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2017年02月21日
逆浸透膜浄水器とは?
「逆浸透膜式の浄水器は普通の浄水器とどう違うのですか?」
非常にストレートなご質問です、もしお時間が許せば「逆浸透膜浄水器って、何?」あたりから読み進んで頂いて、科学的な根拠までご興味のある方は「膜分離のメカニズム」をご覧頂くとご理解が深まり、逆浸透膜浄水器の性能について確信が得られるかと思います。
逆浸透膜式の浄水器は元々海水から飲料水を造る為に開発された浄水用の分離膜です、一般的な浄水器に使用されている精密濾過膜も浄水用の分離膜ですが、海水から塩分を分離して真水を造る事は出来ません。
これは分離膜=フィルターの孔の大きさが違うからです、日本製の高性能と言われる浄水器は精密濾過膜を採用していて、さらに細かい膜に人工透析などに使用される限外濾過膜があり、それよりされに細かい仕様の逆浸透膜があります。
精密濾過膜0.01ミクロン>限外濾過膜0.005~>逆浸透膜0.0005~3ミクロン
物理的な孔の大きさが小さくなれば、なるほど、通過出来る物質の種類は少なくなるのは道理ですがあまりに小さくしてしまうと摩擦抵抗が大きくなり過ぎて水分子自体が通過出来なくなりますので、適正な大きさが必要です。
逆浸透膜浄水器の純水は宅配水やスーパーマーケットの大型浄水器、純水=ピュアウォーターのボトルウォーターと同じ水を造る事が出来ます。
一般的な浄水器では水に溶けた金属系の不純物は殆ど除去できませんので、いかな高性能を謳おうと、逆浸透膜浄水器の様な純水を造る事は出来ません。
投稿者 aqua : 2017年02月21日 09:55