を損なう行為と考えています。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 10:10 | コメント (0)

2012年10月16日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 船橋市 K様

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K様は転勤で関西の方から船橋市へ転居されましたが、関東地域での放射性物質汚染を心配されていて逆浸透膜浄水器を導入されました、転勤の多いお仕事ですので賃貸住宅へ浄水器の設置となります。

浄水器への給水分岐、排水接続は孔開け加工無しで行えますが、通常はシンクトップへ設置する浄水蛇口を孔開け加工無しで設置しなければなりません。

流し台の正面や側面の壁に強力両面テープで板を張り付け、その上にブラケットをビス留めして浄水蛇口を設置する方法もあるのですが、時間が経つと両面テープが剥がれてきたり、次のお引っ越しの時の取り外しに手間取る事もあります。

そこで今回は自立型浄水蛇口(¥10,500-)を別途ご購入頂いて浄水器を設置させて頂きました。使い勝手に依って好きな位置に移動できるところを大変気に入って頂けました。

シンク下の浄水器から浄水蛇口へ繋ぐ配管チューブが1本だけ出てしまいます、チューブは直径6mmですので、扉を少し開けた隙間からシンクトップへ持ち出せますが、扉自体を外して小さなカーテン等で目隠しするお客様の方が多いかもしれません。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 11:46 | コメント (0)

2012年10月15日

浄水器 設置事例:NewACRT-550MPS 東金市 M様②

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前回の浄水器設置時例で写真を載せた新しいアンダーシンクタイプ浄水器の正面から見た配置写真です。

浄水器本体をシンク排水トラップの裏側へ配置する事が出来ましたが、現行バージョンの厚さ195mmでは絶対不可能な配置です。

今まで195mm幅のブラケットから140mmへ狭くしたのですが、ブラケットに配置されている逆浸透膜フィルター、ポストカーボンフィルター、電動増圧ポンプなどの主要部品はそのまま同じボリュームのものが配置されています。

逆浸透膜式の浄水器で使われる主要部品の中でも一番重たい電動増圧ポンプがブラケットが狭くなる事によってプレフィルターハウジングの中心位置へ配置されました、それによって浄水器本体の重量バランスが良くなり、自立性がが良く、設置作業やメンテナンス時の移動についても倒れる心配が少なくなり扱いやすくなっています。

ブラケットの材質もスチール焼き付け塗装から樹脂製に換わりましたので、軽く、錆等、腐食の心配もありませんから、水の掛かり易い業務用厨房などにも向いた浄水器です。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 12:26 | コメント (0)

2012年10月14日

浄水器の性能は浄水能力です

「逆浸透膜は他の浄水器とどう違うのですか?」インターネットの浄水器サイトを見ているとギリギリのラインで嘘とならない様な宣伝文句で埋め尽くされていて閲覧者の方が混乱してしまうのも良く判る話です。

でも、少なくとも水が特別なエネルギーを持ったり、水自体をあたかも生き物の様に扱い、水が蘇るなど、有り得ない話は皆さんの頭の中から削除して下さい。水分子を構成する原子、原子核、陽子、中性子を構成するクォークのその先まで解明されようとしている中、水についてのオカルトも存在する場所が無くなっているのですから。

当然ながら浄水器の性能や価値を測るのは浄水能力です。

浄水能力とは除去性能と造水速度です、水の安全性を確保するには除去性能が問題となりますし、より多くの使用方法へ適用させる為にはそれなりの浄水の量が必要となります。

除去性能はどの位のサイズの不純物を除去できるのか、これは使用するフィルターの穴のサイズで単純に決定してしまいます。ここには曖昧かつ誇大な宣伝文句の入る余地もなく何%除去出来るのか、数値化して表現出来るものです。

それは「あらゆる浄水器を使用した末に辿り着いた!」とか「長年浄水器一筋に仕事をして辿り着いた!」など、浄水器の性能となんの関係も無い虚飾で変動する事なく実証できることです。

