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2016年04月14日
単純に孔の大きさが違うんです。
高性能浄水器の浄水は純水になる、とは?
逆浸透膜浄水器の水は純水になります、純水とは不純物が殆ど存在しない水です。
もともと、逆浸透膜式の浄水器は海水から飲料水を造る為に開発された浄水器です。
何故、逆浸透膜を使用した浄水器の水は純水になるのか?これは他の浄水器に比べて単純に逆浸透膜に開いている孔の大きさが小さいからです。
単純にフィルターの孔径が小さいから水分子だけが通過して結果、純水の浄水が出来るのです。
日本製で品質の高い浄水器には精密濾過膜が使用されていますが、精密濾過膜の孔径では純水にはなりません。
外国製の高性能を謳っている浄水器は精密濾過膜すら使わずに繊維フィルターを使用している場合が多く、当然、純水にはなりません。
逆浸透膜は精密濾過膜より2段階、孔径の小さなフィルターですから純水を造る事が出来るのです、では何故、逆浸透膜を使用した浄水器がメジャーにならないのか?
それは逆浸透膜の孔径が小さすぎて、ケースにフィルターを装填しただけでは浄水器にならないのです。
逆浸透膜の小さな孔へ水分子を押し込む為には、水圧を高める電動増圧ポンプが必要であったり、それでも水が少しずつしか造れないので、純水を貯めておく貯水タンクも必要でなんだかんだ浄水装置になってしまいます。
逆浸透膜浄水器は浄水’機械’なので浄水器として複雑になりますし、そのメンテナンスなどにも専門知識を持った技術者が当たる必要があります。
つまり簡単な浄水器で大きな利益を上げている業者さんは手を出したくない商品が逆浸透膜浄水器なのです。
逆浸透膜の仕組みにご興味を持って頂けたなら、是非、「膜分離のメカニズム」をご覧下さい。
投稿者 aqua : 2016年04月14日 21:51