工業用純水の代わりに逆浸透膜浄水器を使いたい


医療現場や美容、工場などで使われる工業用純水という水があります、1㍑当りのコストは100円位と大量に使用するには高額な水となっています。この工業用純水のコストを逆浸透膜浄水器のコストに置き換えられないかと、ご質問を頂くことがあります。

工業用純水と似た製品で薬局で販売されている精製水があります、精製水となると少し幅があるようです、昔は蒸留水と言っていましたが、薬局の人に聞くと安価な精製水はイオン交換膜でざっと処理しただけで品質の良くないものもあるので要注意との事です。

工業用純水の判り易い用途は歯科医院などで器具の殺菌を行うオートクレーブ、高温高圧の蒸気で殺菌消毒をする機械です、その高温高圧の蒸気を噴き出すノズルは非常に細く、不純物の含まれた水道水を使用すると目詰まりを起こしてしまいます、美容に使用されるスチーマーも同様です。

これらの機器保全の為に工業用純水を使用する訳ですが、コストが高く逆浸透膜浄水器の純水なら使用できるのでは、とお考えになるのでしょう。逆浸透膜式の浄水器が造る純水は電気抵抗値から考えても、この様なシーンで純水と言って差し支えないレベルの純度ですが、工業用純水と差が有るのかどうか詳細な部分は正直判りません。

ただオートクレーブに使用する目的でアクアカルテックの浄水器を導入されている歯科医院のユーザー様は結構いらっしゃいます、また重機用バッテリーの再生工場でも工業用純水の代わりに弊社浄水器を使用されているユーザー様がいらっしゃいます。

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浄水器/アクアカルテック