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2017年09月30日

硬い水、軟らかい水

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この水は硬いね、これは軟らかい水だね、などとよく水についての感想を耳にします、水が硬いとか軟らかいとか少し判りづらい感覚です、もう少し言葉を多くして表現すると、水以外の味を感じたり、飲んだ後、口内に何かが残るような水が硬い水、飲んだ後、スッキリとした水が軟水と言えるかも知れません。

水の硬度は水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量が多いと硬度の高い水=硬水、量が少ないと硬度が低い=軟らかい水=軟水となります、いわゆるミネラルを多く含む水が硬水、ミネラルの少ない純度の高い水が軟水となります。

でも水自体が硬いとか軟らかいとかとは直接繋がらない感じです、氷になれば硬い水ですけど、

でも、水の硬度は元々味覚の指標ではありませんでしたので、それも致し方ないかと、

元々は欧州で、ボイラーの配管内に管石を造って目詰まりさせやすい水が硬水、それを計る指標が水の硬度だったのを味覚の指標に使用しているので感覚的な違和感があるのでしょう。

硬度は感覚的な硬い、軟らかいとは異なりますが、逆浸透膜浄水器の純水を常温で口にした多くの方は素直に「軟らかい水」と感想を持たれます、私も冷たい水の時は判りませんでしたが、常温の純水を口にした時、水道水とは明らかに異なる舌への触り方、感触の違いを感じました。

硬度の高い水は、水以外の不純物で味付けされた水ですので、好みはありますが、舌に味が残る水となります、ボルヴィックやヴィッテルなどのボトルウォーターも日本人が飲むと水以外の味を感じる水ですが、軟水のカテゴリーに入ります、不純物濃度は200ppm位ですね。

私が飲んだことの有る最強の硬水はコントレックスでしょう、不純物濃度999ppm以上です、TDSメーターが振り切れてしますので。

日本の天然水のボトルウォーターは大体60~80ppm位が多いですね、かなり軟水です。

地上の水が水蒸気になって空に上がり、雲になった時、水はほぼ不純物の無い純水です、雨になって地上へ降り注ぐ旅路で大気中の塵を含み、河川となるまで様々な不純物が溶け込んで行きます。

逆浸透膜式の浄水器が造る純水は雲の中の水蒸気を集めた様な、不純物の無い超軟水、安全で美味しい水です。

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投稿者 aqua : 17:07 | コメント (0)

2017年09月29日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 芝山町 T様

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オーソドックスな浄水器の設置事例です、システムキッチンの収納が観音開きの扉になっていれば浄水器の設置スペースに困る事は先ずありません。

写真の様に収納右側の側壁に沿わせて浄水器本体を配置、浄水器の左側に貯水タンクを置きました。浄水器の配置は右側でも、左側でもお客様の使い勝手に合わせて決めて頂けます、浄水器自体は壁床等に固定していませんので、後からの移動も簡単に行なえます。

設置スペースは大まかに表現すると写真の様に、一番大きな扉一枚分のスペースに収まり、手前には収納スペースが残ります、浄水器の出し入れをするのは年に1回のフィルター交換の時だけですから、浄水器の手前など開いているスペースは収納として有効に利用して下さい。

シンク下の給水管から分岐して浄水器へ給水を繋ぎ、浄水器から出る排水はシンク下の排水管へ繋ぎます。浄水蛇口は既存蛇口の右脇、シンクトップへφ15mm程の孔を開けて設置します。

T様のお宅は分譲された当時、集合井戸から40戸余りの住宅へ簡易水道の様に給水されていたのですが、管理会社から井戸の管理終了を通告され、敷地内に個人で個別の井戸を掘られたそうです。

新たに井戸を掘ったら、水質検査をするのが常ですが、結果は亜硝酸性窒素が水道水質基準値を超えていました、個人の井戸の場合、芝山町では逆浸透膜浄水器等の確実に水質改善が出来る浄水器へ50%の購入費補助制度があります。