アクアカルテックも「逆浸透膜浄水器一筋10年」って書いてますけど、10年経っても逆浸透膜式を超える性能の浄水器が無いからで、新技術が開発されてもっと高性能な浄水方式があれば、当然その浄水器も取り扱いたいと思います。

例えば「ヒ素」という誰もが知っている有害物質が有ります。これは自然の地下水にも検出され、水道水質基準値を超えて検出される事も有ります。

ヒ素は何百とある有害物質の一つに過ぎませんが、代表的な有害物質でもあり、除去性能検査も検査機関で簡単に行えます、検査費用も大きくはありません。

浄水器の除去性能を表現するなら第三者機関でヒ素などの有害物質について除去性能試験を行う事が非常に簡単かつ明快な表現方法となりますが、虚飾的な宣伝文句で埋め尽くされた浄水器ほど、本当に危ない有害物質のデータは無く、塩素やトリハロメタンなど活性炭フィルターなら出来る程度のデータしか有りません。

何故、こんなに簡単な性能検査を、浄水器一筋の人や、あらゆる浄水器を使用した人が行わないのでしょうか?

彼らは言うでしょう、「水道水にはヒ素とかはありませんから」、そうですね、行政が安全だと言う水道水専用の浄水器ですから。

明白な事実として精密ろ過膜の0.01ミクロン程度やそれよりもルーズなフィルターで水に溶解してイオン化したヒ素を除去する事は出来ません。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 14:06 | コメント (0)

2012年10月13日

浄水器 設置事例:NewACRT-550MPS 東金市 M様

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家庭用アンダーシンクタイプ浄水器の新機種 NewACRT-550MPSの設置事例です、この浄水器の特徴は現在のACRT-550MPSに比較して5cm程奥行きが薄くなっているところです。

この浄水器の開発コンセプトは汎用性の高い、いままでのフィルターがそのまま使用できる事を崩さずに浄水器を薄く造る事です。

M様のキッチン下は排水管位置が中央部より右へずれていて、収納の右サイドがデッドスペースになりがちです。また配管立ち上がりが硬質ビニール管で大きく立ち上がっている為、フレキシブルな蛇腹管の様に融通が利きません。

今回は薄くなった「5cm」が非常に有効に働き、通常ならデッドスペースになる排水管の裏側へ浄水器の本体を滑り込ませて配置する事が出来ました。写真の様に奥の壁と手前の排水トラップの間ピッタリに浄水器が納まっています。

ここまでピッタリだと少し出来すぎの感が有りますが、オール引き出し型キッチンの引き出し奥のスペースなど、今まで設置出来なかったスペースへ逆浸透膜浄水器を設置出来る可能性が広がりそうです。

NewACRT-550MPSはまだ、パンフレットも出来ていませんので販売開始をしていませんが、アクアカルテック本社から直接お伺いできる関東地域のお客様へは設置スペースの状況が有利になる場合などに商品のご説明をしながら販売を開始しております。

設置スペースの問題で浄水器の設置を逡巡されているお客様がいらっしゃいましたら、是非お声掛け下さい。
アクアカルテック

投稿者 aqua : 10:42 | コメント (0)

2012年10月12日

浄水器の性能について②

浄水器はフィルターを細かくすれば、その分除去性能は高くなりますが、それと共に通水抵抗が高くなったり、孔が細かすぎて、段階的なフィルター構造にしないと直ぐに目詰まりを起こしたりと、取り扱いが難しくなります。

一般的な浄水器に0.01ミクロンサイズの精密濾過膜を使用する理由は、孔が大きいので造水速度が速く、浄水器自体の構造も単純に出来るからです、構造が単純ならトラブルのリスクも小さくなります、これは誰もがお店で手にとれる様な商品としては重要な部分です。

