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2016年02月23日
浄水器 設置事例 業務用厨房への設置
業務用厨房への浄水器設置事例です。飲食店で逆浸透膜浄水器の設置をご希望されるお客様は、お冷やはもちろんですが、コーヒーや紅茶、日本茶などに高品質のものをお使いの方が多い様です。
せっかく高価高品質のコーヒー、お茶を用意しても水が濁っていたのではせっかくのパフォーマンスが発揮出来ません。水に不純物が存在するということはコーヒー、お茶に水の味を足してしまう事ですから、水に依って足された味が吉と出るか凶と出るかは判りません。
逆浸透膜の浄水器なら浄水は純水ですから素材の味を邪魔する物質はありません。
業務用厨房の流し台はシンクが深い為、シンク下の部分の高さが低くなってしまうので、シンク下には浄水器を立てて置けないので、横に寝かせたりと工夫が必要なのですが、今回はシンクの直ぐ脇に調理台がありまして、その下は十分な高さが確保出来ますので、こちらに浄水器本体と貯水タンクを置きました。
浄水器への給水は瞬間湯沸かし器への給水途中から分岐を行っています。浄水蛇口は二槽シンクの間に穴開け加工をして設置しました。
2016年02月18日
デモ用浄水器のお貸し出しについて
写真はお客様の所へお貸し出ししていたデモ用の浄水器が返ってきて、次のお客様へお届けする準備をしている所です。
内外部の清掃、貯水タンクの清掃消毒、除去率のチェックをして出荷準備を整えます。
お問い合わせ頂くお客様から、逆浸透膜浄水器の純水を飲んでみたいので少し送ってもらえないか、とご要望を頂く事もあるのですが、ペットボトルに純水を詰めて送るのは万が一の衛生上の問題を考えると慎重になります。
浄水器そのものをお貸しすれば、お客様がその場でフレッシュな状態の純水をお試し頂けますし、量的な制約もありませんから、ご飯を炊いたり、スープを作ったりと色々とお試しになる事が出来ます。
付属のTDSメーターで浄水器の除去率も明快に判りますので、味覚など五感だけではなく客観的にご判断頂けます。逆浸透膜浄水器の純水は安全だけでは無く、水の味や舌を滑るまろやかさなど、味覚的な部分も大多数の方にご支持頂ける自信があってこそのデモ用浄水器のお貸し出しです。
デモ用の浄水器は弊社から宅配便でお出しして、お客様が1~2週間お試しになった後は同封の着払い伝票で送り返して頂きます、浄水器はお客様ご自身で設置、取り外しして頂く必要がありますが、基本的にお客様の費用負担はございません。
浄水器の設置は蛇口先端に設置するトレビーノなどの簡易浄水器の取り付けが出来る方なら問題なく設置が可能ですので、ご購入前にお試しになりたい方は是非ご検討下さい。
2016年02月17日
浄水器 設置事例:野田市 H社様
H社様では宅配水をご利用になっていましたが、同じ純水を作る事が出来る逆浸透膜式浄水器の存在を知り、アクアカルテックへお問い合わせを頂きました。
1㍑100円の宅配水と同じ水が浄水器で造る事が出来るのか、ご担当の方は半信半疑でお電話をされたご様子、でしたらデモ用浄水器でお試しになったらいかがですかと、宅配便でデモ用浄水器をお送りしました。
デモ用浄水器は往復の宅配便料金も弊社負担ですので、基本的にお客様側の費用発生はございません。
2週間ほど、じっくりとお試しになって逆浸透膜浄水器の導入をご決断されました。デモ用浄水器は蛇口先端に取り付けるアダプターをセットでお出ししていますので、簡単に取り付けする事が出来、宅配便で到着したら直ぐに使う事が出来ます。
水質計測器TSDメーターも付属していますので、浄水器の水と宅配水の水を測れば水の純度も一目瞭然、数値で水質を確認出来ます。
