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2014年12月15日
浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 東京都 T様
T様のお宅もオール引き出し収納のシステムキッチンです、広いダイニングキッチンですので後ろに引いて写真を撮る事が出来ました。
浄水器からタンク、浄水蛇口まで一枚の写真に収まっています、キッチンってなかなか後ろに距離を取って撮影出来ないので、逆浸透膜浄水器の全体像が判る貴重な一枚です。
既存の給水管から赤いチューブで浄水器へ水道水が給水されています、浄水器の下3本のプレフィルター、5ミクロン-活性炭-1ミクロンの前処理行程があります。
逆浸透膜フィルター単体で浄水するとフィルターの傷みが早くなってしまうので、5ミクロン、1ミクロンのフィルターで段階的に大きな不純物を除去して逆浸透膜フィルターの目詰まりを防ぎます。
活性炭フィルターは水道水の中の遊離残留塩素除去が目的です、逆浸透膜を構成するポリアミド樹脂は遊離残留塩素によって溶解して薄くなり、結果、除去率が低下してしまうのを防ぎます。
プレフィルター3本を通過した水道水は逆浸透膜フィルターに辿り着きます、ここで水道水から30~35%位の水分子を分離して手前に貯水タンクへ少しずつ貯めて行きます、そのスピードは1分間にコップ1杯ほど、この造水速度では使えませんので、一旦タンクへ貯水してそこから純水を使用するのです。
タンク内部は空気の入ったゴムボール(ダイアアフラム)の様なものが入っています、このボールを押し縮める様に純水を押し込んで行きます、浄水蛇口を開けると今度はこのボールが元に戻る力を利用して浄水蛇口まで純水を押し上げるのです。
タンクから浄水蛇口へ行く手前にはポストカーボンフィルターが配置されていて、最終的に純水の味を調えます。
今回も貯水タンクは引き出し上に横置き設置、電源は右隣の食器洗浄機から延長コードで分けています、浄水器の消費電力は24Wですから、たいした消費電力ではありません、一日の消費電力も20Wの蛍光灯が2時間位、点灯している程度です。
アクアカルテック
投稿者 aqua : 2014年12月15日 09:18