水と浄水器の話
弊社が浄水器の販売を始めた17年前は、様々な浄水器的な商品が有りましていわゆる疑似化学、ニセ科学が大手を振ってまかり通っていた時代でもありました。クラスターの小さい水、磁気活水器、還元水、麦飯石、波動、トルマリンに電子水と本当にたくさんのニセ科学が溢れていました。
現在ではインターネットの普及で、おかしな商品には科学的知見を持った方が直ぐにコメントを出して頂けるので、だいぶ少なくなりましたが、ついこの間まで水素水が大変なブームでしたよね。最近ではさすがに少なくなりましたが未だに「逆浸透膜浄水器の純水に水素を入れたい」なんてご質問を頂くこともあります。
弊社の考えは17年前から全く変わっていません、科学的根拠のはっきりしない商品は絶対に販売しません、また、水自体に病気を治したりする力はありません、水は薬ではないのですから、但し、水の中の有害物質が何らか健康に悪影響を及ぼしているとすれば、逆浸透膜式の浄水器は全て有害物質を95%以上取り除いて純水とする事で健康に寄与する事が出来ると考えています。
水は水分子と不純物の集合体でしかありません、水分子が何かの影響で物性が変わったり、何かの力を持つことはありません。水に何かを混ぜれば人体へ影響を与える事は可能ですが、もし大きな影響があるとしたら、それは薬と同様に考えなければなりません、つまり効能の有るものは副作用反作用を考慮しなければなりません。
効果のある薬は用法用量が決められていて、効果が強ければ医師の管理下で処方されなければなりません。
いくら飲んでも良い、たくさん飲むほど良い、などというものは、所詮、毒にも薬にもならないと言うことです。