浄水器(逆浸透膜浄水器) 設置事例:ACRT-550MPS さいたま市 T様

引き出し収納システムキッチンへの浄水器設置事例です。T様のシステムキッチンはオール引き出し収納で平面プランはL字型となっています。

引き出し収納奥の配管スペースに浄水器の本体を設置するスペースが確保出来ました、引き出しの奥の方に浄水器が設置されているのがおわかりになるでしょうか。

引き出しの奥を覗いてみると浄水器の本体があります、シンク下の給水管から分岐して赤いチューブで浄水器へ水道水を供給します、5ミクロン、活性炭、1ミクロンの下3本のプレフィルターで大きな不純物と水道水の遊離残留塩素を取り除いて4番めの逆浸透膜フィルターへ通水します。
プレポストカーボンフィルター3本は逆浸透膜フィルターの目詰まりと遊離残留塩素による膜溶解を防ぐ役割があります。

逆浸透膜フィルターで水道水から35%位の水分子を抜き取り、貯水タンクへ純水を貯めてゆきます、一般的な浄水器に使用されるフィルターよりはるか細かいフィルターですので、水自体もゆっくりとしか通過出来ません、膜自体はかなりの面積がありますが、それでも通過出来る水分子は1分間に180ml程度、これでは使用に耐えませんので、貯水タンクへ貯めてから使用します。

逆浸透膜浄水器の浄水が純水になるのは一般的な浄水器に使用される精密ろ過膜やセラミックフィルターより2段階以上細かいフィルターを使用しているからです、この様な細かいフィルターを運用するには様々な設定仕様が必要になりますので、逆浸透膜式の浄水器は、浄水器というより浄水装置の様な体裁となります。

貯水タンクは入隅部分の収納へ配置しました、平面L字プランのシステムキッチンではこの入隅部分が、いわゆる使いにくいデッドスペースが大きくなりがちですので、年に1回しか出し入れしない逆浸透膜浄水器の貯水タンク置き場としてはうってつけの場所です、貯水タンクは10㍑ありますので、洗米から使用しても充分な量です。

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浄水器/アクアカルテック