浄水器の取り付けは瞬間湯沸かし器へ給水分岐された部分に給水分岐パーツを組み込んで浄水器へ給水、シンク下の浄水本体で原水から分離された水分子を左側の貯水タンクへ貯めて行きます、一方で不純物の残った廃棄水は排水管へ捨てられて行きます。
タンクに貯水された純水は10㍑、シンクトップ右側の浄水蛇口を捻ればこれからは宅配水と同じ純水が使い放題です。
2016年02月15日
浄水器のフィルター
逆浸透膜浄水器に使用されているフィルターは名前の通り逆浸透膜フィルターが使われています。
一般的な高性能と言われる浄水器に使用されているのが精密濾過膜、それより細かく人工透析などに使用されているのが限外濾過膜、更に細かく水に完全に溶けたイオンまで分離除去出来るのが逆浸透膜です。
精密濾過膜→限外濾過膜→逆浸透膜とフィルターの穴のサイズが異なりますから除去出来る物質も当然異なり、それが除去性能の差となっている訳です。
穴が大きな精密濾過膜と異なり、逆浸透膜を浄水器として運用するには多段階フィルターや電動増圧ポンプ、貯水設備に電装部品と運用が複雑になるので、一般的な浄水器を販売している業者さんは腰が引けてしまうところだと思います。
アクアカルテックのユーザー様でも、あまりご覧になる機会が無い逆浸透膜です、耐用期間が長く交換頻度は4~6年に1度ですから、その時に、これが逆浸透膜なんですよ、とお見せする位です。
逆浸透膜フィルターの中身をご覧頂ける様、動画をUPしましたのでご覧下さい。
2016年02月14日
井戸水と浄水器
井戸水は水道料金が掛からない、一年を通して温度がほぼ一定ですので冬暖かく、夏は冷たく感じる事などがメリットです。
人があまり立ち入らない自然環境に恵まれた地域なら美味しくて安全な井戸水も得られるでしょうが、現実として人が住む住環境の中の井戸水は有害物質に汚染されていたり、硫黄臭や水に色が付いている事もあります。
その原因は田畑への肥料であったり、家畜の屎尿であったり、またヒ素などは土壌由来の場合が多く、それは人為的なものではなく、自然そのものが井戸水へ与える脅威です。
水道を敷くことが出来れば万事解決なのですが、近くまで水道本管が来ていないと、これまた多額の費用が発生してしまいます。
家の入り口で全量処理できる浄水器があればと皆さんお考えになるのですが、井戸水の臭気、有害物質に対応出来る、家中丸ごと浄水器はありません。家中丸ごとやセントラルの浄水器は水道水の遊離残留塩素を取り除く事は出来ますが、水にもし、危険な物質が溶けていたら全く対応出来ません。臭気を取り除く性能も非常に限定的でしょう。
井戸水に対して入り口で全量処理する浄水器の様な機器はいくつかあります。
まずは滅菌器、これは水道水と同じように薬剤で消毒を行います、大腸菌や一般細菌が検出されている井戸水には必須の機器ですが、時に水道水より強い塩素臭から使用をやめてしまう方も。
いわゆる硫黄臭(硫化水素臭)については滅菌器が大きな効果を持つ場合があります、硫黄臭を発生しているのが細菌による場合は滅菌器で細菌を殺す事により改善する場合があります。
除鉄機、除マンガン機、これは鉄やマンガンの多い井戸水に対して、家の入り口で鉄、マンガンを減らす装置です。鉄が多いと洗濯物が黄ばんだり、マンガンが多いと黒ずんだりします、マンガンが非常に多いお宅では給水管が目詰まりを起こしたり、便器が黒く汚れたり、給湯器が直ぐに壊れるなど生活に支障を来します。
でも井戸ポンプなどを扱う業者さんもあまり、この除鉄機、除マンガン機を勧めたくない様に見受けられます、これはそれぞれの水質によるのでしょうが、40~50万円と高価な機器にもかかわらず明確な効果が出ない場合が多いからみたいです。
