浄水器のフィルター交換
弊社の場合、逆浸透膜浄水器のフィルター交換/メンテナンスはご家庭の場合、基本的に年に１回お勧めしています。逆浸透膜式の浄水器は４本から５本の多段式フィルターで構成されていますが、毎年全てのフィルターを交換する訳ではありません。
逆浸透膜浄水器の他の浄水器方式に無い特徴として除去率が計測出来る、という事がありますので、弊社ではメンテンナンスにお伺いしたときにメインフィルターである、逆浸透膜フィルターの除去率をTDSメーターで先ず確認して、どこまでのフィルターを交換するかをお客様と相談しながら決めてゆきます。
除去率が９５％以上出ていて、１分間当りの造水速度が規定量以上出ていれば逆浸透膜フィルターは良好な状態を保っています。
これで浄水の味、臭いなどに問題がなければアンダーシンクタイプの場合、手前３本のプレフィルターの交換のみで大丈夫です。
もし、お客様が味や臭気に異常をお感じの場合は逆浸透膜フィルターの後に配置されたポストカーボンフィルターを交換する場合があります。
浄水器のメンテナンスで行う項目は
１．プレフィルターの交換（逆浸透膜フィルターを保護する役割があります。）
２．除去率低下、目詰まりのいずれかの症状が出ている場合は逆浸透膜フィルター+ポストカーボンフィルターの交換
３．貯水タンクの空気圧調整、内部の消毒
４．浄水器の全体的な調整
となります。
