水道水とフッ素について


最近、弊社浄水器へのお問い合わせで「フッ素が除去出来るのか?」についてのご質問が多くなりました。

虫歯予防の為の水道水へのフッ素添加が取り沙汰されている様です。
元記事を探すと水道水へのフッ素添加では無く、米軍施設などフッ素添加がされている場合での上限基準を設けるとの事の様に読み取れますので、日本国内の一般水道へフッ素添加がすぐに始まる話では無い様です。ただ将来的なフッ素添加への法整備と捉える方もいらっしゃるのでしょう。
数年前に埼玉県の吉川市で歯科医師会が水道水へのフッ素添加を進めている事について反対運動をされているユーザー様がいらっしゃいました。

多くの歯磨き粉には歯の表面を覆うエナメル質強化の為にフッ素が添加されています、このフッ素を水道水へ添加して市民全体の虫歯予防をしようとする訳ですが、もちろん賛否両論があって、余計なものを添加される事に対して忌避感を持つ方も大勢いる様です。

北アメリカとオーストラリアが主な地域で米国では66%の水道にフッ素が添加されているそうですが、賛否がある中で添加を中止する地域もあるそうです。

私が子供の頃に比較すると歯磨き方法や歯磨き粉の改善によって虫歯自体は非常に少なくなっていると思います。
現在の歯磨きは歯と歯茎の隙間を清潔にする様に横に細かくストロークする磨き方ですが、私が子供の頃は縦にローリングする様に磨くのが主流でしたよ、歯磨き粉のテレビコマーシャルでパジャマを着た家族が歯ブラシを縦にクリンクリンと動かしていました。

多くの歯磨き粉がフッ素添加されている昨今に使用者に選択の自由無く水道水へのフッ素添加にはなんで今頃とも感じます。

ではフッ素が逆浸透膜式の浄水器で除去出来るのかどうか? 除去できます。
水道水ではありませんが、井戸水/地下水でフッ化物が水道水質基準値を超えて弊社の浄水器を使用している方がいらっしゃいます。
ただし一般的な不純物イオンの除去率が95%位であるのに対し、フッ素の除去率は90%前後と若干、下がります。
これは原水のpHにより除去率が変動してしまう様です、pHが酸性の場合は除去率が低下し、pHがアルカリ性の場合は除去率が上がる傾向にある様です。

いずれにしても9割方除去出来るのでフッ素をリスクと考えている方にとっては逆浸透膜式の浄水器でリスクを1/10に減らす事が出来ます。

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浄水器/アクアカルテック