精密濾過膜は水に溶けてイオン化した放射性物質を初めとする有害物質には対応できませんが0.01ミクロンは細菌類をほぼ100%近く除去する事が出来る大きさです。日本の精密濾過膜は製品の均一性の面で非常に精巧ですので「細菌類は99%以上除去」と表示されています。

100%と表示しないのは人間が作る工業製品に天衣無縫は無いということでしょう。

フィルターの孔サイズを小さい方へ辿って行くと、精密濾過膜と逆浸透膜の間には限外濾過膜というフィルターがあります、限外濾過膜は孔のオーダーサイズにより使用目的が異なります、これは、高分子化合物の大きさからフィルターを通過させたいモノ、通過させたくないモノを選択するためです。

高分子化合物の大きさ分画分子量という単位で表され、数千から数万単位で限外濾過膜の孔の大きさを選択します。

限外濾過膜の代表的な使用方法は浄水器というよりは工業化学の分野で使用されていますが分かり易い例としては人工透析があります。人工透析で血液が浄水されて水になっては困りますから血中の老廃物を効率よく除去する孔の大きさがあるのでしょう。

一般的な精密濾過膜浄水器より2段階、細かいフィルターとなる逆浸透膜式の浄水器の場合は水に溶解してイオンとなって存在している不純物も95%位の高率で除去する事が可能です。孔の大きい精密濾過膜では除去できない溶解性物質、これを善し悪しをひっくり返して表現すると「溶解性物質≒ミネラルは残します」という表現になる訳です。

ご注意頂きたいのはミネラルを通過させてしまう精密濾過膜では有害ミネラルである、水銀、砒素、鉛、カドミウム、放射性物質などは当然除去出来ないという事です。

セラミックを濾材にした浄水器もありますが、孔のサイズとしては精密濾過膜と同等と考えて下さい、但し日本製の精密濾過膜の様に精巧ではないと思います。外国製浄水器に見られる繊維フィルターは精密濾過膜より100倍位大きな孔が一般的です。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 12:04 | コメント (0)

2012年10月11日

浄水器の性能について①

インターネットで浄水器を検索すると、非常に多くの製品があります、その性能も、それぞれの販売者が我こそは世界一みたいな宣伝をしていますので、水を浄水する事について、こんなにも多種多様な浄水技術が有るのだろうかとお迷いになる事かと思います。

まず水自体を活性化するとか、水を蘇らせるとか、この様な宣伝文句には明確な根拠は無いはずです。

水は通常、水分子+不純物(水分子以外の物質)でしかありません。この「水分子+不純物」から「水分子」へ近づけるのが浄水技術であって、水分子自体が変質したり、特別なエネルギーを持つことは通常あり得ません、あるとしたら特殊な環境下で放射性同位体となった酸素原子、水素原子が含まれた放射性物質としての水分子なら考えられますが、そんな浄水器があったら怖いですよね。

あとは水分子が熱エネルギーと持つということ、これは単純に温度が上昇する事ですが、言い方を変えれば水がエネルギーを持つと言えます。

活性化、蘇らせるとかニセ科学的な部分を削除すると水から不純物を除去する、浄水器の役割が明確に見えてきます。

そこで浄水器の根幹を成すフィルターに行き着くのですが、これは単純なお話しで、フィルターに開いている孔の大きさで性能が決まります。

孔が小さければ小さい程、小さな不純物を除去する事が出来ますが、その分、水分子自体も通りにくくなるので孔の小さいフィルターで浄水器を運転する為には、単に通水するだけではなく、様々な維持装置と技術が必要となる為、浄水器自体の構造も複雑になり取り扱いも難しくなります。

これが一般的な浄水器ではあまり細かい孔のフィルターを使用しない理由です。日本製の浄水器の多くは孔のサイズ0.01ミクロンの精密濾過膜の中空糸膜(ストロー状のフィルターでストロー側面に開いた孔よりストロー内部へ水を導入する)を使用しています。

