浄水器のメンテナンス②

TS3I0023

逆浸透膜浄水器の場合、プレフィルターの交換と共に必ず行わなければならないのが、貯水タンクの空気圧調整です。

逆浸透膜浄水器のメインフィルターである逆浸透膜は一般的な浄水器に使用される精密濾過膜よりも非常に細かく、浄水速度が遅いので時間を掛けて貯水タンクへ純水を貯めておきます。

貯水タンクの中は空気入ったボールの様なダイアフラムが内蔵されていて、そのダイアフラムを押し縮める様に浄水を押し込んで行き、蛇口を開けるとダイアフラムの復元能力で浄水を押し出します。

このダイアフラムの空気が1年間の間に20~30%位減少してしまうので、年に1回の浄水器メンテナンス時に空気圧の補正が必須となります、空気圧の補正を行わないと浄水の吐水速度が落ちてしまい、更に空気圧が下がるとタンク内の浄水が残ってしまったり、空気圧低下状態での使用はダイアフラムの破損、空気抜けにも繋がります。

弊社で浄水器メンテナンスお伺いする場合、貯水タンクの空気圧補正と共に行うのがタンク内の消毒です、原水が水道水の場合は空気圧補正後の貯水タンクへ水道水を注入して、水道水に含まれる遊離残留塩素を利用したタンク内消毒を行います。

井戸水/地下水の場合は次亜塩素酸を少量注入してタンク内の消毒を行います。

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浄水器/アクアカルテック