硬い水、柔らかい水?
「この水は硬いね、この水は軟らかい」と水を評する場合があります、水が氷になれば明らかに硬いですが、この場合は水の硬軟ではなく、水に含まれるミネラル濃度によって下に残る後味を指している様です。
ナチュラルウォーターのボトルに硬度表示がされている場合もありますので、硬い水、軟らかい水となるのですが、硬度が示す内容はカルシウムとマグネシウムがどの位溶けているのかを表しています。
現在ではミネラルウォーターの味覚指標となっている硬度ですが、元々はボイラーの配管内に出来るスケール、管石の発生しやすい水で有るか否かを判断する指標でした。ですから硬い水と言っても水自体が硬くなる訳ではありません、カルシウム、マグネシウムの多い水と言うことです。
水は温度が低くなると粘性が高くなりますので、冷たい水は硬い水、温い水は軟らかい水と言えると思いますが、硬水は下に後味の残る水、軟水はすっきりと舌触りの良い水となります、どちらを好まれるかは人それぞれです。
逆浸透膜浄水器の純水は軟水、それも超軟水の水です、山間の雪解け水が成分的には非常に近い水です、観光地に行くと湧き水を汲める場所をよく見かけます、場所によっては大きなポリタンクを持った人が列を作っているのもよくある光景です。
これらの湧き水をTDSメーターで計測すると不純物量は10~20ppmと非常に純水に近いところが多く、逆浸透膜式の浄水器と非常に近い水です、逆浸透膜浄水器が有れば、自然の湧水と同様の美味しい水が好きなだけ使えます、もちろん安全な水です。