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2013年10月05日

この浄水器では放射性物質取れませんよね...

アクアカルテック浄水器をお使い頂いているお客様からのご相談です。

お子さんが通っている幼稚園で放射性物質対策にと、ある有名な外国製浄水器を導入されたそうです、園長先生は「これで放射性物質対策は万全!」と保護者の方へ伝えているそうです。

でも、お客様は
「幼稚園が導入した浄水器では水道水の放射性物質は取れませんよね....」とお悩みになっている訳です。「事を荒立てるのも嫌ですし、水筒を持たせるなど出来る範囲で自己防衛するしかないですね...」と

幸い、現状では水道水に高い放射性物質は検出されていませんから、大きなリスクは無いと思いますとはお伝えしましたが....

さて、この有名な外国製浄水器からアクアカルテックの逆浸透膜浄水器へ入れ替えられるお客様は結構いらっしゃいます、入替前に外国製浄水器の水質計測をすると、水に溶けたイオン性物質の除去能力を示す、TDSメーターの数値がわずかでも下がるのを私は見たことがありません。

浄水器の使い始めなら多少TDSメーターの数値が下がるかもしれませんが、たとえイオン交換樹脂を活性炭に混ぜていたとしても、このフィルターの大きさでは吸着式は長くは持たないはずです。

当ブログで何度も書きましたが、水道水に残留した放射性物質を除去する為には時間経過と共に放射性物質が水に溶けて、極小のイオンとなった放射性物質、それを除去する能力を持った浄水器が必要です。

塵の様な大きな粒子の放射性物質が除去出来るなどは、浄水器であれば当たり前の事で、放射性物質の塵ならば、そもそも浄水場でも殆ど取り除けるはずです。2011年3月には、大きな塵の放射性物質を取り除いて尚、200ベクレルを超える放射性物質が東京の水道水から検出されたのです。

除去出来るのは大きな粒子の塵状放射性物質なのか、水に溶けて小さくなったイオン性放射性物質まで除去出来るのか、その辺を不明確にしたまま、ホームページなどで放射性物質が除去出来ると宣伝していますから、それを信じて浄水器を導入した園長先生を責められないと考える事も出来ます。

一方で、アクアカルテックの浄水器をお選び頂いたお客様は、錯綜する真贋定かならぬ様々な情報を読み取って、逆浸透膜式の浄水器を選ぶご判断された訳です。

園長先生とお客様のスタンスを考え合わせると、多くのお子さんを預かる幼稚園の経営者として、情報に対するリテラシー不足や不勉強のそしりは免れ得ないと思います。

アクアカルテック

投稿者 aqua : 2013年10月05日 12:24