逆浸透膜浄水器で全量浄水が出来れば良いのですが、逆浸透膜浄水器は元の水がどんな水でも浄水して純水を造れますがけど、処理速度が遅いのです。家庭用の逆浸透膜浄水器で飲料水/調理水は充分に確保出来ますが、食器洗浄、洗濯、入浴等までは到底まかなえません。仮に全量処理を逆浸透膜浄水器で考えると工場プラントの様な大型設備を必要としますし、コスト的にも現実的ではありません。
例えばヒ素や硝酸などの有害物質で飲めない水でも逆浸透膜式の浄水器を設置すれば飲料水/調理水など人体に入る水は充分確保出来ます。大腸菌や一般細菌などのバクテリアには滅菌器が効果を発揮します。
でも洗濯物が黄ばんだり、黒くなったりする井戸水はどうにも対処法がありません、新築検討先が井戸水の場合はご近所の方に水質状況を事前にお聞きになるの事が肝要です。住んでからでは遅いですから。
2016年02月12日
宅配の水と浄水器
冬の葉の落ちた庭木にみかんやりんごなどを刺しておくと野鳥が立ち寄って行きます、その中でもメジロは鮮やかな黄緑色とメジロの名の通り白い目の縁取りがあり、見てて楽しい野鳥です。ひとしきりみかんをついばみ、大型のむくどりに追い払われて飛んで行きました。
アクアカルテック浄水器のユーザー様の中には宅配の水から純水を使い始めて、色々とお調べになり、同じ純水を造ることが出来る逆浸透膜式の浄水器に辿り着いた方が多くいらっしゃいます。
実際に宅配の水を使用されている方やスーパーの大型浄水器で純水を汲まれている方、その中で家庭用逆浸透膜浄水器の存在をご存じの方は非常に小数だと思います。
弊社ユーザー様でも宅配の水が逆浸透膜浄水器で造られている事をご存じない方も多いのです。
宅配の水やスーパーの大型浄水器の水は何か特別な水で浄水器で造れるレベルの水では無いとお考えになる方が大多数でしょう、一般的な精密濾過膜+活性炭の浄水器で推し量れば正しい判断ですが、逆浸透膜の浄水器であれば同じ純水まで浄水する事が可能です。
天然水以外の宅配の水は逆浸透膜浄水器で造られた純水です、スーパーの大型浄水器も今は殆どが逆浸透膜式の浄水器です。
何か特殊な浄水器と思われてしまう逆浸透膜ですが、私どものユーザー様の殆どは一般的なご家庭でお使い頂いています。
2016年02月09日
浄水器のカルテ
アクアカルテックの浄水器のフィルター交換/メンテナンスは基本的に年に1回の頻度でお伺いしています。一部機種はフィルター耐用期間が6ヶ月であったり、使用頻度の高い工場や飲食店、汚れの酷い井戸水など使用負荷の高い浄水器についてはメンテナンスサイクルを適宜、調整してお伺いする事になります。
アクアカルテックでは浄水器、一台一台について納品時に個別ファイルを作成しています、画像のメンテナンスチェックシートには交換したフィルターの種類、原水と浄水のppm不純物濃度、異音や水漏れの有無など浄水器の動作状況、交換したパッキンや細かな消耗部品などメンテナンス作業について記入して行きます。
浄水器の使用頻度や原水の水質はお客様毎に異なりますし、原水が井戸水であればフィルターの目詰まり具合などの傾向も大きく異なってきます。
浄水器のフィルターは、特にメインフィルターの逆浸透膜は2~5年と長い期間を経て劣化して行きますし、使用状況によって耐用期間も多く変わります、定期メンテナンスでのメンテナンスチェックシートを積み上げて行く事によって、ある程度その傾向を掴む事が出来き、それに依って良好な状態で浄水器をお使い頂く為にメンテナンスですべき事が見えてくるのです。
浄水器のメンテナンスは単にフィルター交換のみを行うのではありません、水漏れなどのトラブルを起こさない様、必要な時期が来たら、ゴムパッキンなどの細かな部品の交換も必要となりますし、動作不良の兆候が出ている部品は早めに交換する必要があります。
適切なメンテナンスを行う事により、長く良い状態でアクアカルテックの浄水器をお使い下さい。