但し、集合井戸の場合は分譲業者が責任を負う事となりまして、一般的に行政の補助対象にはなりません、T様が使用していた集合井戸も有害物質検出など水質に問題があって管理しきれなくなったのかもしれませんね。

逆浸透膜式の浄水器は95%以上の確実な除去性能で水に溶けた不純物を取り除く事が出来ます、ヒ素、硝酸、マンガンなどに汚染された地下水にも対応可能な浄水器です、水道水も元は川の水、美味しい水だけではなく、安全な水を求めるなら、答えは逆浸透膜式の浄水器です。

アクアカルテックは逆浸透膜式の浄水器だけを販売しています。

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投稿者 aqua : 09:04 | コメント (0)

2017年09月28日

浄水器 設置事例:ACRA-545P 越谷市 M社様

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M社様経営のカフェ、厨房へ設置された逆浸透膜式の浄水器、ACRA-545Pです。

主にお冷、コーヒー、紅茶に使われる純水を賄う浄水器となります、ACRA-545PとACRT-550MPSはほぼ同仕様の浄水器ですが、M社様の系列店では、10数年前からアクアカルテックの浄水器をご利用頂いていまして、ACRA-545Pの故障の少なさなどに信頼をおかれての機種選択です。

今回の業務用流し台は浄水器と貯水タンクの配置を想定してシンクが浅く、シンク下スペースが高くとれる流し台をご用意頂きました、一般的な業務用流しだとシンク下のスペースが低く、浄水器や貯水タンクを立てる事が出来ない場合もあります、その場合は横に寝かせて設置する事も可能ですが、この方がシンク下のスペースも有効利用出来そうです。

逆浸透膜浄水器の純水はお茶、紅茶の味を邪魔する成分が無く、本来の味をより多く、引き出す事が可能です、コーヒーは基本的にまろやかな仕上がりになります。

浄水器に求められる役割は主に「水の安全」となりますが、清涼飲料水や食品工場で逆浸透膜式の浄水器が使用されているのは安全面よりも味覚面を重視されているからです。

水の味は地下水はもちろん、水道水も元は河川水ですから、どれぞれの場所により水質は異なります、全国規模の食品工場などは場所によって味が変わらない様に逆浸透膜浄水器の純水を使用するのです。

また、通常の水には100~200ppm位の不純物が溶けています、一般的な浄水器では、この溶解性不純物を除去する事が出来ませんが、逆浸透膜浄水器は溶解性不純物も95%以上除去出来ます、これが他の浄水器に真似出来ない逆浸透膜浄水器の性能です。

通常、水に含まれるら95~190ppmの不純物が除去された純水は、その分(95~190ppm)多くの食味成分を溶かす事が出来るのです。

特に日本料理の方に喜ばれているのは純水に素材の味を邪魔する成分が無く、より多くの出汁を水に溶け込ませる事が出来るからです。

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投稿者 aqua : 18:52 | コメント (0)

2017年09月27日

井戸水用の浄水器?

アクアカルテックにお問い合わせいただくお客様の中には逆浸透膜浄水器を井戸水用の浄水器とご認識されている方も多くいらっしゃいます。

アクアカルテックのユーザー様は約60%が水道水、残り40%がヒ素、硝酸、マンガン等に汚染された井戸水の方ですが、使用している浄水器はどちらも同じ浄水器です、水道水でも井戸水でも浄水器は同じ仕様です。

一方で殆どの浄水器は「水道水専用」として販売されていますから、井戸水にも対応出来る浄水器となると=井戸水用の浄水器、とお考えになってしまうのかと思います。

水道水なら51項目について行政が安全基準を満たしている事を確認した水ですから、浄水器で有害物質が除去出来ないとしても、問題ない、もし問題があれば、それは行政の責任から先ず問うべきとも言える訳ですが。

