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2015年06月08日
浄水器の除去率とは?
「浄水器の除去率は、何の除去率ですか?」
一般的な浄水器の表示を見ると、「細菌を99%除去」とか、「遊離残留塩素80%除去」とか性能表示をされているのを見かけます。
これらを見ると物質を特定して、その除去率を明示しています、でも消費者の方が実際に使う浄水器で、この除去率を確認する事は、まず出来ません。
これらの除去性能データは企業や検査機関などで計測したデータです、実際には原水と浄水のそれぞれの不純物濃度を計量検査して、その濃度を比較したものが浄水器のパッケージに記載されている訳です。
また記載されている有害物質は多種存在する中の一部でしかありません、では記載されていない、カドミウムは?水銀は?放射性物質は?etc...
まあ、除去できないのでしょうね、除去できれば宣伝効果がある項目を載せない理由はないでしょう。
逆浸透膜式の浄水器では水に流れる電流量を計測比較して除去率を算定します、水に溶けている有害物質の中で一番小さな物質はイオンです、水に溶ける物質はイオン化して水中に存在します、これは原子単体の大きさとほぼ同一ですから、自然状態ではこれ以上小さな物質は存在しません。
このイオンは必ずプラスかマイナスの電荷を持って存在するので、イオンの多い水は多くの電気が流れ、イオンの少ない水は少しの電気しか流れません。逆浸透膜式の浄水器では一般的な浄水器が除去できない、イオン化した物質も95%以上除去する事が出来るので原水と浄水で流れる電流量に変化が起こり、それをTDSメーターで簡単に計測する事が出来るのです。
一番小さな状態のイオン化した有害物質を95%以上除去出来るという事は、それ以上大きな有害物質は当然除去出来てしまいますので、有害物質の種類毎に、除去できる、出来ないを論じる必要もありません。
逆浸透膜浄水器は他方式の浄水器とは違います、結果を出せる、結果をその場で確認出来る浄水器です。
投稿者 aqua : 2015年06月08日 22:12