浄水器の純水を貯水するタンク


逆浸透膜浄水器は高い除去性能を得るためにフィルター孔の大きさを極限まで小さくしていますので、浄水速度は非常にゆっくりです。
家庭用浄水器のACRT-550MPSで使用している逆浸透膜フィルターは50GPDは、24時間稼働した場合に50ガロン=189㍑の浄水が出来る容量のフィルターです。

1分当たりに割ると133mlでしかありませんので、この浄水の細さでは使用に耐えません、そこで逆浸透膜浄水器の場合は必ず貯水タンクとセットで運用する事になります。

貯水タンクの構造はイラストのように、内部に空気のボールの様なダイアフラムが内蔵されています、このダイアフラムがタンク内部一杯に張り付いている様な構造になっていて、そこへ浄水器で造られた純水を押し込んで行きます、タンク内の純水が約10㍑になるとタンク経路の水圧が上昇したのを感知して浄水器の運転が停止します。

浄水蛇口を開くと押し縮められたダイアフラムの復元力で純水を押しだし、シンク下の貯水タンクから浄水蛇口へ運びます。

10㍑の貯水量はご家庭での煮炊きには充分な量ですので、洗米から浄水器の純水を存分にお使い頂けます、ボトルウォーターと同様の純水を洗米から使用する安全安心、少し贅沢な気分になれます。

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浄水器/アクアカルテック