このサイズなら通水抵抗も低く、2kg/平方cm程度の低水圧でも充分な浄水速度が確保できますが、孔の大きさから除去できる物質は細菌類、錆、カビなど水中の不純物としては比較的大きなサイズの不純物が対象となります。オレンジジュースや牛乳なども透明な液体にする事が出来ますが残った透明な液体にはそれぞれの味と臭いは残ります。

これは色を付けている成分が比較的大きい不純物だからです。

このサイズですと高分子化合物や水に溶けてイオン化した金属=ミネラルはほぼ全量通過します、これを言い方を変えると、「有害物質は除去して体に必要なミネラルは残します」の宣伝文句となるわけです、これはかなり消費者の方を欺いた宣伝文句と言わざるを得ません。

カルシウム、マグネシウムなど人体への必須ミネラルですが、鉛、水銀、カドミウムなど人体に有害な金属もまたミネラルです、ほぼ同じような大きさで存在している物質を人体への要不要で区別する事は不可能です。

「有害物質は除去して体に必要なミネラルは残します」の真意は「0.01ミクロン以上の不純物(有害なものも、無害なものも)は除去します、0.01ミクロン以下の不純物は残します(有害なものも、無害なものも)。

アクア・カルテック

投稿者 aqua : 08:44 | コメント (0)

2012年10月10日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 八街市 S様

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S様は地下水をご利用になっていて、他社様の逆浸透膜浄水器が設置されていました。お問い合わせを頂いてお話しをお伺いすると、今年の浄水器メンテナンスは逆浸透膜フィルターの交換時期なので通常メンテナンス費にプラスして逆浸透膜フィルター代金6万円が必要なので、総額8万円を超える請求になると通知されたそうです。

5年ほど前に浄水器をご購入された時は40万円を超える価格だったそうです、既存の逆浸透膜浄水器を拝見すると黒いボックスに電動ポンプ、逆浸透膜フィルターが有り、前処理フィルターには小さめのインラインフィルターが配置されています。

S様もメンテナンスに8万円以上掛かると聞いて浄水器自体を刷新されたいとの事でアクアカルテックの浄水器へ入れ替えた頂きました。 

ちなみに弊社規定ですとプレフィルター3本を交換する基本メンテナンスで¥14,700-、逆浸透膜を含めた全てのフィルターを交換するフルメンテナンスでも¥29,925-です。

装備性能が殆ど変わらない浄水器を3~4倍の価格で販売すれば、交換部品も3~4倍の価格となってしまう通りです。

今回の設置状況はシンクの排水管が硬質ビニール管で微妙な位置に配管されていたので、浄水器設置後の収納スペースが少し心配でしたが、浄水器の本体を排水管の後ろへ配置する事が出来たので、浄水器本体、貯水タンクとも左側のスペースへ集約して配置する事が出来ました。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 15:21 | コメント (0)

2012年10月09日

浄水器 設置事例:ACRA-545P 長岡市 O様

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実は北陸、東北エリアはアクアカルテック浄水器の販売代理店も少なく、アフターサービス面からも手が届きにくく、ユーザー様にはご不自由をお掛けしている地域です。

水の冷たい地域は、水道水なども美味しいのか、弊社へのお問い合せも少ない地域ですので、そうなると販売代理店の手を挙げてくれる方も少なくなってしまうようです。

北陸、東北地域から浄水器の購入希望を頂くと、カウンタートップタイプをお勧めするケースが多くなります、カウンタートップタイプの浄水器ならフィルター交換や万一の故障時は宅配便でやりとりが出来るので安心なんですね。

新潟県長岡市にお住いのO様はアンダーシンクタイプの浄水器、ACRA-545をご希望です。アクアカルテックでは全国ネットの取付/メンテナンス業者と契約していますので、弊社から直接スタッフを派遣出来ない地域へは契約工事店より取付/メンテナンスへお伺いします。

