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2013年09月11日

井戸水と逆浸透膜浄水器

アクアカルテックの浄水器をご利用頂いているユーザー様の30%位は井戸水で浄水器をご利用になっていらっしゃいます。具体的に砒素や硝酸など有害物質が検出されて導入される場合や、有害物質は検出されてなくとも井戸水に対する不安を払拭する為に浄水器を導入された方など、いずれにしても昔の様に井戸水=自然の水=安心とはならない様です。

井戸水となると殆どの浄水器メーカーは「水道水と異なり井戸水はフィルターを目詰まりさせてしまうから~~」等の理由で逃げてしまいます(実際には有害物質が井戸水に存在した場合、除去出来ない=責任がとれないからですが)から消費者の方は不安があっても、有効な浄水器を見つけることが出来ない状態です。

保健所などで水質検査をして有害物質が検出されると、その対応策として初めて逆浸透膜という浄水器がある事をお知りになるわけです。有害物質が存在しても、それを95%以上除去出来る逆浸透膜浄水器は世間一般常識からは「無い事」になっている浄水方式です。逆浸透膜浄水器の性能と存在が一般性を持ったら他の浄水器の存在意義が激減=商品価値が激減、となってしまいます。

かと言って逆浸透膜浄水器も無条件にどんな水質でも対応出来る訳ではありません、不純物濃度なども使用可能なレンジが存在します。基本的に淡水用の分離膜ですから不純物濃度が500ppmを超える様な水質は浄水器にとってかなり厳しい水質となります。一般的な井戸水は100~200ppmくらいの範囲です。

普通なら3~5年、或いはそれ以上、逆浸透膜フィルターが除去率を保って使用可能な状態を保つのも珍しくはありませんが、水質に依っては2年持たずに交換しなければならないお客様もいらっしゃいます。

殆どの有害物質を95%位除去出来ますが、除去が難しい物質もあります。
例えば砒素にも種類があり、殆どは5価の砒素ですが、まれに3価の砒素が井戸水に検出される事があります、3価の砒素の場合は除去率が著しく低下してしまいます。ホウ素についてはも除去率が50%位となってしまいます。

何でも除去出来る、体に良いミネラルは残して有害物質だけを除去、と都合の良い事ばかり、はあり得ない話です。確かな性能を持った浄水器なら除去出来るモノ、出来ないモノ、その除去率まで納得出来る詳細な話が出来るはずですし、井戸水だからと逃げる事はありません。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 2013年09月11日 16:49