井戸水用の浄水器はありますか?


「井戸水用の浄水器はありますか?」

殆どの浄水器は「水道水専用」と表記されて井戸水、地下水には使用出来ませんと回答されてしまいますので、この様にご質問されるお客様が多いのですが。

「井戸水専用の浄水器」ではなく、「水道水でしか使用出来ない浄水器」と「水道水でも井戸水でも使用出来る浄水器」とお考え下さい。

水道水は水道行政が安全を保証している水ですから浄水器のフィルターから何かが溶け出さない限り、危険な有害物質が浄水へ混入する事はありませんし、もし浄水に有害物質が検出されたとしたら、それは危険な水を配水した水道行政の責任で浄水器メーカーは責を負うことはありません。

一方、井戸水(地下水)は場合に依っては硝酸、砒素、マンガンなどの有害物質が水道水質基準値を超えて検出される場合もあります、「飲用不可」の判定が出てしまう水です。

水道水質基準50項目の検査費用は20万円前後となり、周囲の状況で変化してい行く井戸水の水質に対して、個人の方が毎年、定期的に水質検査を行うには金銭的な負担が大きすぎます。

そこで10~15項目位の基本項目で水質検査を行い大凡の安全確認を行うのが一般的な対応となっています。基本項目には砒素、マンガンなどは通常含まれていませんから、基本項目で「飲用適」だから安全な水とは言い難い訳です。

この様に安全が確認されたと言い難い井戸水や明らかに有害物質が水道水質基準値を超えてしまっている井戸水で、除去性能の低い浄水器を使用し、砒素などで中毒症状が起きた場合、井戸水でも使用可能としていれば浄水器メーカーの責任も当然に問われる事になります。

「水道水専用」と表示された浄水器のフィルターの種類・構造を鑑みれば、イオン化した砒素、マンガン、硝酸などへの長期的な除去性能が無い事は明かですから、飲用不可の井戸水/地下水へは使えない浄水器です。

逆浸透膜浄水器はイオン化した極小有害物質に対しても95%位の高率で分離除去をし、分離した有害物質はフィルターへ貯めるのでは無く、排水と一緒に浄水器外へ排出します。

この、分離除去、浄水器外排出の仕組みがあるので逆浸透膜浄水器は数年に渡る長期間、高い除去性能を維持することが出来ます。

イオン化した極小物質を除去できない水道水専用とされた浄水器は基本的に水中に溶けた放射性物質もまた、除去する事は出来ません。

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浄水器/アクアカルテック