浄水器(逆浸透膜浄水器)入荷しました!


アクアカルテックの浄水器は台湾の工場とアメリカの工場で作っていて、それぞれ年に3~4回づつ、まとめて海外から輸入しています、今回は毎週の台風の影響で台湾工場からの船便が送れてしまいました、9月に入って予想以上に浄水器が出てしまいましたので、浄水器のご注文を頂いているお客様をお待たせして大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。

今回入荷しましたのは家庭用浄水器ACRT-550MPSです、昨日やっと荷持が到着し梱包内容確認、社内検品も無事終わり、出荷準備に入る事が出来ます、お客様のお手元に到着するまで今しばらくお時間を頂戴します。

浄水器は半完成品の状態で送られてきますので、お客様の元へお届けするまでには色々と手を加える必要があります、現地の工場へ赴いて何回か打ち合わせをしてきましたが、細かい部分の調整や、より信頼性の高い部品への一部交換などアクアカルテック仕様の浄水器として完成させて行きます。

具体的な例の一つとして配管チューブを接続するクイックコネクター、その中に使用するオーリングゴムパッキンに強度の低いパッキンが含まれている場合があります、強度が低い=軟らかいゴムパッキンの場合、使い始めは追従性が良く水漏れを起こしませんが、年数を重ねる毎に変形量が大きくなり
水漏れの原因となります。しかりした強度を持つゴムパッキンでなければ10年以上、長期間使用する浄水器には使用出来ません。

組み上げ後、細かい部品交換や調整を行った浄水器は試験運転を行います、ここで確認する主な項目は水漏れ、異音等、動作不良が無い事、除去率95%以上の確認、造水速度の確認を行います。

プレフィルターはテスト用のフィルターを使用しますが、メインフィルターの逆浸透膜は実際に納品するフィルターを使用して除去性能試験を行います、アクアカルテックが現在採用しているフィルムテック社の逆浸透膜フィルターは非常にエラーが少ない製品ですが、以前フィルムテック社以外の逆浸透膜フィルターも使用していた頃は社内検査で除去率が出ない、90%位までしか除去率の上がらないフィルターが結構な確率で出た事があります。

その様な経験を踏まえて、現在の社内検査では浄水器、一台一台の除去性能検査を行う様になっています。

浄水器の試験運転は通水後24時間以上の水漏れ検査確認を行い、その間に30㍑以上(貯水タンク3回分以上)の造水運転を行います、これらの試験にパスするとプレフィルターを新しいフィルターへ交換して梱包されお客様の元へ出荷されます。

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浄水器/アクアカルテック