貯水タンクのメンテナンス

浄水器の貯水タンク空気圧調整

空気圧の調整はタンク内を空にして空気圧ゲージで測定しながら調整します。空気圧の設定は0.5?0.7kg/平方cm、空気圧は気温により変動しますので、夏はやや低めに冬はやや高めにする必要があります。アクアカルテックでは表示数値の細かいPSI(=ポンド?スクエア?インチ)表示の空気圧ゲージを使用しています。

空気の補充は自転車の空気入れ、タンク側面にある空気補充口は自動車のタイヤと同じ補充口です。

貯水タンクの消毒
逆浸透膜浄水器は一般的な浄水器の様に蛇口先端からフィルターに空気が流入する事はなく、密閉経路ですのでバクテリアの侵入しにくい構造の浄水器です。また貯水タンク内は純水ですのでバクテリアの餌となる物質が存在しませんから、通常の水の様にバクテリアが繁殖する事はありません。

しかしながら消毒用塩素の無い水はバクテリアを殺す力がありませんし、長い時間を掛けてパッキンを回り込んでバクテリアが侵入する可能性も有り、浄水器に100%バクテリアが存在しないと言うことも、また、あり得ません。

そこで浄水器のタンク内を初期状態にリセットするのが貯水タンクの消毒です。逆浸透膜浄水器の純水に紫外線殺菌をする事も出来ますが、逆浸透膜に関する文献をあたると、後処理を考慮するより浄水器の使用頻度を高めることによりバクテリアなどの濃度を低い状態に保つ事が重要であるとされています。

つまり毎日たくさんの純水を使用する方が良好な水質で逆浸透膜浄水器を利用出来ると言うことですね。

浄水器/アクアカルテック