でも、今回は浄水器をシステムキッチンの引き出し上へ設置する事になりますので、契約工事店では請け負って頂くことが出来ません。引き出し上などの可動部への浄水器設置は漏水のリスクが高いとの判断だそうです。

逆浸透膜浄水器の場合はフレキシブルなチューブとO-リングを使用した回転可能なクイックコネクターで配管チューブを接続していますので、引き出し上へ設置する事を原因とした漏水は今までに1件もありませんが、契約上の取り決めなので、どうにもなりません。

新潟県長岡市近郊には私の親類が居り、1年に1度は顔を出していますので、その機会に合わせてO様の所へ浄水器の取付工事にお伺いしました。

フィルター交換等はO様ご自身で挑戦されるとのお言葉にも後押しされ、浄水器の設置に長岡まで伺ってしまいました。

お伺いして引き出し上に浄水器本体を横置き設置しようとしたのですが、横幅が包丁ストッカーに当たってしまって置けません。O様とご相談した結果、包丁ストッカーを左側から右側へ移設する事にして写真の様に何とか浄水器と貯水タンクの設置スペースを確保する事が出来ました。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 15:47 | コメント (0)

2012年10月08日

プレフィルターの寿命について②

逆浸透膜式の浄水器のプレフィルターには5ミクロン・1ミクロンの繊維フィルターの他に活性炭フィルターが必ず装備されています。

この活性炭フィルターも逆浸透膜保護について重要な役割があります、その役割は水道水の場合にその重要度を増すことになります。ご存知のように日本の水道水は塩素を投入する事によって消毒を行なっています。塩素消毒を行う事によって殺菌し、細菌由来の疾病を抑制するという衛生的に非常に重要な役割があるのです。

水道水に残留する遊離残留塩素はいわゆる塩素臭を発生し、その臭気から水の味を損なう要因となってしまい、肌の弱い方や皮膚疾患を持つ方には時に耐え難い刺激となります。

実は逆浸透膜を構成するポリアミド樹脂も塩素に弱い性質を持ちます、時間のスケールとしては数千時間の単位ですが長期間遊離残留塩素に曝されると、次第にポリアミド樹脂が溶けて膜が薄くなってしまいます。

これが逆浸透膜式の浄水器に於ける溶解型の膜劣化です、この場合は目詰り型の膜劣化と異なり、浄水器の蛇口からは通常以上の造水速度で浄水が出てきますが、TDSメーターで計ると除去率は低下しています。

このような溶解型膜劣化を抑制する為、逆浸透膜フィルターの手前には活性炭フィルターを配置する必要があります。

では浄水器のプレフィルターとして配置された活性炭フィルターの交換時期はどのように判断するのでしょうか? 実はこれも明確ではないのです。正確に数値で判断しようと思えば逆浸透膜フィルターの手前で浄水器の水を採水して遊離残留塩素濃度を計れば良いのですが、毎月あるいは毎週、塩素濃度を測定するのはかなり面倒です。

活性炭フィルター製造元のデータ、一般的な家庭での使用量から計算すると3~4年位は優に持つと推定できます。一般的な浄水器と比較すると通水速度が遅い事も逆浸透膜浄水器の場合有利に働きます。

但し、ここで製造元のデータを鵜呑みに出来ない部分もあります、このデータは他の不純物が存在しない超純粋へ塩素を規定量投入して除去性能試験をしています、河川水や地下水を水源とした水道水には実に様々な不純物が含まれています。

活性炭の塩素処理は遊離残留塩素を炭素に触れさせる事による化学反応で刺激性の無い塩素イオンに変えるというのが塩素処理の仕組みで、一般に言われいる様に活性炭へ吸着している訳ではありません。

この処理方法から考えると、遊離残留塩素が「炭素に触れなくなる=除去率が下がる」ということになります。水中の不純物が活性炭の表面へ付着し、遊離残留塩素が炭素へ触れる確立が減れば、除去率は下がってしまいます。

