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2013年02月12日

何で嘘の宣伝をするのですかね?

NSF認証で世界No1の浄水性能だと宣伝している外国製浄水器のホームページに「逆浸透膜方式との違い」と言うページがありまして、あまりにデタラメな内容ですので少し反論を...

「逆浸透膜方式の浄水器はカートリッジの本数が多くて交換サイクルの短いので大変!!」
基本的に逆浸透膜浄水器もフィルター交換は年1回、代表的なアンダーシンクタイプ浄水器ならプレフィルター3本を毎年交換して行きます、逆浸透膜の交換は除去率が低下したら交換、3~4年に1度の交換です。

弊社ではスタッフがお伺いしてフィルター交換、タンク消毒他、浄水器のメンテナンスを行って、フィルター代込みの基本料金¥14,700-ですが、かの外国製浄水器はお客様ご自身が交換する、たった1本のフィルターが¥16,800-だそうです。

「逆浸透膜式はビルトイン式が多く本体が大きい~~」
これはおっしゃる通りなのですけど、除去性能をとるか、小ささをとるか、の選択です。

「逆浸透膜浄水器は捨て水が多い1リットルの浄水を作るために5リットルの水を捨てます」
ここまで極端な排水比率は無いと思いますね、弊社製品の場合で浄水1:排水2~2.5位です。
10リットルの浄水を作る為に排水を含めて30リットルの水が必要となる訳ですが30リットル×30日で約1000リットル、この水道料金のコストは一般家庭では200円程度ですから300リットルの純水を作る為のコストとしては、そんなに目くじらを立てる問題ではないはずです。

かの外国製浄水器は「自然なミネラル成分を残した「活きた水」」、一方逆浸透膜浄水器の水は「自然なミネラルをとってしまった人工的な水」だそうです。

ミネラルを残すという事は水銀、カドミウムなど有害ミネラルも残すということ、イオン化した放射性物質も除去しないという事です、実際この浄水器はTDS(蒸発残留物)濃度が原水と浄水で全く減少しないので当然イオン、ミネラルは残す事になります。

もう一つ付け加えさせて頂ければ、日本の河川水は川を遡るほど、水の純度が高くなります、源流に近くなればなるほど、純水に近くなり、山の上に降った雪を溶かせば、殆ど逆浸透膜浄水器の浄水と同じ成分になります。

なんで都市部の水道水にミネラルが多くなっているかと言えば上流域で流された下水の成分が浄水場で除去しきれずに水道水に残るからです。

「逆浸透膜浄水器はタンクへ水を少しずつ貯めるから雑菌がわきやすい..」
これも大嘘ですね、逆浸透膜式の浄水器は蛇口部分、つまり浄水器の最後の出口部分で水を止めています、そこまでの経路は密閉経路となりますのでバクテリアが侵入する可能性は低くなります。

安全だと言っている浄水器はフィルターの後ろで止水していますから蛇口先端から浄水器のフィルター
までは外気に暴露されています、どちらが衛生面で安全でしょうか?

浄水器の水はいずれにしても塩素が除去されてしまうので外部から侵入するバクテリアに対してガードする力がありません。でも逆浸透膜浄水器の水は純水ですのでバクテリアが繁殖しようとした時に餌が無い水です、一方、塩素と除去して不純物イオン、ミネラルが残った水はバクテリアにとって十分な繁殖環境です。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 2013年02月12日 23:53