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2016年03月26日
井戸水用の浄水器ではないけれど
逆浸透膜式の浄水器は井戸水でも使用出来る浄水器ですが、「井戸水用」「水道水用」といった明確な区分けが有るわけではありません。
高性能の浄水器なら井戸水でも水道水でも使えるとお考え下さい。
浄水器のパンフレットやパッケッージの表示などで「水道水専用」などの表示を見かける事があります。この様な表示をしているメーカーに何故と、問い合わせれば「井戸水の場合、水質に依ってはフィルターの目詰まりを起こすことが有り...」などの説明がされるでしょう。
しかし、本質的な「水道水専用」の理由は違います、水道水は水道水質基準51項目について行政が安全を保証した水ですから浄水器を通過した浄水は、浄水器のフィルターから有害物質が溶け出たりしない限り、安全な水と言えますが、井戸水は違います。
井戸水は地域の土壌、周辺環境により有害物質が検出されるケースが多々あります、ヒ素、硝酸、マンガンなどが水道水質基準値を超えて検出された場合、「水道水専用」と記載された浄水器はほぼ無力です。
浄水器メーカーのホームページを見ると実に様々な浄水方式が存在する様に見えますが、実際に使用されている比率から考えれば99%以上は危険な水を浄水する事が出来ない無力な浄水器、1%未満の危険な水に対応出来る、逆浸透膜式、蒸留式の浄水器と分ける事が出来ます。
99%の浄水器に使われているフィルターは性能の良いものでも精密濾過膜です、性能が悪いものでは精密濾過膜より100倍位穴が大きい1~5ミクロン程度のフィルターを使用している場合もあります、これらの浄水器は安全を確保するのが目的では無く、美味しい水にする事が目的ですから、その部分はフィルターに併用されている活性炭が多くの役割を担います。
精密濾過膜より細かい、人工透析などに使用される限外濾過膜、それより細かく水に完全に溶けたイオンまで95%除去する逆浸透膜式の浄水器が精密濾過膜の浄水器と性能が違うのは当然なのです。
逆浸透膜浄水器は井戸水、水道水を区別する事無く、同様の純水を造る事が出来る浄水器です、スーパーの大型浄水器や宅配水と同じ純水がご家庭で使い放題、水の安全と美味しいを造ります。
投稿者 aqua : 2016年03月26日 10:03