浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 白子市 H様

千葉県白子市にセカンドハウスをお持ちのH様、海岸まで歩いて行ける好立地です、千葉市のアクアカルテックからは下道で1時間弱くらいでしょうか、海に近い場所へ行くと仕事なのですが少し気分が上がります。

こちらでは水道ではなく井戸水を使用されています。

残念ながら海岸沿いの井戸水は総じて水質が良くない傾向にあります。

水質検査をされたところ「亜硝酸性窒素」が水道水質基準値を超えて飲用不可の判定が出てしまいました。
亜硝酸性窒素の水道水質基準値は0.04mg/㍑と非常に小さな値です、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の水道水質基準値10mg/㍑に比べると250分の1である事から毒性は250倍と見積もられている事が判ります。

一般財団法人千葉県薬剤師会検査センターへアクアカルテック浄水器持ち込んで行った除去性能試験では、
原水:亜硝酸性窒素濃度0.25mg/㍑を浄水器で浄水し、浄水:亜硝酸性窒素濃度<0.004mg/㍑(検出限界以下)の結果を得ています。

検査結果を単純に計算すれば98.4%の除去率となります。

但し通常の井戸水を検査する場合、亜硝酸性窒素NO2だけではなく、硝酸性窒素NO3も含まれています。仮に硝酸性窒素NO3が10mg/㍑含まれているとすれば、95%除去する浄水器を通過した浄水には0.5mg/㍑の硝酸性窒素NO3が残留する事になります。

やっかいな事に硝酸態窒素NO3が時間経過や熱などの影響で亜硝酸態窒素に変化してしまう様なのです。
僅か0.5mg/㍑の硝酸態窒素が、もし、10%亜硝酸態窒素に変化してしまったら、それだけで水道水質基準値を超えてしまいます。
その様な理由から浄水器設置後に確認の為行う水質検査は非常に神経を使いながら迅速に検査センターへ持ち込まなければなりません。


浄水器の取付工事です、浄水器用の蛇口の位置を左右どちらにしましょうか?シンク右側は直ぐ壁になっていてスペースも狭いのですが、浄水蛇口のハンドル手前に向けて設置する事にしました。お皿洗いなど水は既存蛇口を使用して頂き、洗米などの口に入るお水は浄水器専用蛇口から使用して頂きます。
逆浸透膜浄水器の純水は調理水/飲料水の他、電子ポットの内部が汚れる事もありませんし、スチームアイロンの給水などに使用するとスケールによる目詰まりを起こさなくなります。


シンク下には浄水器の本体と貯水タンクが配置されます、浄水器本体と貯水タンクはどちらもシンク下床に置いてあるだけで固定はしていません、それぞれを繋ぐフレキシブルなポリプロピレン製配管チューブも長さに余裕を持っていますので必要に応じて、それぞれ位置を変更する事も可能です。

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浄水器/アクアカルテック