逆浸透膜浄水器の純水はミネラルのない水?①
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よく頂くご質問です、「ミネラルが無い逆浸透膜浄水器の純水は体に良くない不自然な水だと聞きましたが」確かに逆浸透膜浄水器の純水にはミネラルが存在しません。
ミネラルは人間に必須の成分ですが、水に含まれるミネラルを重要視する必要は全くありません、大きな理由は2つ、一つは日本の場合、含有するミネラル濃度が基本的に低い軟水である事、もう一つは水に含まれるミネラルは無機ミネラルなので、動物植物から摂取する有機ミネラルと異なり人体への吸収効率は非常に低くなります。
水に溶けているミネラルは量が少なく、吸収効率が悪い、この二つの理由から栄養としての意味はありません、皆さんが利用されるミネラルのサプリメント、例えば亜鉛、鉄等のサプリメント、これは亜鉛や鉄を単に粉にして錠剤化しているのではありません、イースト菌など人体に無害な菌に食べさせて有機ミネラル化した鉄をサプリメントにしています、これは人体への吸収効率考慮しての事です。
この様に微量かつ吸収効率の悪いミネラルを水から摂取する為には大量の水を飲まなければなりません、米国の人はミネラル好きの日本人を揶揄して「ドラム缶一杯の水を飲むのか、コップ一杯の牛乳を飲むのかの選択だ」などと言います。
また浄水器の純水は不自然、にも異議があります、地表や海面から蒸発して作られる雲、雲を構成する水蒸気は不純物の無い水です、高山に降り積もった雪を溶かせば、その水は逆浸透膜浄水器の純水とほぼ同じ水です、雪を溶かした水や湧き水と同じ不純物の無い水が不自然という話は無いでしょう、水=水分子+不純物でしかなく、水分子は自然の力や長い年月を経ても決して変わることはありません。