不純物が多い実際の水道水では除去性能試験通りの結果は期待出来ませんから割り引いて考える必要があります。では実際の水道水に近い条件で実験を行えばとお考えになるかも知れませんが、水道水の蒸発残留物濃度1項目をとってみても関東地区内で20ppm~200ppm超と幅がありすぎますのでそれを再現する事も意味を持たないでしょう。

また日本で遊離残留塩素濃度が蛇口のところで1リットル当たり0.1mg以上残留している事と規定されていますが横浜市水道局のデータをみても浄水場では0.7~0.8mgと大量に投入されていて使用している各家庭での濃度も基準値以上となるでしょう。

メーカーのデータでは1ppmや2ppmといった遊離残留塩素濃度で行われていて、これは簡易換算で1リットル当たり0.1mg、0.2mgに相当しますから不純物、遊離残留塩素濃度の面からデータをそのまま現実の浄水処理量に当てはめてしまうのは危険があります。

このような点を踏まえると、データ上では3~4年使えそうな活性炭フィルターですが、アクアカルテックでは実用の耐用期間として50%位で考えているので、1年に1回のプレフィルターの交換をお勧めしている訳です。

もう一つ有利な要因として、逆浸透膜浄水器のプレフィルターとして活性炭を使用する場合は遊離残留塩素のみ処理できれば必要十分で活性炭の働きとして重視されるトリハロメタンなどの塩素副生成物や鉛除去などは全く必要としない事です、これらの物質は逆浸透膜を通過出来ませんからここで除去する必要がありません。

何故、これが有利な要因かというと、通常活性炭は塩素の反応処理に比べてトリハロメタン等は吸着となるため、除去効果が持続する期間が塩素の半分以下となります。つまり塩素処理だけで考えれば活性炭の寿命は非常に長く想定出来る訳ですが、一般的な浄水器の様に活性炭へトリハロメタンなどの吸着を担わせる場合は、トリハロメタンなどの除去でフィルターの耐用期間を設定しなければなりません。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 09:35 | コメント (0)

2012年10月06日

プレフィルターの寿命について①

逆浸透膜浄水器は毎年のメンテナンスでプレフィルターを交換しながら、逆浸透膜フィルターの除去率を計測して逆浸透膜以降のフィルターの交換が必要かどうかを見極めます。

プレフィルターの汚れ具合は浄水器の除去率には殆ど関係ありません。逆浸透膜式の浄水器の場合、除去率に影響するのは逆浸透膜フィルターだけで、プレフィルターの役割は逆浸透膜や浄水器全体を保護し、その除去率をより長く維持させる事です。

良くお客様からご質問を頂くのですが、「プレフィルターの交換時期はどの様に知るのですか?」と。

これは正確には判断できないのです、使用されている場所によって同じ水道水でも蒸発残留物濃度は50ppm~200ppm位と大きく異なりますし、ましてや井戸水が加わると場合によっては700ppmを超えるような場所もあります。

一番目のフィルターハウジングを透明にすることでフィルターの汚れ具合を判断材料にするのも一つですが、実際には相当汚れている様に見えても通水抵抗が大きくなっていなければ浄水器への悪影響は小さいので、汚れを余り過度に気にする必要はありません。

フィルターが汚れてくると心配になってしまうお客様もいらっしゃいますので、「フィルターが汚れているという事は、そこで汚れを止めて、フィルターが仕事をしているということですよ」とお話しします。

アンダーシンクタイプの場合は特に容量の大きな5ミクロン/1ミクロンのフィルターを装備していますので原水が水道水の場合は特に、1年位ではフィルターの汚れで逆浸透膜フィルターへ悪影響が出ることは少ないと思います。

1年に1度の交換は少し早めかもしれませんが、交換時期を明確に決める事が出来ないので、早めに交換する事によって浄水器全体を良好な状態で動作させる事が、浄水器の長期保全にとって意味があると考えています。