井戸水ですと、それを使用するのは個人の自己責任となります、実際にヒ素、マンガン、硝酸などが水質基準値を超えて安全では無い井戸水も有る訳です。

汚染された井戸水に対して浄水器で対応しようとすれば、確実な除去性能が求められますから、曖昧な表現で優位性を語る浄水器は退場せざるを得ません、それが飲料水の危険性除去で自社浄水器の優位性を謳いながら「水道水専用」の陰に身を隠す浄水器です。

逆浸透膜式の浄水器ならヒ素、硝酸、マンガンなどの有害物質に対しても95%の除去率で対応しますから、有害物質の検出量が水質基準の10倍位までなら余裕でOK,20倍位なら事前にフィールドテストで確認が必要など、明確な判断基準を持って確実な対応する事が可能です。

逆浸透膜浄水器は水道水、井戸水どちらでも使用出来ます、確かな性能を持った浄水器なら汚染された井戸水でも対応出来るのです。

アクアカルテック・ホームページ

投稿者 aqua : 18:01 | コメント (0)

2017年09月26日

浄水器 設置事例:ACRT-550MPS 千葉市 M様

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L字平面プランのシステムキッチンへの浄水器設置事例です。

L字プランキッチンの入隅部分はスペース効率が悪くなるため、回転式の棚や引き出し式の収納を装備して収納効率の向上を図る場合が多いのですが、M様の場合は通常の扉のみで奥深く収納が広がっています。

入隅部は扉が狭く、収納が奥行き深い為、普段あまり使用しない物品の収納場所になりがちですから浄水器の設置場所としては最適です、浄水器を引っ張り出すのは年に1回のフィルター交換/メンテナンスの時だけですから。

ただ、今回手ごわかったのは収納スペースの高さ方向が低い事です、浄水器の本体、貯水タンクとも高さがギリギリです、事前の下見では寸法を測って確認していたのですが、実際に収めるまで安心出来ない、余裕の無さです。

写真右側を見ていただくと給水管から分岐した赤いチューブで浄水器へ水道水を運びます、水道水から35%位の水分子を逆浸透膜フィルターで濾し取り、純水を貯水タンクへ貯めて行きます。

35%の水分子を抜いた残りの65%の不純物が残留した水は排水として黒いチューブで排出されてシンク下の排水管へ繋がれています。

タンクに貯水された浄水(純水)は最後にポストカーボンフィルターを通過して青いチューブで浄水蛇口へ運ばれます。

アクアカルテックの販売する浄水器は全て逆浸透膜式です、逆浸透膜浄水器は海水から飲料水を造る為に開発され、ヒ素、硝酸、放射性物質などでも確実に95%以上除去して純水を造ります。
スーパー店頭の大型浄水器や宅配の水と同じ純水を造れる浄水器です。

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投稿者 aqua : 09:06 | コメント (0)

2017年09月25日

あと3ケ月あまりです。

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夏の木々の濃い緑も少しづつ抜けてきて、過ごしやすい秋模様です。

とは言っても関東地方では記録的に日照時間が短く、汗かきの私にとってはとても過ごしやすい今夏でした。

浄水器の取付工事、フィルター交換メンテナンスなど、浄水器の仕事は大抵、お客様のお家の中なので、夏でもそれ程、汗をかくことはないのですが、新築、改装工事中で空調が効いていない現場ではメガネのレンズに表面張力で盛り上がるほど汗が滴ってしまう事も。

そんな夏が過ぎると、今年もあと3ケ月余り、9月に浄水器のメンテナンスへ伺うと今年もあと3ケ月だね、お客様との話題が上がり、時間の速さにクラクラしてしまいそうです。

そう言えば、今年の梅雨は関東地方は空梅雨でしたが、それで気がついた事があります。
雨量が少ないと水道水の不純物量(TDS ppm数値)が上昇します、つまり不純物量が多い、濃い水道水となります。

東京都で例年、不純物量100ppm以内の水道水のお客様でも130ppm以上と、貯水しているダムからの放水量が少ないと上流域で放出された下水が薄まらずに下流域である都市部の水道水で不純物量が高くなるという事でしょうね。

浄水器のアクア・カルテック


投稿者 aqua : 10:32 | コメント (0)