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2016年07月06日
洗髪談義
浄水器のメンテナンス/フィルター交換にお伺いするとK様のお宅ではご近所さんを招いてのティータイムの最中、私もお茶を頂きつつ浄水器のメンテナンスを開始しました。
K様とお客様のお話を聞くともなしに聞いていると、お話は髪を洗うシャンプーのお話、一般的な市販品より石けんシャンプーの方が、とか、ノンシリコンなどの話題に、K様の旦那さんが60歳近くでまだ髪がフサフサなのはシャンプーがよいからだとか....
そういえば私も52歳になりましたが、見た目が若くみられるのは髪の毛による処が大きいのだろうなと、思っています、見た目は若そうに見えても体はあっちこっち痛いのは若い頃にはなかった現象で、やはり加齢を文字通り痛感しています。
髪の毛が残る残らないは生活習慣より遺伝子的な問題が大きいかと思いますが、昨日見たネットの記事では小麦粉悪者説が出ていました、そうなるとパン、パスタ、うどんなどはアウトになってしまいます。
頭皮も他の皮膚と同様、表皮ブドウ球菌などが住み着いていて、皮脂を食べてはせっせと脂肪酸を作り、頭皮表面を弱酸性に保って頭皮を保護している訳です。
シャンプーで頭皮を洗うと、この善玉菌も洗い流されてしまいますが、また1時間くらいで毛穴に残った善玉菌が増えて元に戻るそうです。
洗いすぎはいけないとされるのは、善玉菌の残存量が少なくなりすぎると復旧まで時間が掛かり、それによって頭皮の乾燥、フケの発生など悪循環に陥るからでしょう。
もう一つ洗髪後は速やかに乾燥させる事が推奨されていますが、これは水道水で洗髪した場合、水質がアルカリ性が多い為、アルカリ性環境下では善玉菌の増殖が抑えられてしまうのを防ぐ為だと思います。
シャンプー、石けんは基本的にアルカリ性なので、弱酸性のリンス、コンディショナーで頭皮を弱酸性に戻すのですが、それを洗い流す水がアルカリ性で、なおかつ長い時間頭皮を濡らし続ければ、当然悪影響がありそうです。
逆浸透膜式の浄水器にしか出来ないお勧めの洗髪方法を一つご提案します、浄水器の純水は中性若しくは弱酸性となります、2㍑のペットボトルに浄水器の純水を汲んで、お風呂を沸かすときに湯船に入れておいて下さい。
お風呂が沸き上がったころにはペットボトルの中の純水もいい温度に温まっています、これを洗髪してリンスして、シャワーで洗い流した後に仕上げ洗いの水に使用して下さい。冬場の乾燥する季節にフケなどでお悩みの方にもお勧めです。
浄水器のアクアカルテック・ホームページ
投稿者 aqua : 2016年07月06日 09:16