地下水汚染対策で指定される浄水方式は逆浸透膜浄水器
地下水、つまり井戸水で生活をされている方、東京23区内にお住まいの方には意外に思われるかも知れませんが、市街地から離れた地域にも住宅はあり、農業を営んでいる方や閑静な住まいを求めている住んでいる方など理由は様々です。
電気の通らない所ではさすがに生活するのが大変ですが、電気さえきていれば、水道の代わりに井戸を掘る、ガスはプロパン、最近ならオール電化もありでしょう。
アクアカルテックの所在する千葉市でも市街地から離れると水道が敷設されていない地域に住宅がかなりあります、その様な方々は井戸を利用されているのですが、田畑やゴルフ場などで大量に撒かれる肥料を由来とする硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素や土壌由来のヒ素が検出されてしまって「飲用不可」の判定が出てしまうケースがあります。
千葉市の場合、この様な汚染地下水に対して、それを改善出来る浄水器を購入する場合に助成金制度があります、その額は購入費の消費税を除き90%と非常に手厚いものです。
但し、補助金対象となっている浄水器は逆浸透膜式の浄水器のみです、他方式の浄水器は一つもエントリーされていません。補助対象となる浄水器は事前に除去性能試験を行ってその試験結果書を添付して浄水器のメーカー型番を市へ登録します。この除去性能試験は第三者機関へ浄水器を持ち込んで、第三者の監視下で原水が浄水器へ入り、浄水として出てくるまで試験を行われる厳格なものです。
他方式の浄水器でも逆浸透膜浄水器に匹敵するような性能があればエントリー出来ると思いますが、まあ、無いですね。
高性能浄水器を謳いながら「水道水専用なので」と逃げてしまう汚染井戸水でも逆浸透膜浄水器は95%以上の除去率で飲用可能な安全で美味しい純水を作ります。