プレフィルターの内、5ミクロン/1ミクロンフィルターについてはエアコンのフィルターと同じようにお考え頂ければと思います。手前で大きな浮遊物を止める事によって逆浸透膜を始め、その奥の電動ポンプやオートシャットオフバルブ、フローコントロールなど様々な機器を保護する役目があります。

プレフィルターが汚れて目詰まりした状態で浄水器を運転するとフィルターに水が通過する面積が小さくなり、通過する場所の流速が早くなるので、今までならそこでせき止められた浮遊物が、フィルターを抜けて押し込まれ、内部へ汚れが流出してしまい、逆浸透膜はもちろん内部機器、配管を汚してしまう訳です。

プレフィルターの通水抵抗についての判定方法としては貯水タンクのバルブを閉じた状態で浄水器の蛇口を開放して運転を行います、その時、電動ポンプの動作によって蛇口から出る浄水が波打っている場合はプレフィルターに視覚的な汚れ具合に依らず、目詰まり気味であると判断出来ます。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 10:22 | コメント (0)

2012年10月05日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 八街市 K様

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八街市の本格手打ち蕎麦屋さん、K様。

業務用厨房の片隅にACRT-550MPSを導入されてそば粉を溶く水、そばつゆ、お冷や/お茶等へ浄水器の純水を使用される予定です、ACRT-550MPSは家庭用浄水器ですので、もし量的に足りない場合はタンクをもう一つ増設されるかもしれません。

浄水器の貯水タンクを2つにすれば貯水量は22㍑となりますので、かなり余裕があるでしょう。

K様はより美味しい蕎麦を作るために逆浸透膜式の浄水器を選ばれました。おそば屋さんの中にはわざわざ遠方の名水を定期的に汲んで蕎麦打ちやそばつゆに使用されている方も多いと聞きます。

日本の場合、名水を汲みに行くという目的は殆どの場合不純物の少ない軟水を求めての事となります、私も行く先々で観光客が水を汲んでいる様な湧水に出くわすと、職業柄TDSメーターを使用して水の純度を測ってみるのですが大抵が50~60ppm位、20ppm以下という、殆ど逆浸透膜浄水器の純水と同じではないかというような名水も少なくありません。

ちなみに箱根の山頂付近の湧水は20ppm以下でした。

この様な傾向から総じて不純物の少ない、軟水の水に対して美味しいと感じる人が多いのだと思います。日本の水道は河川水を主として造られていますので諸外国に比較すれば元々軟水です。

地下水についても蒸発残留物濃度が150ppmを超えることは希ですから、基本的に軟水が多いと言えます。米国ロサンゼルスの水道は地下水が水源ですので蒸発残留物濃度300ppmを超えます、明らかに水以外の味がついた水となります。

逆浸透膜浄水器の浄水は純水、硬軟で言えば超軟水の水となります。成分的には山の雪解け水に近く、日本人にとってなじみのある、水本来の味です。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 10:04 | コメント (0)

2012年10月04日

全館浄水を行いたいのですが

最近3件ほど、住宅の入り口へ浄水器を設置して入浴、洗濯など全ての水を浄水したいというご質問を頂きました。逆浸透膜浄水器を水道の給水メーターの直ぐ後に設置する事をお考えなのですが、逆浸透膜式の浄水器は水を造るスピードが非常にゆっくりなので、この様な使い方で使用するとなると工場プラント並の設備と巨大な貯水タンクを必要としますので、個人住宅への適応を考えると現実的ではありません。

市場には「家中丸ごと浄水器」や「セントラル浄水器」といったカテゴリーの浄水器で家の入り口から全量を浄水するタイプの浄水器が存在します、家のどの蛇口を捻っても浄水が出てくる訳ですから、入浴、洗濯、果てはシャワートイレまで浄水となるのですが...

