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2016年09月24日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 市原市 I様

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オーソドックスな浄水器と貯水タンクの配置事例です。シンク下給水管から赤いチューブで浄水器へ井戸水を渡し、井戸水から35%位の水分子を分離回収して浄水を造ります、有害物質の含まれた残り65%の水は排水として黒いチューブから排水管へ繋がれています。

浄水は白い貯水タンクへ一旦貯水、約10㍑、純水が貯まります、タンクが空の状態から満水までは1時間少々掛かりますが、10㍑の貯水量がありますので、家族5~6人で通常の煮炊きには充分な量の浄水が確保出来ます。

I様は市原市で井戸水を生活水として利用されています。市の方で水質検査を行ったところ、テトラクロロエチレンが水道水質基準値の10倍程検出されました。

一般的な井戸水の水質検査ではテトラクロロエチレンの検査は先ず行いません、これはI様のお宅周辺で同様の井戸水汚染が顕在化した為、エリアを絞って市が調査を行ったのでしょう。

テトラクロロエチレンは油分をよく溶かす性質があるので、主にドライクリーニングに使用され、現在では廃棄について規制があるのですが、以前は地中に投棄される様な事もあったそうです。

テトラクロロエチレンは揮発性物質であるため、浄水器での除去の他、煮沸する事に依っても取り除く事が出来ますが、飲料水/調理水を全て5分間煮沸するのは難しい話ですし、燃料コストも高くなります。

逆浸透膜式の浄水器でしたらテトラクロロエチレンにも対応出来ます、特にテトラクロロエチレンについては千葉県薬剤師検査センターへ浄水器を持ち込んで第三者の監視下で検査を行っています。

浄水器設置後に浄水の計量検査を行い、テトラクロロエチレンは検出限界以下 「ND」(ノーデータ)の結果を得ました。

浄水器のアクアカルテック・ホームページ

投稿者 aqua : 2016年09月24日 12:51