浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 松戸市 M社様

M社様の事務所への浄水器設置事例です、M社様の事務所では井戸水を使用されています、新事務所建設を機会に井戸水の水質検査をしたところ、「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」14mg/リットルと水道水質基準値を超えて検出されてしまいました。

こちらの事務所ではスタッフの方のお昼ご飯の用意もされるとの事で安全な飲料水/調理水の確保が必要です、保健所で相談すると井戸の掘り直し、又は逆浸透膜浄水器の導入を勧められたそうです。井戸水で有害物質が検出されてしまった場合、現状より井戸を深くする事で改善する場合もあります、井戸の採水位置が深ければ地表から浸透する有害物質の影響が少ないと考えられるからです。

ところが井戸を深くした為に今度は別の有害物質が検出されてしまう場合もあります。「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」は田畑の肥料や畜産のし尿などが主な原因となりますので、井戸を深くする事によって、地表から遠くなり濃度が低くなる可能性が高くなりますが、深く井戸を掘ることによって土壌由来の有害物質が検出されてしまうケースもあります、よく耳にするのは深井戸で砒素が検出されてしまうケースです。

井戸の掘り直しも深く掘る訳ですから、施工費も高くなり、必ずしも結果が良いとは限らないとなると、飲料水/調理水を確保する事が目的なら逆浸透膜浄水器を導入された方が、確実かつローコストです。逆浸透膜浄水器はあらゆる有害物質を95%以上除去して有害物質が検出された井戸水からでも、安全で美味しい純水を造る事が出来る浄水器です。

但し、大量の浄水処理は逆浸透膜浄水器は不向きです、洗濯物が汚れてしまう様な水質ですと対応方法がありません、家中まるごと浄水器と言った商品はありますが、この様な場面では役に立ちませんし、水道水専用の浄水器だから井戸水には使用出来ないと言うでしょう。この様なケースでは井戸の掘り直しに賭けてみるしかありませんが、弊社ユーザー様の中でも何回かの井戸掘り直しみのかかわらず良い結果を得られないお客様もいらっしゃいます。

例え有害物質が水道水質基準を超えて飲用不可判定でも、透明で洗濯物が汚れず、嫌な臭気も無く入浴出来る水であればラッキーだと思います、どんな有害物質が出ても逆浸透膜浄水器なら安全で美味しい飲料水/調理水が造れますから。

浄水器の本体は引出し収納奥の配管スペースに設置しました、井戸ポンプの出力が強く、水圧が4kg/平方cmを超えていまいたので、減圧調整弁を浄水器の前に設置しています。
貯水タンクは引き出し上に横置き設置とさせていただきました。

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