浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:LC300HP/SE 北区 ガンコンヌードル様


業務用浄水器LC300HP/SEの設置事例です、東京都北区にある人気ラーメン店、ガンコンヌードル様ではラーメンスープの水に逆浸透膜浄水器の純水をお使い頂いています。70㍑の寸胴にラーメンのスープを仕込む場合は約40㍑の水が必要とお聞きました、LC300HP/SEは家庭用浄水器ACRT-550MPSの6倍のスピードで純水を造りますが、それでも一時間に造る純水の量は約40㍑、これでは寸胴に水を張るだけで1時間掛かってしまいます。

そこで最初に必要な量をを貯水タンクへストックしておいて、そこから先に逆浸透膜浄水器の純水を使用します、ラーメン屋さんの場合はLC300HP/SEと40㍑の貯水タンクとの組み合わせがベストの様ですが、設置スペースの都合で40㍑タンクの高さ80cmが収まりませんので、高さ60cmの30㍑タンクとの組み合わせで導入して頂きました。

貯水タンクの内部構造はタンク内部一杯に空気で膨らんだゴムボールの様なダイアフラムが入っています、そのダイアフラムを押し縮めるように浄水器から純水を押し込んで行き、規定量の純水がタンクに貯まるとタンク内圧が高まって浄水器の運転を停止させます。

浄水器の蛇口を開栓すると押し縮められたダイアフラムの復元力で純水を押し出して浄水蛇口へ運びます。

ラーメンのスープなどのお料理に対して逆浸透膜浄水器の純水が持つ利点は主に2つです、
一つ目は水の中の不純物が取り除かれるているので、食材の味、風味が邪魔される事が有りません、一般的な浄水器では取り除けない物質、完全に水に溶けたイオン性不純物も除去しますので味覚臭覚の邪魔をする成分がなく、投入した食材と不純物の反応によって出てしまう意図しない味、雑味なども発生しません。

よく複数の店舗を経営する方から、新規出店舗で同じ味が出来ないとご相談を頂くことがありますが、その多くは使っている水に原因があります。

二つ目として、純水はより多くの出汁成分を溶かす事が出来る水です、水の中の不純物は大きなものから小さなものまで様々含まれています、大きな不純物なら一般的な浄水器でも除去できますが、水に溶けている不純物は逆浸透膜浄水器でなければ殆どが取り除くことが出来ません。

水道水に含まれた溶解性不純物=蒸発残留物は地域により異なり、少ないところで60ppm、多いところでは150ppm以上含まれていて、一般的な浄水器では除去する事が出来ない不純物ですが逆浸透膜浄水器なら95%以上除去して不純物の無い純水にする事が出来ます。

通常は残ってしまう100ppm前後の溶解性不純物を取り除くことで、逆浸透膜浄水器の純水は今まで使えなかった領域を使って、より多くの出汁成分を溶かし込む事が可能となります。

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浄水器/アクアカルテック