逆浸透膜浄水器はミネラルの無い水?②

基本的に浄水器の宣伝文句に「(体に必要な)ミネラルを残します」といった表現がある浄水器はミネラルの様に溶けて小さくなった有害物質は除去できないとお考え頂いて間違いありません。

ミネラルというと皆さんはカルシウムやマグネシウムなど必須栄養素のミネラルを思い浮かべるでしょうが、ミネラルとは金属の事ですから人体に有害な水銀、鉛、カドミウムなどもミネラルです。金属の種類に依って水中に溶けてイオン化したミネラルの大きさに多少の差異はありますが、浄水器のフィルターで選別する不純物の大小から見ると、イオン化したミネラルは原子単体と同じ大きさで、その種類毎の僅かな大きさの差で選別すべく、浄水器に使用するフィルターの孔の大きさを調整出来る程の差になりません。

つまり水中に溶けて存在するミネラルは全て残すか、全て分離除去するかの二者択一となります。

フィルターの孔が大きくてミネラルを全て通過させる一般的な浄水器、フィルターの孔が小さくてミネラルを除去して純水を造る逆浸透膜式の浄水器、どちらが安全な水を造る浄水器なのか答えは明解です。

元々、日本の河川水はミネラル濃度が低く、上流へ遡るほど、逆浸透膜浄水器の純水へ近づいて行きます、下流域の水道水で上昇したミネラルの多くは上流域の下水を由来とするミネラルです、これは浄水に残して体に入れたいミネラルですか?

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浄水器/アクアカルテック