これらのタイプの浄水器は基本的に活性炭が濾材の中心ですので、水道水中の遊離残留塩素除去が、この浄水器に出来る主な仕事となります。

活性炭はトリハロメタンなどの除去も可能ですが遊離残留塩素処理に比べて耐用期間が通常1/4程度となりますので、フィルター容量と交換頻度にもよりますがトリハロメタンなどまでの対応は難しいでしょう。塩素の刺激によって肌が荒れる方などには効果があると思いますが。

一方で塩素投入は殺菌効果を期待しての事ですので、衛生面から考えれば重要な要因です、胃ガンの原因菌と言われるピロリ菌感染者が50~60代以降の方に多いのは幼少期を井戸水などで過ごされた方が多いからだと言われています。

弊社ユーザー様でも家中丸ごと浄水器を使用していて、洗濯物が臭ってしまうので漂白剤を常にいれて洗濯されていたそうです、臭う原因は雑菌の繁殖ですから水道水の塩素を全て除去した場合はその弊害についても考慮する必要があります。

加湿器なども過熱タイプではなく超音波などで蒸気をだすタイプは雑菌繁殖の恐れがあるので塩素の入っている水道水の方が無難です、浄水を使用したい場合は過熱タイプの加湿器をお選び下さい。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 08:42 | コメント (0)

2012年10月03日

ラーメン屋さんの浄水器

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東京都北区中里1-3-3「ガンコンヌードル」様はお洒落な店構えのラーメン屋さんです。

ラーメン屋さんからのオーダーの場合は、まずスープの煮込み用の水へ逆浸透膜浄水器の純水を使用されたいというご希望から始まりますので、浄水器の容量も家庭用サイズでは賄えません。

アクアカルテックの業務用浄水器ではLC300HP/SEとLC600HP/SEの2機種がありますが純水の使用量から検討するとLC300HP/SEで足りそうです。LC300HP/SEの場合の想定使用量は40~300㍑/日位までとなります。300㍑/日を超える場合は倍容量のLC600HP/SE浄水器をお勧めしています。

浄水器の大きさが決まると、次は貯水タンクですが、これは1日では無く、時間当たりの最大使用量からストックしておきたい純水の量=タンクの貯水量となる訳です。

本来なら少し余裕の有る、44㍑タンクが最適なのですが設置場所が階段下の斜めになっている所なので44㍑タンクの高さ80cmは置くことが出来ません、どうしてもの場合はタンク横置きも可能ですが、量的には34㍑タンクでも足りるとのお話しでしたので、今回は高さ60cmの34㍑タンクをセットしました。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 09:06 | コメント (0)

2012年10月02日

ガンコンヌードル10月4日OPEN!

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今日は10月4日17時OPEN予定のラーメン屋さん、東京都北区中里1-3-3「ガンコンヌードル」様へ浄水器を納品してきました。
機種は業務用浄水器のLC300HP/SE+14Gal(34㍑)タンクです。

実は9月の初めからデモ機のお貸し出しをご利用頂いていまして、逆浸透膜浄水器の純水でスープの試行や味の調整をされていました。

浄水器の取付作業中に店内で行われている味のチューニングのお話しは化学実験の様な細かい数値によるお打ち合わせです。

細かいレシピを再現するためには水からの影響も当然排除する必要が在るわけです、そこでオーナーさんは逆浸透膜式浄水器の純水を選ばれました。

浄水器の取付/使用説明をさせて頂いた後、試作品のラーメンをご馳走になりました、見た目はあっさり醤油味かと思いましたが、レンゲでスープを一口すするとコッテリ濃厚な醤油味です、醤油/塩/豚骨と並んでいると迷わず豚骨を選んでしまう、コッテリ好きの私ですが、味にボリュームのある醤油味に大満足です。

チャーシューも美味しい!ご飯がほしくなります。

更に麺、九州のラーメンみたいな細麺なのが嬉しいですね、私は濃い味が好きなのでスープをたくさん引っ張ってくる細麺好きなのです、食感も良いですしね。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 17:27 | コメント (0)