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2016年09月13日

逆浸透膜浄水器の水は純水です。

逆浸透膜式の浄水器の水は純水になります。

水道水でも井戸水でも水の中には不純物が含まれています、その濃度は地域差がありますが、水道水で100ppm前後、井戸水だと100~200ppm位が多く、今まで経験で一番不純物量が多い井戸水で700ppmを超えるケースもありました。

それでもppmは%の一万分の一の単位ですから、海水の塩分濃度3%、つまり30000ppmから比較すれば淡水に含まれる不純物濃度は低いと考えられます。

水は水分子と不純物の混合液です、不純物の量が多くなればそれは水の味、臭気に影響を与えます、不純物の影響が有用か有害か。

ここでのppmは主に蒸発残留物を意味しておりまして、水分子が蒸発した後に残るモノです。

その残るモノの中でも水に溶けてイオン化した状態=ミネラルが主となります。

例えばミネラルでマグネシウム、カルシウムなら有用、水銀、カドミウムなら有害と判断するでしょうが、ミネラルと一括りにすれば、人体に有害なもの、無害なものどちらも含まれていると考えるのが妥当でしょう。

ミネラルは金属が水に溶解して原子単体と同様の大きさで存在する状態です、金属の種類に依って大きさの差はありますが、自然界の中ではミネラル(イオン)は一番小さな状態ですので、種類の大きさの差に依って分離して行くのは非常に困難です。

浄水器では、ミネラルについてはザックリと全てを残すか、全てを除去するか、有用有害の区別無く、の選択となります。

逆浸透膜式の浄水器では、100ppmの原水は5ppmの浄水に、200ppmの原水は10ppmの浄水に浄化する事が出来ます。浄水の5~10ppmといった非常に不純物濃度の低い水を純水と呼びます。

自然界の水の中では人類活動の影響を受けない位、高い、高山に積もった雪を溶かせば、それは逆浸透膜浄水器の純水とほぼ同じ純水です。

南極や北極の氷でウィスキーを、なんて話が出てくるのも不純物の無い氷だからです。

純水は何も特別な水ではありません、自然の気象が日々、海水から淡水を造る過程の水蒸気を集めれば純水なのですから。

アクアカルテック・ホームページ

投稿者 aqua : 2016年09月13日 10:57