浄水器の除去性能試験を行いました。
千葉市では汚染地下水を利用せざるを得ない地域にお住いの方に対して浄水器購入費補助金制度があります。今まで有害物質は「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」1項目が対象となっていましたが、平成22年5月から12項目に増える事を受け、アクアカルテックの逆浸透膜浄水器についても新たに除去性能試験を行いました。
除去性能試験は第三者機関:千葉県薬剤師会検査センターの監視下で以下の様な手順で行われます。
①超純水に除去目的物質を規定量溶かして試験水を作ります。
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②実際の浄水器を千葉県薬剤師会検査センターへ持ち込み、試験水(=原水)を浄水器へ通水、10リットル以上通過後、浄水器を浄水(=処理水)を採水します。
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③試験水(=原水)と浄水(=処理水)の分析試験を行いその結果から除去率を計算します。
除去性能試験は原水と処理水の結果のみを表示している浄水器メーカーがありますが、それでは意味がありません、浄水器を使用した除去の過程が第三者の監視下で行われなければ、途中で不公正な操作が入る余地があり、何ら浄水器の除去性能の証明となりません。
浄水器の除去性能試験は浄水過程が第三者の監視下で行われていなければなりません。分析試験結果書に浄水器の名称・型式が記入されているのは試験機関が、その浄水器が使用されて除去性能試験が行われた事を確認している証となります。